おしらせ

2021/1/23 第2回定例研究会開催のお知らせ

2020/12/24

第2回定例研究会

「 ファッションと展示の場 」

 

近年、ファッションをミュージアムで展示することが定着してきました。今回は、中でも大きな注目を集める「ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会」(2021年開催予定)と「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」(2019~2020年)をそれぞれ手掛ける島根県立石見美術館および京都服飾文化研究財団(KCI)の方々をお迎えします。これら二つの展覧会を通して、日本におけるファッションのこれからと、ミュージアムにおける収集・保存・展示について議論を深めます。

 

【聴講方法】

◆本研究会はオンライン会議システムZoomを用いて開催します。

◆下記リンクより専用の申込フォームにアクセスし、必要事項を入力・送信してください。自動返信メールにて、当日参加用URLのURLが案内されます。

専用フォーム(リンク:https://zoom.us/meeting/register/tJErdeytqD8iGdyV81xJ0eZZOZI7ukhSD16r

※zoomの設定上、自動返信メールは敬称略となりますことをご了承ください。

 

 

◆日時:2021年1月23日(土)14:00~16:00(zoomへの入室13:45~)

 

 

◆講師

南目美輝(島根県立石見美術館 学芸課長)
   
大阪大学文学部美学科卒業。1999年から島根県立石見美術館の開設準備に携わり、2005年開館時より同館勤務。主な担当展覧会に「スポーツウエアの革命−もうひとつの20世紀ファッション」(2006年)、「ポワレとフォルチュニィ」(2008年)、「こどもとファッション−小さい人たちへの眼差し」(2016年)がある。

 

廣田理紗(島根県立石見美術館 主任学芸員)
   
北海道大学文学研究科修士課程修了。2009年3月より島根県立石見美術館に勤務。同美術館ではファッションを担当。企画した展覧会に「森英恵 仕事とスタイル」(2015)、「コズミックワンダーと工藝ぱんくす舎 お水え いわみのかみとみず」(2016)、「THERIACA 服のかたち/体のかたち」(2018)、などがある。

 

石関亮(京都服飾文化研究財団キュレーター)
   
京都大学大学院修士課程修了。2001年より京都服飾文化研究財団に勤務。2011年よりキュレーター。2015年より、学芸課課長を兼務。展覧会「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」の共同企画の他、「Fashion in Colors」「ラグジュアリー」「Future Beauty」等のファッション展の企画・運営に参画。研究誌『Fashion Talks...』編集、現代ファッションを担当。

 

小形道正(京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーター)
   
1985年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期単位取得退学。専攻は文化と芸術の社会学、社会理論、現代社会論。主な論文にThe Transformation of the Kimono and Postwar Japanese Society: A Theory Concerning the Relationship between Humans and Clothes, Society and Theory, 34(1), 2019. 「ファッション・デザイナーの変容――モードの貫徹と歴史化の行方」『社会学評論』67巻1号、2016年。展覧会「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」企画担当。研究誌『Fashion Talks…』編集担当。


 

◆コーディネーター:井上雅人(武庫川女子大学 生活美学研究所研究員)

 

 

 

お問い合わせ先

武庫川女子大学生活美学研究所

T E L:0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

MAIL:seibiken@mukogawa-u.ac.jp

1/30クリエイティブサロンの応募受付は終了いたしました

2020/12/15

クリエイティブサロン

「ゼンタングルでマイタンブラーをつくろう」

 

 

【オンライン開催・事前予約制】

要予約・オンライン 定員に達しました。ご応募ありがとうございました。

専用フォーム(リンク:https://zoom.us/meeting/register/tJIudeyhrjgqG9eQ_N9Sm6vT-Y9lm2mc-eAx)からお申し込みください。

 

◆日時:2021年1月30日(土) 10:00~12:00(受付開始9:30)

◆講師:渡邉 翔太(イラストレーター)

◆コーディネーター:泊里涼子(武庫川女子大学 生活美学研究所助手)

 

【講師略歴】

元ゲーム制作会社プランナー。退社後、フリーランスでイラストレーターをする傍ら、大学や専門学校で非常勤講師を務める。

 

【要旨】

ゼンタングルとはアメリカ発祥のパターンアートの一種。「禅」と「tangle タングル=絡まる」が合わさった言葉で、メンタルケアや瞑想効果があるとされています。普段絵を描かない方でも簡単に制作できます。今回はオリジナルタンブラーを制作していただきます。

 

【聴講方法】

◆本研究会はオンライン会議システムzoomを用いて開催します。

◆上記リンクより専用の申込フォームにアクセスし、必要事項を入力・送信してください。折り返し、弊所より参加用URL、パスワード、接続方法等をお知らせします。

 

お問合せ先

武庫川女子大学生活美学研究所

T E L:0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

MAIL:seibiken@mukogawa-u.ac.jp

※電話・メールでの申し込みはできません。

2020年度 第30回秋季シンポジウムを開催いたしました

2020/12/08

2020年度秋季シンポジウムは、オンラインによるライブ配信での開催となりましたが、
おかげ様をもちまして、たくさんの方々にご参加いただき、
盛況のうちに幕を閉じることができました。
ご協力いただきました皆さまには、心より感謝申し上げます。

 

< 多文化共生の場の多様性-多文化共生を再考する- 

「多文化共生」という言葉は、外国人をはじめ多様な方々に対して、主に支援をする側によって使われていることが少なくない。他方で、近年そうした多様な市民を、まちづくりのなかで積極的に担い手として、そして仲間として期待するように変わっている。この企画では多文化共生の変化や多様性を、場という視点から再考してみたい。
「多文化共生」に初期からリードしてきた田村太郎氏は、まちづくりの担い手としての外国人の役割も伝えている。さらに「支援する」「される」の時代ではなく、誰もが当事者という。講演では田村氏は、阪神大震災以降の「多文化共生」の変遷を語る。
「多文化共生」へのアプローチの一つとして、まちづくりや都市計画から研究・実践に取り組むのが山近資成氏(新宿区役所)であり、「多文化共生」の場を語る。山近氏は「多国籍・多文化共住」という考え方を提案している。教育や福祉から一歩ひろげ、外国人と共に地域づくりを行うような展開が期待されている。そうした多文化共生の場の可能性のひとつとして考えられるのが、日本各地に形成されている地域日本語教室ではないだろうか。
三宅正弘氏からは「こくさいひろば芦屋」等の地域教室を事例にその可能性を報告する。ともに学び、ともに取り組む場づくりである。
多文化共生への取り組みは多様である。

 

テーマ

「多文化共生の場の多様性-多文化共生を再考する- 」

 
 

講師

田村 太郎

一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事

阪神大震災での活動を機に多文化共生や災害復興支援に携わる。
多文化共生センター代表理事、自治体国際化協会参事などを経て、2007年にダイバーシティ研究所を設立。自治体施策や企業によるダイバーシティ推進を支援するほか、復興庁・復興推進参与として東北復興にも携わる。共著に「阪神大震災と外国人」「企業と震災」等。

 

山近 資成

新宿区役所職員、早稲田大学大学院創造理工学研究科博士課程

平成元年生まれ。少年期を新宿区百人町で、大学期を新宿区大久保にある早稲田大学で過ごす。平成27年 新宿区入庁、平成29年 現博士課程入学。役所では現在、ユニバーサルデザインのまちづくりの施策に携わる。平成時代に多国籍化が進んだ新宿区に20年以上関わるなかで、多文化共生の場のあり方について研究中。

 

三宅 正弘

武庫川女子大学生活美学研究所所員

1969年芦屋市生まれ 大阪大学大学院博士課程修了 博士 (工学)。フランス人文科学研究所・受入教授などを経て武庫川女子大学・准教授。専門は都市計画・美食空間学。近年は世界各地の食事の楽しみ方や行い方から、地域の共生( コンヴィヴィアリティ)について研究調査を行う。単著に『甲子園ホテル物語 ー西の帝国ホテルとフランク・ロイド・ライトー』など多数

 

 

 

 

 

 

日時

2020年12月5日(土) 13:30〜17:15 (受付開始13:00)

 

開催形式

オンライン会議システムZoom

 

定員

280名(要申込・先着順・参加費無料)
※定員に達し次第、締め切らせて頂きます。

 

申し込み方法

申込専用URLにアクセスし、必要事項をご記入・ご送信ください。
自動返信メールにて、当日参加用のURLが案内されます。

https://zoom.us/meeting/register/tJYtduihpj8pHtdXupQba12GPkREOykaA8Vo

※zoomの設定上、自動返信メールは敬称略となりますことをご了承ください。

 

申込締切

11月27日(金)

 

 

次第

13:00

受付開始

 

13:30

開 会

総合司会:鎌田誠史(生活美学研究所員)
開会挨拶:森田雅子(生活美学研究所長)

 

< 多文化共生の場の多様性-多文化共生を再考する- >

13:40

講演1

「多文化共生のこれまでとこれから」
田村 太郎(一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事)

 

14:20

講演2

「多文化共生の場の多様性~多国籍・多文化が共存・共住する都市空間を捉え直す~」
山近 資成(新宿区役所職員、早稲田大学大学院創造理工学研究科博士過程)

 

15:00

講演3

「多文化共生の現場から」
三宅 正弘(生活美学研究所所員)

 

15:40

休 憩

 

15:55

パネルディスカッション

登壇者 :
田村 太郎氏(前掲)
山近 資成氏(前掲)
コーディネーター 三宅 正弘

進 行 :
鎌田誠史(前掲)

 

17:15

閉 会

 

お問合せ先

武庫川女子大学生活美学研究所
T E L : 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)
MAIL : seibiken@mukogawa-u.ac.jp

*終了しました

30周年記念 生活美学叢書 『多田道太郎と生活美学 』を刊行いたしました

2020/11/28

この度武庫川女子大学生活美学研究所では、研究所設立30周年を記念し、生活美学叢書『多田道太郎と生活美学』を刊行いたしました。

生活美学を唱えた多田道太郎の論稿に加え、これまでに刊行した紀要1~30号の中から厳選された18本の論稿、書き下ろしの論稿も含めた、生活美学研究の骨子を担う内容となっております。

以下より閲覧できますので、ぜひご覧ください。

 

生活美学叢書『多田道太郎と生活美学』

 

2020年度 第1回定例研究会を開催いたしました

2020/11/17

今年度第1回の定例研究会は、
NPO法人子どもと住文化研究センター理事の中村孝之氏、
同理事長の北浦かほる氏をお迎えして、ご講演いただきました。
たくさんのご参加を誠にありがとうございました。

 

< 家族の絆から共生の時代へ >

中村孝之「暮らしの場の変化にみる共生」

人はこれまで社会生活の中で様々な共生の形を作ってきました。そして今、我が国は人口増加から減少へと、誰もが経験したことのない変曲点を越えて、社会構造や人口構造、家族や共生のあり方が変わろうとしています。しかしどんな時代にも人の繋がりは必要です。そこに内在する共生とは何か、住まいの変化からその手がかりを見つけましょう。

 

北浦かほる「共生を住まいの絵本から見る」

住まいの絵本の魅力は私にとって、欧米のこどもべや研究抜きには語れません。M. Wolfの環境心理の研究と格闘していた頃、絵本空間の中に子どもたちの自律に向けての様々な葛藤が繰り広げられているのに気づきました。多様な人が共生するには違いを認めることが重要です。理解できなくても人はそれぞれで良いと受け入れるとともに、自己主張できることが必須です。住まいの絵本に親しんでもっと身近に共生を学んでみませんか。

 

 

 

 

テーマ

「 家族の絆から共生の時代へ 」

 
 

講師

中村孝之

NPO法人 子どもと住文化研究センター理事、生活空間研究室代表、
京都大学大学院医学研究科研究員、博士(学術)、一級建築士、インテリアプランナー

1979年京都工芸繊維大学卒。積水ハウス(株)住生活研究所長等を経て現職。
滋賀県立大学・京都女子大学非常勤講師、大阪市立大学健康科学イノベーションセンター特別研究員。
専門分野:住宅・インテリアプロデュース、事業支援。
主な著書:『建築再生学』(共著)『新しい住まい学』(共著)『インテリアの百科事典』(共著)等。
2009年都市住宅学会著作賞受賞。日本インテリア学会関西支部長、子どもと住文化研究センター理事。

 

北浦かほる

NPO法人子どもと住文化研究センター理事長、
大阪市立大学名誉教授

大阪市立大学卒業後倉敷建築研究所を経て、大阪市立大学大学院教授。
帝塚山大学教授歴任。大阪市立大学名誉教授。学術博士。NPO法人子どもと住文化研究センタ-理事長。
専門分野は居住空間デザイン学、環境心理学。
主著書『住まいの絵本にみる子ども部屋』『世界の子ども部屋』『インテリアの発想』『台所空間学事典-女性達が手にしてきた台所とそのゆくえ』

 

コーディネーター

黒田智子
(武庫川女子大学 生活美学研究所研究員)

 

 

 

 

日時

2020年11月14日(土) 10:45~12:15(受付開始10:30~)*要予約・オンライン

 

申し込み方法

【オンライン開催・事前予約制】
以下の専用フォームからお申し込みください。申込締切:11月13日(金)17:00
(リンク:https://zoom.us/meeting/register/tJAtd-2qqT4qE9e8B5gjj9UODzYIgGLEPTlT

 

聴講方法

◆本研究会はオンライン会議システムZoomを用いて開催します。
◆上記リンクより専用の申込フォームにアクセスし、必要事項を入力・送信してください。
自動返信メールにて、当日参加用URLのURLが案内されます。
※zoomの設定上、自動返信メールは敬称略となりますことをご了承ください。

お問合せ先

武庫川女子大学生活美学研究所
T E L : 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)
MAIL : seibiken@mukogawa-u.ac.jp

*終了しました