学生広報スタッフの食物栄養学科3年りなと情報メディア学科2年くららです☆
私たちは中央図書館で行われた、鞍田三貴・准教授による「健やかな高齢期を過ごすための栄養ケア」を聞きに行ってきました。
会場には地域の高齢者だけでなく、若い方や学生なども多く見かけられました。
「人は本能に従っていくことで長生きできます。ただ、現代では食べ物が多過ぎるから選んで食べていくことが大切」という前置きから講座が始まり、味覚、加齢、栄養素の役割について話をされました。また、サケの白子やビール酵母はアルツハイマーの予防効果が期待される食品ですが、これらを多く食べていると痛風になるという分かりやすい例を挙げながら、「この食品が良いからこればかり食べる。この食品は良くないから全く食べない」という考えは良くないことを教えてくださいました。
講義では他にも、「若い頃の食生活により高齢期の体の変化が違う」や「やせている人は短命の方が多い」など、高齢者だけに向けた内容だけでなく、大学生の私たちが今聞くことができて良かったと思える情報も多く含まれていました。取材という形での参加でしたがこの講座を聞けて嬉しく思います。
講座が終わった後、実際に聞いていた方にお話しを伺うと「文化祭で偶然この講座の看板を見かけ、参加させてもらった。今まではこの栄養素を減らさないといけないということばかり気にしていたが、この講座を聞いて、食べ過ぎることだけでなく、食べなさすぎることもだめだということを学べました。」と、今回の講座にとても満足しているようでした。
文化祭以外でも栄養ケアについての講座はいろいろなところで開催されていますので、今後の健康のためにも一度話を聞いてみてはいかがでしょうか(⌒⌒)?