なつきです。
文化祭の模擬店で何を出したいか学生広報スタッフの班でミーティングをしたところ、「焼きそば」や「フランクフルト」など、たくさんの案が皆から出ました。
さて、フランクフルトは何故フランクフルトという名で呼ばれているのでしょう。
それはソーセージの名産地がドイツのフランクフルトという都市だから、ですよね。
同じ原理で、ドイツの「ハンブルク」を起源に持つのが「ハンバーグ」です。
このように地名・国名に由来する食べ物の名前はたくさんあって、「さつまいも」や「有田みかん」,「宇治茶」などが分かりやすい例です。
では、カボチャの語源は何でしょう。・・
正解は「カンボジア」です。 あれ、でもカボチャって"南京(なんきん)"とも言いますよね?。南京って、中国のことです。
カボチャはカンボジアの産物として日本に伝えられましたが、日本に持ち込まれるまでのルートが中国を通るんですよね。それで2通りの名称が広まったようです。
また、このような民間語源説の中には、誤った類推から新しい語を作り出してしまうケースもあります。
「きょう」「あした」「あさって」「しあさって」に続く次の日を何と言いますか?。「ごあさって」という言い方が存在するようです。が、正しくは「やのあさって」と言います。"やの"というのは"いよいよの"という意味です。現代語で"いよいよ"と言うと、直前にさし迫った時に使う言葉なので違和感を覚えるかもしれませんが、かつては"ますます"というもう少し広い意味で使われていたので、ニュアンス的には「ますます向こうの明日」・・・といったところでしょうか。
今や「一所懸命」より「一生懸命」の方が一般的になってしまっているのは有名な話です。
野球の「ゴロ」は、ボールがごろごろ転がるから"ゴロ"と言うのだと思っている人、居ませんか?。私もそう思ってました!。これ、英語の「grounder(グラウンダー)」が訛ったものなんだそうですよ。
日本語日本文学科で学んでいると、こういった面白い身近な雑学(?)もいっぱい身につきます(笑)。
日本語日本文学科4年 なつきでした♪
次は1班、ちゃんゆーちゃんです☆