音楽学部パンフレット2025|武庫川女子大学

演奏学科では、定員30人という少人数体制。個人レッスン、ソルフェージュ、和声法、作・編曲法など、徹底した指導で音楽の基礎力と応用力の向上を図るほか、学内でのコンサートをはじめ、ソリストとしてオーケストラと協演するなど、演奏会への出演チャンスにも恵まれています。応用音楽学科では、音楽を社会に生かす専門家を養成。ピアノと声楽の個人レッスンや実用的な楽器の授業を通じ、現場で必要な演奏技能や音楽の知識を修得します。「音楽療法専修」では医療・心理・福祉などを広く学習し、「音楽活用専修」では音楽教員や文化施設の企画運営などに必要な専門性を高めていきます。


>> P.11

演奏会・講演会紹介定期演奏会甲子園会館の音楽會12月に定期演奏会を開催。会場は公江記念講堂(定員2,430席)です。合唱」合奏」の授業の成果を発表する場でもあり、オーケストラとともに演奏する醍醐味を味わうことができます。2023年度はJ.ラター「Forthebeautyoftheearth」、新実徳英女声と連弾ピアノのための合唱曲集「ねむの木震ふ」より『Ⅷ.壁きえた』、信長貴富女声合唱曲集「うたをうたうとき」、F.メンデルスゾーン「序曲リュイ・ブラース作品95」、L.v.ベートーヴェン「交響曲第1番ハ長調作品21」を演奏しました。2024年度は2024年12月14日開催予定です。音楽療法講演会年3回、国登録有形文化財(文化庁)である甲子園会館(上甲子園キャンパス内)において演奏会を行っています。この演奏会は広く一般に開かれたもので、遠方からも多数の来場者があります。学生、卒業生、教員や著名な演奏家が出演。音楽学部が開催するものとして、楽しみながらも知識を得られるよう工夫したプログラムを提供しています。3回のうち1回のコンサートは、音楽学部有志が企画・運営。オーディションによって選ばれた学生がオーケストラと協演する回、教員が出演する回などがあります。クラシカルでレトロな会場の雰囲気と相まって、毎回「大変豊かな時間を過ごすことができた」と好評をいただいています。武庫川新人演奏会「音楽療法」に関連した講演会を毎年開催。講師には、音楽療法の第一人者や音楽家、また海外からはヨーロッパ音楽療法連盟会長やアジアを代表する音楽療法士を招いています。2024年2月には、第13回を開催しました。これまで音楽心理療法や療育的音楽活動など、各講師の多岐にわたる専門領域における長年の豊富な実績から、様々な音楽療法やその手法を紹介し、手作り楽器や即興演奏の実演、打楽器の体験セミナーなども行いました。このほかにも講演会の一環としてシンガポールの聴覚特別支援学校生徒によるコンサートを開催し、子どもたちが素晴らしい演奏を披露しました。学生や特別支援教育に携わる教職員、音楽療法士や福祉関係者、障がい児の保護者、学生などが参加し熱心に聴講され、講演の後は活発な質疑が行われています。武庫川新人演奏会は、演奏家としてのデビューを飾る演奏会です。学外のホールで開催し、出演者は、演奏学科「卒業演奏」(4年次後期科目)の成績優秀者です。2023年度の卒業生は、兵庫県立芸術文化センター小ホールで4年間の成果を披露。卒業したばかりの新人演奏家はこれまでお世話になった方々への感謝とこれから社会に羽ばたく決意をもって演奏しました。MukogawaWomen'sUniversitySchoolofMusic10


<< | < | > | >>