「日本語教育学B」は、日本語教師の資格を取得するために開講されている授業です。
初めて外国人との交流会に参加した学生がほとんどだったのではないしょうか?
授業が始まる前は少し緊張した面持ちの学生が多かったです。
ゲストは本当に多国籍!
中国、台湾、韓国といった近隣国から来た留学生や研究者、
インドやミャンマー、イエメン、コソボの外交官、
武庫川女子大学の留学生・・・
普段の学生生活ではなかなか話す機会のない人たちがたくさんいらっしゃいました。
外国人の方も日本の大学生と話す機会が少なく、大学に向かう道中も「学生はたくさんいますか?」「女子大学って、本当に女性だけ?」と話しながら、とても楽しみにしている様子でした。
学生2~4人に対し外国人1人のグループで、30分毎に相手を換えて話しました。
グループでの会話の時間が始まると、緊張していた学生もすぐに打ち解け、どのグループでも会話が、盛り上がっていました。
「日本の食べ物は何が好きですか?」、「あなたの国ではどんな観光地がありますか?」といった、出身国が違うからこそ盛り上がる、国の文化に関係する話題が多かったです。
しかし、交流会に参加した外国人の方の中には日本語の勉強をはじめたばかりの人もたくさんいます。お互いに伝えたいことがあるのに、なかなかスムーズに伝わりません。
それでも、相手が分かる言葉を探したり、紙に文字を書いたりすることで会話を続けるために工夫をしていました。
グループ交代の空き時間や交流会終了後、外国人の方に交流会の感想を聞いたところ、
「たくさん話した!」
「今日は本当に楽しかったよ」
と、勉強中の日本語で、本当にうれしそうにおっしゃっていました。
今回の交流会は、上田ゼミの3年生が交流会の進行をサポート役。
これまでに培った外国人との交流の経験を生かし、困っている後輩へアドバイスをしていました。
"日本語を勉強している外国人と日本語で話す"
それだけ聞くと、簡単そうに思えます。
しかし、お互いの気遣いがないと言葉が通じても会話を成立させることが難しいということを改めて感じた1日でした。
交流会の様子はこちらからも見ることができます!ぜひ見てください\(^^)/
武庫女の日本語教育ゼミ(武庫川女子大学文学部日本語日本文学科 上田ゼミ)のホームページ
http://www.uedakazuko.com/新着記事/
日本語日本文学科4年 ひらひら