社会情報学科パンフレット2026|武庫川女子大学

デジタル社会の現代、ICT人材なくして社会生活は成り立ちません。社会情報学科では、総合型情報コミュニケーターを育てる「情報メディア専攻」と、有能な情報技術者を育てる「情報サイエンス専攻」を設置。社会科学と情報科学、そしてデータサイエンスを基礎から学ぶことで、データを駆使する力を育み、社会の様々な課題に多角的に取り組める人材を養成します。


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情報通信ネットワーク研究室情報技術を発展させ、一人ひとりの生活の質の向上に貢献する情報技術の高度化を通じて、現代社会における課題解決を目指します。例えば、スマートフォンの位置情報に適切な空間情報処理を施し、人々の動きをリアルタイムで把握できれば、感染症対策や観光施策などへの応用が可能です。また、将来の6G環境を想定し、MIMO(MultipleInputMultipleOutput)と呼ばれる無線通信の性能の向上にも取り組んでいます。報学部】ゼミ/研究室紹介でデータサイエンス研究室興味のあるテーマを選び、実践的に統計の理論やスキルを身に付ける公開データを利用して、各自が関心のある分野のデータ分析を行います。3年次にはRやSPSSの使用法、Pythonライブラリによる分析、統計理論などを学習し、4年次には分析結果を卒業論文にまとめます。統計は経済や自然環境など幅広い分野で活用できるので、卒業後仕事でも大いに生かせます。卒論テーマ#e-Stat(https://www.e-stat.go.jp/)などの公開データによる統計解析#数理統計学の理論的な研究(統計手法の改良や実装など)#アンケート調査などのデータ収集、加工および統計解析ウェブ技術&インタラクション研究室イメージを形にして、“誰かの役に立つ”アプリの開発を目指す青山学院大学のゼミと共同でデザイン思考に基づいたアプローチに則ってウェブアプリを企画し、各種コンテストに挑戦しています。自分のアイデアを形にする中でアプリ開発を身近なものにし、授業で学んできた技術をさらに磨きます。4年次には「教育」などの身近なテーマで卒業研究に取り組みます。卒論テーマ#若い女性をプログラミングに惹き込むジェネラティブアートワークショップの企画#日本語の入力文章から英語整序問題をChatGPTで生成する学習アプリの開発#算数の「速さ」計算のアニメーション生成による学習補助アプリの開発知能情報処理研究室他者との協働を通じて、IT技術を用いたモノづくりに挑戦「モノづくり」をテーマに、他大学や他ゼミの学生と混成チームを組み、生成AIを用いたプロジェクションマッピングの作成や、ウェブアプリケーションの開発などを行います。異なるバックグラウンドを持つメンバーとの協働を通じて、チームワークや技術の実践的な応用力を養い、チームに必要とされる人材の育成を目指します。卒論テーマ#メタバース用アバターの衣服作成方法の検討#テキストマイニングと生成AIを用いたファッションコンテンツの制作手法の検討#特定外来生物発見・通報を支援するアプリケーションの開発12


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