健康生命薬科学科パンフレット2026|武庫川女子大学

健康生命薬科学科(4年制)の学びは、「文理融合の新しいサイエンス」。薬の専門知識に加え、化粧品や健康に関する科学的な知識を修得し、様々な研究に挑みます。そのため本学科には全国から意欲的な学生が集まり、自ら描く未来へ向けて学びを深めています。目指すは、バイオ創薬・化粧品・機能性食品・医薬品創製という幅広い分野で、世界を舞台に活躍する薬科学者の育成。ここは、それがかなう場所です。


>> P.5

earnLnigPoints!実は…一般的な大学の卒業研究は、卒業学年の1年間で行い本学科では3年次から研究室に4年間の集大成となる卒業研究発表会に向けて、各研究室での研究活動が始まります。自分のペースインコースザデ薬創学びのポイント3年〜イオバ未来実験を通じて乳がんの謎を探求中。女性の健康への貢献を目指します。H.N.さん女性にとって重要な健康課題である乳がんについて研究したいと思い、このコースを選びました。私が注目しているのは、がんになると筋肉がやせていくメカニズム。信頼できる先生や仲間とともに実験を重ねており、私の研究が未来の医療や人々の健康に貢献できるかもしれないと思うと、とてもワクワクします。研究室では、何かイベントや行事は行われますか?各研究室では、学生主体で歓迎会や忘年会などのいろいろなイベントが開催されています。研究室に所属したら、新しいイベントを企画してみるのも面白いですよ。乳がんで苦しむ人、悲しむ人を限りなくゼロにしたい。乳がんは、日本人女性が最も多くかかるがんであり、その仕組みには未だ多くの謎があります。その進行の仕組みを解明し、乳がんにかかっても心身に負担となる手術をせずに、薬だけで治せる治療方法の実現を目指して、学生と研究を進めています。〈卒業論文テーマ〉●乳がん死細胞製剤を利用した抗腫瘍効果●トリプルネガティブ乳がんの温度応答性機構の解明と新治療戦略の開発●タモキシフェンの適応拡大を狙った亜鉛併用による難治性乳がん治療法の開拓●亜鉛トランスポーターZIP7を標的とした乳がん治療法の新展開〈学会発表〉●タモキシフェン耐性獲得乳がん細胞の休眠様状態と新治療戦略●がん悪液質の骨格筋萎縮に対するタウリンの効果●既存薬による鉄依存性フェロサイトーシスの制御を介した難治性トリプルネガティブ乳がんの新治療法の開発他にも多数実績あり!う!に研究しよ緒一と私がん制御バイオテクノロジー領域中瀬朋夏教授05カリキュラム(主な科目)〈基礎〉●機能生理学●基礎薬理学●病態疾病学〈応用〉●製剤フロンティア科学●薬物動態学●薬物送達システム開発論〈発展〉●未来創薬デザイン論●先進ウィメンズヘルス学●医薬品開発論コース概要・専門領域女性特有の病気や医療・創薬デザインについて、領域を超えた多様なスタイルで学びます。●がん制御バイオテクノロジー領域暴走する乳がん細胞をコントロールする新治療法を開発して、がん治療イノベーションの実現を目指します。●創薬分子デザイン開発領域武庫女発分子・ナノシステムを用いて、生命や病気の仕組みを解き明かし、未来の「薬のデザイナー」を目指します。


<< | < | > | >>