ぼーちゃん: こんにちは!東北支援プロジェクト後日インタビューの司会をさせていただきます、日本語日本文学科1年のぼーちゃんです(^◇^)!
東北支援プロジェクトは、東日本大震災にスポットを当てて、文化祭で東北の現状やボランティアの感想などを紹介したパネル展示と東北を応援するメッセージを集め、東日本大震災を風化させないように、と私たち学生広報スタッフが取り組んだプロジェクトです。そして、集めたメッセージは11月16日に、リゾ鳴尾浜で行われた女川さんま祭りで女川町長さんに手渡すことができました。
今日はこのプロジェクトを通して、感じたことをプロジェクトメンバーの5人にインタビューします。まりもさん、きょんきょんさん、なっちゃんさん、MidoriBMSさん、あやかさん、本日はよろしくお願いします!
全員: よろしくお願いします!!!
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ぼーちゃん: ではさっそく一つ目の質問です。文化祭、女川さんま祭りを終えての感想を教えてください!
あやか: 終わってみるとあっという間でしたねー。準備をしているときは文化祭に間に合うのか不安でしたけど、無事に終わってよかったです!
MidoriBMS: 大変なこともいっぱいありましたよね。みんな学年も学部もばらばらだから都合もなかなかあわないし。パネルもリーフレットも自分たちで作ったから、学業との両立が大変で(^^;)
なっちゃん: でも、すごく疲れたけど、やってよかったと思えましたね。女川さんま祭りでは地元の方々にも実際に会うことができたし!
ぼーちゃん: 皆さん大変だったという感想が一番に出てきますねー。ではどんなところが大変だったのかお聞きしてもいいですか?
MidoriBMS: 先ほども言ったように、他の活動や学業との兼ね合いですね。連携やスケジュール管理がうまくいかず、気持ちばかりが先走ってしまいました、、、
きょんきょん: やらないといけないことが多すぎて、手一杯になってしまったのが反省ですね
あやか: 私も部活動とどうやってうまくバランスをとるかで悩みました。文化祭へは部活からも模擬店を出店したので、両方を行ったり来たりしていました。
なっちゃん: パネルやリーフレットを制作するときに一番大変だったことは、締め切りに追われたことですね。何を伝えたらいいのか、どうやって伝えたらいいのか、伝え方でもすごく悩みました。
まりも: 今回のメンバーの中で東北出身者はMidoriBMSさんだけだったんです。メンバーのほとんどがテレビ越しにしか実際の状況を知らない中で、関西に住んでいる私たちと同じように状況を知らない人へ伝えていくことが、想像していたよりずっと難しいことで苦労しました。
ぼーちゃん: 皆さんお忙しい中、初めてのプロジェクトに手探りで携わっていたんですね。そんなに大変だったのなら、嫌になって抜けてしまうこともできたと思うのですが、なぜ最後まで一人も欠けずに終われたのでしょうか?
まりも: 大変なプロジェクトだったと思うし、正直一人も欠けなかったことはすごいことだと思いましたね。
MidoriBMS: 東北のために続けたいという気持ちがあったからですよ。パネル展示の隣で行っていた東北物産展は去年から続けている活動なんです。いろいろな気持ちはあったけど、やっぱり最初の自分の気持ちを大事にしたいなと思いました。たくさんの人たちの協力のおかげでできている活動だし、やめたら意味がないなって。
ぼーちゃん: 今回のプロジェクトのコンセプトは『忘れへんで、東北』。関西弁にしたのは、たとえ距離は離れていても絶対忘れたりしないという気持ちを込めたかったからだと伺いました。このコンセプトからも、メンバーの気持ちが伝わってきます。
では次に楽しかったこと、うれしかったことがあったら教えてください!
きょんきょん: 文化祭前日にリーフレットの仕込みをしながら、来場者の方に渡すことを考えていた時です!受け取ってくれるかな、読んでくれるかな、と期待に胸を膨らませていました(*^_^*) 全部手作りだったので、実際に受けとってもらえたときは、すごくうれしかったですね!
あやか: 当日はあいにくの雨だったのですが、たくさんの人が立ち止まってくれましたよね!200人以上の人が傘を片手に東北へのメッセージを書いてくださって、ありがたいなぁって思いました。
なっちゃん: 楽しかったといえば、さんま祭りですね!さんまの丸焼きやつみれ汁を配っていて、とてもおいしかったです!あと、獅子舞やさんまでサンバという踊りもありました。調べている中でそんな踊りがあることは知っていたのですが、実際に見ることができてよかったです(#^.^#)
まりも: 現地の方に会うことができたこともうれしかったです。祭りには女川町長さんもいらっしゃってたんですけど、その方と握手したときに、その手を握る強さから町長さんの気持ちの強さを知ることができました!
写真:雨が降る中、たくさんの方にメッセージを書いていただきました。
写真:集まったメッセージはアルバムの形にして、女川町長にお渡ししました。
写真:女川さんま祭りで披露された獅子舞(リゾ鳴尾浜、11/16)
ぼーちゃん: 次にこのプロジェクトの活動を通して、実際にあったここだけの話や裏話があれば教えてください!
なっちゃん: ミーティング中、シリアスな雰囲気になった時はお弁当の味がしなかった(笑)
全員: (笑)
きょんきょん: パンフレットを三つ折りにする時、印刷の関係で文字まで折り込んでしまいそうになって一つ一つ微調整して折ったこととか!
まりも: あったあった!何回も印刷しなおして、完成したと思ったら字の間違いが見つかったり・・・(>_<)
あやか: 物産展との距離が考えていたより遠かったので距離を縮めるために物産展とパネル展示場の間にあった大きな植木鉢を事務の方4~5人がかりで動かしていただきましたよね!重すぎるからコロコロころがして(笑)
MidoriBMS: まさかあんなに遠いと思わなかったよね!当日に急きょ場所案内の紙をコピーして貼ったり・・・
なっちゃん: 雨の予報が出てたから、前の日に雨に濡れないようにパネルに雨除けのビニールを張ったりもしたよね!サランラップのようなものでしわがつかないように、空気が入らないように慎重に張って・・・
まりも: あのパネル、印刷会社の人が善意で作ってくださったんだよね。こちらからの注文が多くて、しかもぎりぎりだったにもかかわらず走って届けてくださって、どう感謝の気持ちを伝えればいいか・・・!!!
あやか: 本当に、すてきなパネルを作ってくださいましたよね!!私たちもこの文化祭、絶対成功させなきゃなって奮い立たせていただきました!!
ぼーちゃん: このプロジェクトの裏にたくさんのドラマがありましたね!
それでは最後になってしまいましたが、お一人ずつ一言お願いします。
まりも: 知らない・忘れていたことで起きてしまった人災もあります。こういった悔しいことがなくなるように様々な手段でこれからも伝えていきたいと思いました。
きょんきょん: プロジェクトを通して調べてるうちに、遠くからでも支援できることがたくさんあることをを知れて良かったです。
なっちゃん: 今まであまり関われることのなかった震災に、今回のことで関わることができてよかったと思います。
MidoriBMS: いろんな人と話をする機会が増えて、新しく活動に入って来てくれた子との出会いがあって良かったです。
あやか: いろんな考えを持っている人に会えました。この経験を今後の広報の活動に生かして成長していきたいです。
ぼーちゃん: それでは今回のインタビューはこのへんで終わらせていただきます。皆さん、ありがとうございました!
全員: ありがとうございました!