心理学科パンフレット2026|武庫川女子大学

心理学科では、人の心に関わる様々な社会の課題に対応できるよう、「臨床」「実用」「研究」の3つの科目群から心理学の知識とスキルを修得します。心理学の研究方法や調査方法、実社会で生かされている研究結果なども広く学びます。また、社会問題に根差した体験的な心理学の学びを通して、自らが課題を発見し解決する力を養成し、社会とビジネスに新たな発想を生かすことができる人材を育成します。


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学科長メッセージ心とは何でしょうか?心は私たちの内側に確かに「ある」ように感じます。また、心の大切さを否定する人もあまりいないでしょう。にもかかわらず、心とは何かと問われると、私たちは返答に困るのです。不思議ですね。心理学でも「心とは何か」という難問は保留扱いです。心理学で実際にやっているのは、人の行動や脳、あるいは人と人との関係に法則性を見いだすこと、さらに、その法則性を社会活動や人々への支援に適用することです。多様性が重視されるこれからの社会では、互いの価値観の理解と尊重がとくに大切になります。そのために心理学の意義は今後ますます大きくなるでしょう。私たちとともに、これから」の学問である心理学を学んで、社会に役立つ「何か」を探求しませんか。いつの日か「心とは何か」が明らかにされるのを夢見ながら。心理学科学科長萱村俊哉教授学科の特長臨床系対人援助の手法やカウンセリングに関する知識など、臨床現場での実践に役立つスキルを身に付けます。研究系実験・データ分析など、研究に必要なスキルを磨き、自ら問題を設定して答えを導く力を身に付けます。実用系人と社会を多角的に理解する知識や、他者と協働するスキルを磨き、社会で活躍する力を身に付けます。学びのポイントPoint1Point2Point3臨床、実用、研究の側面から、多様な心理学の知識とスキルを学ぶ身近なケースを題材に、学生自らが課題を発見し、解決方法を生み出す討議型授業日常の幅広い課題に取り組み、解決に向けて自分の考えを発信する実社会でのフィールドワークDepartmentofPsychology02


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