健康生命薬科学科パンフレット2025|武庫川女子大学

「文理融合の新しいサイエンス」。薬の専門知識に加え、化粧品や健康に関する科学的な知識を修得し、様々な研究に挑みます。そのため本学科には全国から意欲的な学生が集まり、自ら描く未来へ向けて学びを深めています。目指すは、バイオ創薬・化粧品・機能性食品・医薬品創製という幅広い分野で、世界を舞台に活躍する薬科学者の育成。ここは、それがかなう場所です。


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毛穴までチェック!「肌分析機」も活用。顔を特殊な光源で撮影し、毛穴やシミなどの肌状態を調べることができます。化粧品の有用性を評価するなど、研究活動でも利用されています。イエンスコースカリキュラム(主な科目)〈基礎〉●化粧品学総論●東洋美容学基礎●皮膚科学〈応用〉●化粧品開発論●臨床化粧品学●化粧と香りの心理学〈発展〉●化粧品製剤学●化粧品学実験●実践化粧品学ますが所属して、研究活動がスタート!くりと研究に打ち込みながら専門性を身に付けることができます。スメティックサィックサコ実際に自分の手を動かしながら、化粧品について学べます。高城茉依さん「化粧品について学ぶ」という軸が自分の中にあったので、コースや研究室選びに迷いはありませんでした。研究では、些細なミスが実験結果に影響してしまいます。その中で、仮説通りの結果が得られたときはとても嬉しいですし、逆にうまくいかなかった場合は新たに仮説を立て、検証することを大切にしています。就職活動が不安です。研究室では何かサポートはありますか?先生や先輩が、就職相談にのってくれます。また、3・4年次でじっくりと卒業研究に取り組めるので、就職活動で研究について問われても自信を持って回答できると思います。コース概要・専門領域化粧品の処方構成や有用性、美と健康にかかわる知識を学びます。●皮膚生理学領域●化粧品製剤科学領域皮膚細胞や皮膚モデル、毛髪を使用して、新しい化粧品化粧品の処方や成分を研究して、高機能な化粧品の創製に取り組みます。成分の探索や、その作用メカニズム解析を行います。界面活性剤ミセル水溶液相・化粧水・シャンプー逆ミセル油溶液相・クレンジングオイル・化粧オイルバイコンティニュアスマイクロエマルション相・リキッドメイク落としスポンジ相・クレンジングローション化粧品のミクロな構造を解析・進化させ、新たな化粧品・洗浄剤を創製します。〈卒業論文テーマ〉●武庫川女子大学生のための化粧水開発―製品開発と効果検証―●化粧水タイプ別の比較に関する評価法の確立●角層カタラーゼ活性の年間変動と紫外線照射による直接的な影響について●気相下での角層プロテアーゼによるインシュリン分解―界面活性剤の影響―●化粧品に使用される界面活性剤が表皮角化細胞中の活性酸素種量に及ぼす影響について〈学会発表〉●SIRC-STE法による精油の眼刺激性試験〜細胞生存率と抗酸化能の相関について〜●ブリーチによる毛髪タンパク質のカルボニル化に対するγ-ドコサラクトンの抑制効果他にも多数実績あり!06遺伝子からヒトレベルまで、化粧品のサイエンスを探究。う!に研究しよ緒一と私皮膚細胞や皮膚モデル、毛髪などの生体材料を使い、新しい化粧品成分の探索などに取り組んでいます。化粧品は、肌や外見を美しくするのはもちろん、心を豊かにしてくれるものでもあります。そんな奥深い化粧品について、科学の視点から研究してみませんか?皮膚生理学領域仁木洋子准教授


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