建築学専攻修士1年生 フィールドワークVAで「大塚製薬大阪本部新ビル新築工事」を見学しました!
2013/07/15
「建築施工管理論」の講義に関連して,建物の複雑な外装鉄骨工事の精度管理のポイントを学習するために,大塚製薬大阪本部新ビル新築工事の現場を見学しました.見学に先だって,本工事の施工者である竹中工務店の塩田主任より,工事概要についての説明をいただきました.
三角形を基本とした外周鉄骨(ダイヤゴナル鉄骨フレーム)は,H-250×150で形成され,一部は傾斜しているため,製作,建て方には困難を伴います.ここでは,3D CAD(TEKLA)を駆使することによって,CWや鉄骨の製作,傾斜・曲面壁への対応,鉄骨接合部に用いる鋳鋼の製作などが可能になりました.また,3次元測量によって,複雑な鉄骨の建て方の精度管理が実施されています.現場では,耐火塗料が塗布されたダイヤゴナル鉄骨フレーム,地下のSRC躯体の状況を見学することができました.見学後,会議室にて数名の学生から,施工図の作成,掘削工事,3次元測量などについて質問があり,一つ一つ丁寧なご説明を頂戴することができました.
残念ながら,現場内の写真撮影は禁止でした.
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。