音楽学部パンフレット2024|武庫川女子大学

音楽学部演奏学科では、多様な音楽表現の追求と舞台上の実践を通し、演奏家として、また音楽教育者として活躍できる人材を育てます。応用音楽学科では、音楽療法、アートマネジメント、音楽教育といった音楽の専門知識・技術を社会に応用できる専門家を養成します。いずれの学科も実技レッスン科目はすべて個人レッスンであり、クラス授業も少人数です。


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POINT1POINT2POINT3音楽療法士の受験資格や中高教諭免許状が取得できる日本音楽療法学会認定音楽療法士や中・高音楽教諭などの資格取得を目指したトレーニングをニーズに合わせてしっかりと行います。少人数ゼミで興味に応じて音楽を学べる実習や音楽企画で身に付く社会人基礎力研究テーマに沿ってゼミに分かれ、音楽療法、音楽活用、音楽教育や音楽心理学などを追究することができます。福祉や医療機関などでの音楽療法実習、学外で開催するコンサートの企画・運営などを通し、幅広い社会人基礎力を身に付けます。音楽療法専修音楽活用専修音楽療法では、音楽の持つ多様で豊かな要素を活用して、様々な疾病や障がいを抱える人々への対人援助を行います。そのためには、臨床現場で相手のニーズに合わせて音楽を柔軟に使いこなす応用力や、医療、心理、福祉など関連領域についての幅広い知識が必要です。音楽療法専修では、音楽が人間の心や身体に及ぼす様々な影響について学びつつ、音楽を通して人を支える専門家を育成します。音楽療法士になるために必要な日本音楽療法学会認定音楽療法士(補)の試験においては、毎年高い合格実績を挙げています。(2023年1月実施試験合格率92.3%:受験者13人、合格者12人)音楽活用専修では、社会の中で音楽の持つ力を積極的に活用していくことを学び、アートマネジメントや音楽教育、音楽心理学などの専門領域をより深く学びます。実践的なノウハウに加えて、学術的に芸術と社会の関わりを考えながら、学内外のコンサートの企画・運営を行うほか、音楽教育や音楽の演奏・聴取に必要な知覚認知、そのほか心の働きや行動について研究することができます。コンサートホールなどの企画運営部門担当者のような音楽を活用するプロフェッショナルや音楽の指導者など、音楽を通して広く社会に働き掛けていく専門家の育成を目指します。StudentsVoice在学生からのメッセージ応用音楽学科音楽療法専修4年(兵庫県立須磨友が丘高等学校)川田綺沙羅さん進路に悩んでいた高校生の時、音楽療法士という職業があることを知り、音楽療法を学べる本学科に進学を決めました。音楽学部と聞くと、ソルフェージュや音楽史など、音楽に関する専門的な科目が多いように感じると思いますが、音楽療法を学んでいると福祉や心理学など幅広く受講するので、この4年間で様々な分野に興味を持つことができました。また、大学生活のほとんどがコロナ禍でしたが、実習も充実していました。友達と意見を交換して協力し合ったり、先生から的確なアドバイスをいただきながら進めることができたと思います。また、実際に音楽療法士として働いている方の仕事場を見学させていただいたり、クライエントに音楽療法を実践する貴重な機会があり、実習は良い経験になりました。同じ目標をもった友達と授業を受けることで、良い刺激をもらえることが多く、有意義な学校生活を送ることができていると感じます。これからも切礎琢磨し合いながら成長し続けたいです。応用音楽学科音楽活用専修4年(兵庫県立加古川西高等学校)但馬祥音さん私は、幼稚園の頃からピアノを習っていましたが、進路を決める際に、ピアノの技術の向上だけでなく音楽全般の知識をより深めたいと思い、応用音楽学科を選びました。この学科では、楽器の演奏技術の向上だけではなく、音楽療法、音楽心理学など、自分が興味のある音楽について学ぶことができます。大学に入学してからは、大好きな音楽と共に過ごす毎日でとても楽しく、充実していると感じます。そして、少人数制であるため、他学部よりも学生と先生との距離が近いと感じます。3年次から始まる演習(ゼミ)では、4年次の卒業必修科目である卒業論文に向けて準備します。一つのゼミに所属している人数が10人以内で、それぞれのゼミ担当の先生方の熱心なご指導の下、自分の学びたいことを深めることができます。大学生活最後の1年ですが、卒業後は4年間で学んだことを生かすことのできる仕事がしたいと考えています。そのためにも、残りの大学生活で多くのことを学び、社会に出た時に音楽の楽しさを伝えられるような人になれるよう、日々精進していきたいと思います。MukogawaWomen'sUniversitySchoolofMusic5


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