日本語文化学科2年のまりもと情報メディア学科1年のさきっちょで、2月1日に武庫川女子大学と徳島県との就職支援に関する協定の締結式へ取材をしてきました!
協定の詳細は「取材レポート」に書いています♪
→徳島県との就職支援に関する協定締結
協定式では、徳島県出身の本学在学生98人のうち7人が出席し、県知事と直接お話しが出来る「質問コーナー」を特別に設けて頂きました。
そこで学生が挙げた質問を、
一部抜粋して取り上げたいと思います!
◆
Q1.徳島で力を入れている産業などありますか?
A1.
徳島では強みを伸ばす活動を行なっています。今回の徳島フォーラム(協定式後に開催)は徳島のポテンシャルを知ってもらうためでもあります。
徳島の強みとは?
徳島では2つの柱を打ち出しています。
1つ目は「LED王国・徳島」。世界有数のLEDメーカが立地する優位性を活かし、光(照明)関連産業の集積を目指しています。そこで徳島では、平成17年度からLEDバレイ構想を開始しましたが当初は10社しか集まりませんでした。しかし、現在では100社以上の集積に成功し、平成23年度からは更なる相乗効果を狙うために、ネクストステージ行動計画を策定した。2つ目は「光るブロードバンド王国・徳島」。徳島は日本トップクラスのブロードバンド環境が整っているので、情報通信関連産業の集積やデジタルコンテンツ企業誘致などを積極的におこなっています。
また、山や海などの豊かな自然に囲まれている環境を利用してサテライトオフィスプロジェクトも進めている。
Q2.アニメを一大産業にはできないのですか?
A2.
デジタルコンテンツのひとつであるアニメの企業誘致をしています。また、地域活性化を図るため、「マチ★アソビ」を2009年から始めています。「マチ★アソビ」では、国際アニメ映画祭を開催するなど、アニメファンが国を超えて世界中から集まり、前回の来場者数は5万人が集まりました。
Q3.徳島と言えば、阿波踊りや他にも特産物など守るべき伝統がたくさんあります。その担い手にあたる若い人が徳島を離れることをどう思いますか?
A3.
県を出ることで、県外の人に対して徳島のアピールができると考えています。
◆
県知事の嘉門さんは質問を学生達の方をしっかり見ながら答えてくださりました。答えている中で、今推しているLEDやブロードバンド環境などの徳島の強みや売りをさりげなく伝える話術は単純に凄いと思いました。もし自分の住んでいる地域のことを聞かれても、私だったら自信を持って答えることが恥ずかしながら出来ません。
また、今回の質問コーナーを通じて、就活の企業選びの前に、都道府県のそれぞれの特色を調べてみるのもいいかもしれないと思いました。