建築学専攻11月2日に講演会「世界遺産バーミヤーンの歴史と文化 -その過去・現在・未来を語る-」を開催しました!
2013/11/15
前田耕作先生(アフガニスタン文化研究所所長、和光大学名誉教授)をお招きし、「世界遺産バーミヤーンの歴史と文化 -その過去・現在・未来を語る-」と題して講演会を開催しました。
まず、アフガニスタン建国以来の王政、共和制、ソ連軍の侵攻と撤退、タリバーンの進出と大仏の爆破、そして終戦と戦後に至る歴史を解説いただき、日本が UNESCO に協力してアフガニスタンの文化の復興に携わる重要性を認識できました。続いて文明の十字路として、ギリシア、ペルシャほか周辺地域の影響を受けてきたアフガニスタンの古代史について、豊富な発掘資料の写真を提示いただきました。その後、前田先生が半世紀にわたって調査されてきたバーミヤーンの石窟や壁画、仏像について、タリバーンに破壊される前後の状況も含め、貴重な研究資料に基づき解説いただきました。日本が今後アフガニスタンの文化の復興に主体的に協力していくことの重要性を理解できる、貴重な機会となりました。
詳しい様子は、建築学専攻先行ホームページをご覧ください。