【学生の皆さんへ】夏季休暇を前にお願いしたいこと

武庫川女子大学

学長　瀬口和義

　

　新型コロナウイルス感染症は現在、兵庫、大阪でも感染者数が増加傾向にあり、感染拡大の可能性が高まっています。一方、本学でのワクチン職域接種は順調に進み、全国的にもワクチンの接種はかなりのスピードで進んでいます。

 

　本学は8月5日から夏季休暇に入ります。それに先立ち東京オリンピックが7月23日、開幕しました。夏季休暇、お盆、オリンピック・パラリンピックなどが集中する、これから8月下旬にかけての期間は、新型コロナウイルスとの闘いにおいて、正に山場と考えられます。

 

　新型コロナウイルスの感染では、緊急事態宣言が発令されている東京都では若年層の感染者が増加しています。7月25日の年代別感染者数では、20歳代が全体の３割、さらに10歳代から40歳代までの感染者が全体の8割を占めています。このような状況の下、この山場を乗り越えるためには、私たち一人一人が感染拡大防止への自覚と責任を持って行動することが求められています。

 

　以下、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長からの談話「夏休み期間中の感染拡大を防ぐために」（一部要約）を紹介いたします。

　今こそ、皆さんと一丸となって、感染防止対策に取り組み、この山場を乗り越えましょう。

　

 

皆さんへのお願い

 

　夏休み期間中の感染拡大を防ぐため、少しでも体の具合が悪い場合には医療機 関に相談するなど、基本的な感染防止策に加え、以下の3点をお願いします。

 

[I]　都道府県を越えた移動は控えめに

　この期間には都道府県を越えた移動はできるだけ避けてください。どうしても必要な場合には、小規模分散型でお願いします。また、ワクチン接種を2回受けた故郷の高齢者と会う場合でも、ご自身の感染予防を2週間ほど前から十分した上で会ってください。

 

[II] 普段会わない人や大人数・長時間での飲食は控えめに

　この時期には普段会わない人や大人数・長時間での飲食は控えてください。ただし、外食する場合には、自治体が認証した飲食店をなるべく選んでください。また、自宅での大人数の食事会や路上飲みは慎んでください。

 

[III] オリンピックの応援は自宅で

　家族など普段から会う人と家で応援してください。広場や路上、飲食店等での大人数での応援は控えてください。

 

以上