音楽学部パンフレット2025|武庫川女子大学

演奏学科では、定員30人という少人数体制。個人レッスン、ソルフェージュ、和声法、作・編曲法など、徹底した指導で音楽の基礎力と応用力の向上を図るほか、学内でのコンサートをはじめ、ソリストとしてオーケストラと協演するなど、演奏会への出演チャンスにも恵まれています。応用音楽学科では、音楽を社会に生かす専門家を養成。ピアノと声楽の個人レッスンや実用的な楽器の授業を通じ、現場で必要な演奏技能や音楽の知識を修得します。「音楽療法専修」では医療・心理・福祉などを広く学習し、「音楽活用専修」では音楽教員や文化施設の企画運営などに必要な専門性を高めていきます。


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本学部は、大好きな音楽を追求できる恵まれた環境にあり、充実した学生生活を送ることができました。また、少人数制でアットホームな本学科では、温かくご指導くださる先生方や、共に学び切磋琢磨し合える友人と親密に関わることができました。在学中は、海外から来られた先生の特別レッスンや、海外研修、そして、たくさんの演奏機会がありました。これらの経験は、私がヨーロッパで音楽をより深く勉強したいと思うきっかけとなりました。卒業後、専攻科を経てハンブルク音楽院に留学し、現在はドイツのヴュルツブルク音楽大学大学院修士課程に在籍しています。ピアノソロに加えて、合唱や室内楽を学び、新しい仲間との出会いもあって、日々良い刺激を受けています。大学生活で学んだ知識と実践がベースとなり今に生かされています。音楽を継続することができていることに日々感謝し、豊かな音楽」を追求していきたいと思います。私が感じている音楽学部の魅力は、先生方が本当に親身になってご指導くださること、そして手を伸ばせば、多くの学びと機会を得られることです。在学中、先生方には私の特長を生かした課題に挑戦する機会を沢山与えていただきました。自分の至らなさに落ち込むこともありましたが、私よりも私を信じてくださる先生方のおかげで乗り越えることができました。今も人前でパフォーマンスができるのは、あの頃があったからだと思います。卒業後は、舞台やライブ、映像作品の出演、司会業など多方面のことにチャレンジしています。今はクラシック音楽以外のコンテンツに関わることが増えましたが、大学時代に学んだことがまるで何かの巡り合わせのように、予想外のチャンスを与えてくれることがあります。役に立つもの」から「意味があるもの」の価値が高まっていく時代ともいわれますが、何かのためにだけではなく、ただ音楽が好きという思いで、尊敬する先生方に見守られながら音楽に向き合った期間は、私にとって、とても意味のある時間でした。卒業後に訪ねると温かく迎えてくれる大学の皆様方へ感謝の気持ちを持ちながら、今後も表現活動を続けていきたいと思います。私は新卒入社した会社で今も充実した日々を送っています。在学中は社会人になるまでの準備期間だと考えていたため、学内外問わず興味があることにはチャレンジしました。学内では文化祭実行委員として活動し、長期休暇中の教職の集中講義で毎日友人と切磋琢磨したことは今でも素敵な思い出です。学外では様々なアルバイトやボランティアを経験したことで視野が広がり、就職活動に役立ちました。就職活動では自分自身が好きなことやワクワクすることを大切にして就職活動を行い、縁あって第一志望だった会社に入社することができました。仕事で立ち止まることもありますが、今日がダメでも明日につながると信じて、前向きな気持ちで日々過ごしています。それは練習やレッスンなどで行き詰まっても演奏会や定期試験での達成感を感じた経験があったからだと思います。今もその経験が生きています。これからの目標は感謝の気持ちを忘れずにたくさん笑うこと。これからも興味を持ったことには恐れずチャレンジして後悔しないように過ごしていきます。大学を目指すみなさんも、総合大学だからこそ学部内外の影響を受けながらのびのびと充実した大学生活を送っていただきたいです。NoirkoaimIドイツ国立ヴュルツブルク音楽大学大学院在学中今井紀子さん2020年度演奏学科ピアノ専修卒業2021年度音楽専攻科器楽専攻修了(兵庫県立西宮高等学校)muarnoNoakuzSu株式会社トルチュリール野々村紗香さん2018年度演奏学科声楽専修卒業2019年度音楽専攻科声楽専攻修了(兵庫県立西宮高等学校)卒業生からのメッセージHakiSasahiyアニエスベージャパン林佐紀さん2021年度演奏学科声楽専修卒業(武庫川女子大学附属高等学校)13MukogawaWomen'sUniversitySchoolofMusic


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