音楽学部パンフレット2026|武庫川女子大学

演奏学科は定員30人という少人数体制。個人レッスン、ソルフェージュ、和声法、作・編曲法など、徹底した指導で音楽の基礎力と応用力の向上を図るほか、学内でのコンサートをはじめ、ソリストとしてオーケストラと協演するなど、演奏会への出演チャンスにも恵まれています。応用音楽学科では、音楽を社会に生かす専門家を養成。ピアノと声楽の個人レッスンや実用的な楽器の授業を通じ、現場で必要な演奏技能や音楽の知識を修得します。「音楽療法専修」では医療・心理・福祉などを広く学習し、「音楽活用専修」では音楽教員や文化施設の企画運営などに必要な専門性を高めていきます。


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MessagefromMUKOJOOGMukogawaWomen'sUniversitySchoolofMusic14私は高校時代に、大好きな音楽を続けたい、そして小学校の先生として働きたいという二つの夢を持っていました。そのため、他学科の科目を聴講することで小学校2種免許を取得するチャンスがある総合大学の本学を志望しました。音楽学部は少人数であるため、先生方との距離が近く、個人レッスンも充実していて音楽を深く学ぶことができました。また、総合大学の強みである他学部の科目を受講したことから、他学部の学生との交流で就職の情報を得て、将来の幅が広がりました。私は、教員免許を取得するために教職課程を受講し、教員採用試験に向けた特別講座にも参加していました。そこでは、採用試験に向けた勉強はもちろん、面接練習や実際に教員経験のある教授の経験やアドバイスを聞くことができ、大変勉強になりました。同じ目標を目指す仲間達と励まし合い、合格を手にすることができた時の喜びは忘れられません。教員として働き始め、自分の想像していた世界とのギャップに驚きもありましたが、やりがいをとても感じています。また、大学時代の経験が非常に生きていると感じる場面が多々あります。まだまだ学び続ける毎日ですが、自分自身が楽しみながら子ども達と向かい合っていきたいと思います。音楽の特性を生かした仕事がしたいと感じていた私は音楽療法士を目指し、本学への入学を決めました。在学中には音楽の魅力や演奏技術等、先生方から温かいご指導をたくさんいただきました。また、学部の幹事長を務めたことで伝える力や傾聴力を身に付けることが出来たと感じています。卒業後は岡山県にある病院で音楽療法士兼、リハビリ助手として勤務しています。まだまだ未熟ではありますが、同期や先輩方からアドバイスをいただきながら業務に取り組んでいます。臨床では、入院患者様や地域の皆様に音楽療法を行っています。どのような場面であってもまずは患者様の声に耳を傾け、寄り添うことを大切にしています。実際に患者様から「あなたには話しやすい」と声をかけていただくとがあり、在学中に得たスキルを生かすことができていると感じています。今後も機能の改善、心身の活性化の一つの方法として音楽療法があってよかったと感じていただけるよう、日々研鑽に励んでまいります。本学は総合大学であり、音楽の知識はもちろんのこと、人間力も磨くことができると感じています。同じ志を持つ仲間と切磋琢磨し合い、充実した大学生活を送ってください。神戸市小学校教諭増田真奈美さん2023年度演奏学科器楽専修(ホルン)卒業(姫路市立琴丘高等学校)医療法人和香会倉敷スイートホスピタル東埜真祐さん2021年度応用音楽学科卒業(大阪府立市岡高等学校)


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