音楽学部パンフレット2024|武庫川女子大学

音楽学部演奏学科では、多様な音楽表現の追求と舞台上の実践を通し、演奏家として、また音楽教育者として活躍できる人材を育てます。応用音楽学科では、音楽療法、アートマネジメント、音楽教育といった音楽の専門知識・技術を社会に応用できる専門家を養成します。いずれの学科も実技レッスン科目はすべて個人レッスンであり、クラス授業も少人数です。


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定期演奏会12月に定期演奏会を開催。会場は公江記念講堂(定員2,430席)です。「合唱」「合奏」の授業の成果を発表する場でもあり、オーケストラとともに演奏する醍醐味を味わうことができます。これまで、ヘンデル「メサイヤ」やモーツァルト「レクイエム」などの代表的な宗教曲を演奏してきました。2022年度は三善晃女声合唱のための「三つの抒情」、信長貴富女声合唱とピアノのための「百年後─タゴールの三つの詩─」、A.ドヴォルザーク序曲「謝肉祭」作品92B.169、G.ビゼー「アルルの女」第二組曲を演奏しました。甲子園会館の音楽會年3回、国登録有形文化財(文化庁)である甲子園会館(上甲子園キャンパス内)において演奏会を行っています。この演奏会は広く一般に開かれたもので、遠方からも多数の来場者があります。学生、卒業生、教員や著名な演奏家が出演。音楽学部が開催するものとして、楽しみながらも知識を得られるよう工夫したプログラムを提供しています。3回のうち2回のコンサートは、音楽活用ゼミが企画・運営。オーディションによって選ばれた学生がオーケストラと協演する回、教員が出演する回などがあります。クラシカルでレトロな会場の雰囲気と相まって、毎回「大変豊かな時間を過ごすことができた」と好評をいただいています。音楽療法講演会「音楽療法」に関連した講演会を毎年開催。講師には、音楽療法の第一人者や音楽家、また海外からはヨーロッパ音楽療法連盟会長やアジアを代表する音楽療法士を招いています。2022年7月には、第12回を開催しました。これまで音楽心理療法や療育的音楽活動など、各講師の多岐にわたる専門領域における長年の豊富な実績から、様々な音楽療法やその手法を紹介し、手作り楽器や即興演奏の実演、打楽器の体験セミナーなども行いました。このほかにも講演会の一環としてシンガポールの聴覚特別支援学校生徒によるコンサートを開催し、子どもたちが素晴らしい演奏を披露しました。学生や特別支援教育に携わる教職員、音楽療法士や福祉関係者、障がい児の保護者、学生などが参加し熱心に聴講され、講演の後は活発な質疑が行われています。武庫川新人演奏会武庫川新人演奏会は、演奏家としてのデビューを飾る演奏会です。学外のホールで開催し、出演者は、演奏学科「卒業演奏」(4年次後期科目)の成績優秀者です。2022年度の卒業生は、兵庫県立芸術文化センター小ホールで4年間の成果を披露。卒業したばかりの新人演奏家はこれまでお世話になった方々への感謝とこれから社会に羽ばたく決意をもって演奏しました。MukogawaWomen'sUniversitySchoolofMusic13


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