建築学科パンフレット2025|武庫川女子大学

建築家教育の世界水準であるUNESCO-UIA建築教育憲章に対応した、学部と大学院を合わせた6年一貫の欧米型建築教育により、グローバル社会に貢献する建築家を養成。各学年のスタジオには一人1台専用の製図机(畳1帖サイズ)とパソコンを備えており、他の大学と一線を画す環境の中で1年次から本格的な建築設計に取り組みます。大学院建築学研究科の修了生は、建築業界のトップ企業に就職し、業界の第一線で活躍しています。


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【演習】造形の基本を学び、授業では、「理論科目」「演習科目」「フィールドワーク」を連携して学び、相互理解を深めます。その中でも、全授業時間の半分以上を占める、一対一対話型の「演習科目」について紹介します。美を表現するチカラを養う。STEP1学部1年生STEP1FreshmenStudentsfostertheabilitytoexpressthebeautythroughlearningthebasicsofplasticarts.空間表現演習Ⅰ・Ⅱ専門家から直接手ほどきを受け、美の本質を理解StudentslearnthebasicsfromartistswhoinherittraditionalartstounderstandessentialqualitiesofbeautyBasicDesignStudioI・II瓦職人とつくる甲子園会館の「瓦」タタラ盛りという伝統的な手法で、甲子‘Kawara’ofKoshienHallmadeincollaborationwithatraditionaltile-maker浅田昌久講師浅田製瓦工場代表。京都で2軒のみ残る伝統的手法を継承する瓦窯元の三代目。園会館の瓦の復元に挑戦します。学生たちは、1.タタラ盛り、2.分決め、3.荒地取り、4.荒地切り、5.水撫ぜ、6.施釉、7.焼成の各工程からなる瓦の制作から、最後の甲子園会館の屋根瓦の葺替に至るまで一連の流れを経験。保存修復の現場を身をもって体感します。※2009年には当時の皇太子殿下(現天皇陛下)が瓦の制作実習を御視察になられました(右下写真)。土と火の芸術「陶芸」に挑戦。信楽の土を使い、ろくろの上に手びねりで高さ30cmほどの四角筒をつくります。下から5cmをベースとして残し、切り取ったパーツを余らせることなく切り分け、ベースの上に造形。材料の特性も考えながら、じっくりつくることの大切さも学びます。作品はアトリエにある電気窯を使い、1250℃で還元焼成。「いけばな」の花器にも使います。陶芸家とつくる「土のオブジェ」Pottery‘Earthenobjet’ceramicartist,collaborationwitha南野馨講師陶芸作家/造形作家。陶を用いた大型造形作品を制作し、個展開催や芸術祭での展示等で活動。大阪芸術大学でも講師として指導に当たる。華道家と表現する「いけばな」Japaneseflowerarrangement‘Ikebana’performancewithaprofessionalartist笹岡隆甫講師「未生流笹岡」家元。狂言やミュージカルでの「いけばなパフォーマンス」など、舞台芸術としての「いけばな」の可能性を追求している。花を際立たせるために不要なものをそぎ落としていく“引き算の美”いけばな。枝ものや草花を使って天(太陽)や地(地球)を構成し、小宇宙を表現する「盛花」の基本形を学習。仕上げとなる「大作いけばな」では、グループに分かれて等身大の花器にいけこみ。主にする花や枝を決め、その美しさを表現するために、これまで学んだことを念頭に、試行錯誤を繰り返すことで、花の良さを最大限に生かす表現法を養います。家具職人とつくる「木のオブジェ」Woodwork‘Woodenobjet’withafurnituremaker,collaboration黒岩絵里子講師組子細工の技法を取り入れ、幅広く木の製作活動を行う。また、森の資源の循環をテーマにした木育ワークショップなどの活動も行う。17テーマは、直方体の木を組み合わせてオブジェをつくること。木材の感触を確かめ、自分のイメージを想い描きながら手を動かし、組み合わせていきます。大工道具の使い方を学び、「削る」「切る」「彫る」といった作業を通じて、木の特性、木目の表現法を考えながら造形。ものづくりの基本である道具を使いこなすため、自分の体になじませることの大切さも理解します。


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