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【映画体験記】北のカナリアたち

こんにちは(^^)/

英語文化学科4年生(^^):さわこと情報メディア学科3年生ひろこで映画取材に行ってきました。

今月の鑑賞作品は「北のカナリアたち」です。

 

 

【あらすじ】

小学校の教師・川島はる(吉永小百合)が赴任したのは、北海道の離島にある生徒6人の小さな分校。生徒たちの歌の才能に気づいたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。そんなある日衝撃的な事故が彼らを襲う。その出来事で島を追われ、生徒たちの前から姿を消すはる。生徒たちもまたそれぞれが心に深い傷を残してしまう。

20年後、東京で暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。真相を知るため、教え子たちとの再会を決意する。彼らがあの時に言葉にできなかった想いを抱え、生きてきたことを知り愕然とするはる。真実が明かされる時、物語は感動のクライマックスへと動き出していく。

 

【解説】

主演には日本を代表する映画女優・吉永小百合。ある事故をきっかけに苦しみを抱え続けた教師を、圧倒的な存在感で演じている。その夫役に柴田恭兵、島に赴任してくる警察官役に仲村トオル、教え子たちの20年後を演じるのは、時代を牽引する実力派俳優、森山未來、満島ひかり他。また物語の重要なポイントとなる幼少期の生徒たちは、全国から集まった約3,100名の子供たちの中から"天使の歌声を持つ"6名を選出した。その美しい歌声が情感豊かに物語を包み込む。

2011年12月、体感温度がマイナス30℃まで下がる真冬の過酷なロケーションは約2ヶ月間に及んだ。そして、今年6月から7月にかけて、ふたたび撮影が行われた。厳しい冬の荘厳な風景から一変、美しい花々が咲き誇る利尻島、雄大な利尻富士を望むことができる礼文島に建てられた分校のロケセットでは、猛練習をしてきた子供たちの合唱のシーンやはる先生との心の交流、そして物語の肝となる20年前の事故の記憶などがフィルムに焼き付けられ、2期にわたる壮大なロケーションを経て完成した。大作に相応しい、オールスターキャストと日本映画最高峰のスタッフ、そして心揺さぶられる物語に是非ご期待下さい。


 【おすすめポイント】

私たち武庫川女子大学の先輩、湊かなえさんの原作が映画化!

「告白」のヒットが記憶に新しい、湊かなえの「往復書簡」(幻冬舎文庫)に収録された「二十年後の宿題」を原案に、『北の零年』の那須真知子が脚本を手がけ、上質な物語が展開されていきます。



【公開日】
2012年11月3日(土)

【キャスト】
吉永小百合・柴田恭兵・仲村トオル・森山未來・満島ひかり 他

【スタッフ】
監督/阪本順治
撮影/木村大作
原作/湊かなえ『往復書簡』(幻冬舎文庫刊)

【配給】
東映

【制作年】
2012年

【上映時間】
130分

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【感想】

~本学の卒業生・湊かなえさん原案の映画~

 MOVIXココエあまがさきさんで、「北のカナリアたち」を鑑賞してきました。本学の先輩である、小説家・湊かなえさんの小説「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」が原案となった映画です。大ヒットを飛ばした映画「告白」や、現在放送中のテレビドラマ「高校入試」など、数々の湊さんの小説が映像化されています。どの作品も先が気になる仕掛けがたくさんしてあり、本当に面白い。そんな大先輩の作品を、とても楽しみにしていました。日本を代表する女優・吉永小百合さんを主役に、脇を固める俳優さんも実力派が勢ぞろい。全員主役級......!と息を呑むほど豪華な顔ぶれが次々とスクリーンに登場しました。

北海道の小さな島で育った分校の生徒6人と、一人の先生の物語です。一人ひとりから語られる、"あの頃"の複雑な思い。次は何が語られるのか、何が起こるのか、気になって最初から最後まで目が離せませんでした。北海道の凍てつく寒さと厳しい自然の壮大さ、そして登場人物の抱える思いがリンクしていて、映像自体も素晴らしかったです。一番の見どころはラストシーン。大人になった彼らが今なお、それぞれに複雑な思いを抱えて生きてきたからこそ、ラストシーンは言葉にできないほど感動しました。ぜひ映画館で見てほしい映画です!

個人的にですが、森山未来さんがやっぱりすごい!と感じました。「モテキ」や「苦役列車」なども見たのですが、今回の吃音を持っていじめられるという難しい役どころも、見事に演じておられました。ラストシーンでも魅せてくれます!素晴らしかったです。

 MOVIXココエあまがさきさんで映画を見るのは、今回で5回目でした。どのスタッフさんも気持ちの良い笑顔で対応してくださり 、楽しんで取材を終えることができました。「北のカナリアたち」おすすめです!

                        (^^):さわこ

 

~生きていること、友人がいてくれることに感謝~

 "辛いことがあっても、生きていかなければならない"というメッセージがすごく伝わってきました。分校の生徒たちの絆に感動しました。遠く離れていても、ケンカしても切れない絆がうらやましいな、とも思いました。

北海道の壮大な自然は圧巻で、引き込まれました!またミステリー要素もあり、殺人事件の犯人が捕まるのか捕まらないのか、というシーンにはハラハラドキドキしました!

全体として、重厚感のある音楽や吉永小百合さん演じる先生が島から追い出されるという展開に、少し内容が重いんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、劇中の子どもたちの合唱は必見です!すごく練習したのだろうなと思わせる合唱シーンは、感動するので、ぜひ皆さんに見ていただきたいシーンの一つです。生きることや周りの人の大切さに気づかせてくれる、そんな映画だと思います。 

ひろこ

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カテゴリ:[学生広報スタッフの活動][映画体験記]

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