こんにちは!
日本語日本文化学科2年生のたかちゃんと情報メディア学科2年生のさきっちょです。
今月は私たちで映画取材に行ってきました!
今回は「神様のカルテ2」です。
【あらすじ】
妻・榛名(宮崎あおい)の出産を心待ちに本庄病院での仕事に励む一止(櫻井 翔)の前に、大学時代の同期で「医学部の良心」と言われていたエリート医師・進藤辰也(藤原竜也)が赴任してくる。親友との再会を喜ぶ一止だったが、辰也は勤務時間が終わるとすぐに帰ってしまい、時間外の呼び出しにも応じない。自分の生活を犠牲にしてでも患者のために尽くそうとする一止は、辰也のそんな姿勢に疑問を感じ、ついに衝突してしまう。だが、実は辰也は妻・千夏(吹石一恵)とのある事情を背負っていたのだった...。
そんな折、一止の恩師である貫田内科部長(柄本明)が過労で倒れてしまう。皮肉にも病の床に伏して初めて妻・千代(市毛良枝)との夫婦の時間を持つことができた貫田だったが、残された時間はすでにわずかなものになっていた...。
【解説】
2011年夏に公開された『神様のカルテ』。若手内科医・栗原一止(櫻井翔)が末期ガン患者の心と向き合い成長していく物語は、日本を温かい涙で包み大ヒットを記録しました。あの感動作が新たな心をつなぐ物語として帰って来ます。
友情とは? 愛情とは? 仕事とは? そして、人間らしく生きるということは何なのか?
重大な決断を迫られたときにあなたは何を選びますか?いろいろと悩み苦しみながらも、それでも答えを出そうとして前へ進んでいく彼らの姿に私たちは大きな共感を持つでしょう。
【おすすめポイント】
仕事を取るか"家族"を取るかですれ違ってしまう辰也と千夏――
"家族"を犠牲にして医療に従事してきた貫田とそれを支えてきた千代――
そして、新たな命を授かり"家族"を築こうとしている一止と榛名――
かつては志を同じくした友を失いかけ、尊敬していた師が最期を迎えようとしている、医師として人間として心が揺れ動き、希望を見出せずにいる一止に、貫田は自分の命を削って作った「神様のカルテ」を継承して言葉をかけます。
「それでも希望はある。――それは君たちだ」
『神様のカルテ2』は愛にあふれた3組の夫婦がつなぐ命と希望の物語です。
愛が命に変わっていく、その命のリレーは深い感動を呼び、見る人すべてに力強い希望をもたらしてくれることでしょう。
また、今回私たちが通う武庫川女子大学が、2015年4月に看護学部を開設(計画中)するにあたり、公開に先駆けて特別試写会と座談会が行われました。その様子はTOKK(トック)の2014年3月15日号(3/10発行)と2014年3月14日付け読売新聞朝刊に掲載されました。
【公開日】
2014年3月21日(金)
【キャスト】
櫻井 翔、宮崎あおい、藤原竜也 他
【スタッフ】
原作:夏川草介(「神様のカルテ2」小学館文庫)
脚本:後藤法子
監督:深川栄洋
【配給】
東宝
【制作年】
2014年
【上映時間】
116分
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【感想】
~理想と現実に悩む医者の姿~
今回「神様のカルテⅡ」を観賞しました。
私は実はまだ前作を見ていなくて、今回続編から見たのですがとても面白かったです。
主人公の大学時代の旧友が、同じ病院に勤務するようになったとこから話は始まるのですが彼との考え方の違いから衝突してしまいます。しかし彼から聞いた事情により主人公は改めて医者が仕事と家庭の両立をすることが難しいと感じ悩みます。
またある出来事によって、患者をとにかく助けるという理想と、仕事の多さによる家庭を犠牲にしてでも、なお追いつかず限界が近いという医師の現状という現実の狭間でとても苦悩します。このシーンはとても丁寧に描かれていて、医療問題の深刻さについて改めて考えさせられました。
そしてこの映画のラストに主人公たちが迎える一つの結末...これはぜひ皆さんにも見ていただきたいです!このシーンは私も涙が止まりませんでした。いろいろなことを考えさせられながらも温かい気持ちになれるとても素晴らしい映画でした。
たかちゃん
~医療と家族の絆を考える映画~
前作に続き、続編が決定した神様のカルテ2。今回は医療と家族を描いた感動作品になっています。今回は栗原一止と妻イチの間に嬉しいニュースが舞い込みます。
これは映画館でのお楽しみですが、特に私が思った見どころは進藤先生の家族に対する捉え方や、貫田先生にある日ガンが見つかり人生の最期を迎えることになります。
医者として最期を迎えるまで職場の病院で入院しながら自分が医者として何ができるかを考える姿勢が映画の最後にすごい感動を与えます。
この作品は感動を私たちに与えてくれるだけでなく、医療をテーマにしながら家族の在り方を再認識して、仕事に関する考え方を改める機会を与えてくれるようなとても良い作品だと思います。
さきっちょ
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