こんにちは♪
日本語日本文学科3年の、ぼーちゃんとあっこです(^^)
4月22日(水)に、Mukojo Collectionの取材に行ってきました。
今回、取材させていただいたのは、音楽学部 演奏学科3年生の中西史さんです!
Mukojo Collectionで紹介しきれなかったことを、こちらで紹介していきます!
-総務委員長のお仕事-
音楽の勉強だけでなく、中西さんは、総務委員長もされています。
総務委員会の活動は、入学式のビラ配りの規制をしたり、大学内で行われる献血に関する仕事をしたりとさまざま。現在は、七夕にあわせたイベントを考案中だそうです。
中西さんに総務委員長として活動され、どうですかとお聞きすると、「1つのイベントの見方が変わりました。たった1つのイベントですが、いろんな人が関わり、作り上げていることを実感することができました」とお話してくださいました。
-勉強-
中西さんは、声楽に重点を置いて勉強に取り組んでいます。
そんな彼女が頑張っている科目は「主専実技Ⅲ」。
この科目では、学生それぞれの専門の音楽(声楽なら歌、ピアノならピアノ)について、先生と1対1でレッスンを行うそうです。
演奏学科の学生は入学時に1人、自分の師匠とする先生を選びます。学年が変わっても師匠は変わらず、1年生から4年生、ひいては一生の付き合いになることもあるのだそう。
課題曲は、先生が学生のレベルに応じたものを教材として用意してくださります。
曲は基本的にフランス語やイタリア語。それらの曲を自分のものにするために、フランス語などの勉強もしっかり行っているそうです。
そうやって先生と二人三脚で練習をすることで、自分の上達度合いをしっかり感じることができるのだと話してくれました!
-歌の練習-
授業が終わった後も、歌の練習!
音楽学部のある音楽館には、学生が自由に利用できる練習室があります。
授業が無い日や放課後は、ここで個人練習を重ねるそうです。
そこで!中西さんに練習室での練習方法と、常に心掛けていることを教えてもらいました(^O^)
「口が覚えるまで、とにかくたくさん練習します。でも、ただ歌うだけじゃだめなんですよね。先生に注意されたことがあります。"数打ちゃ当たる"っていう気持ちでやってはいけないって。なにがいけないのか、毎回自分で考えながら練習しないと意味がないんです。それからは、そのことをずっと念頭に置いて練習しています」
-留学-
2か月間イタリアのフィレンツェへ音楽留学をした中西さん。
音楽学校に通いながら、語学学校にも通っていたそうです。大変!
イタリアでは、音楽技術を得るだけではなく、日本では味わえない面白い経験、貴重な出会いがあったと教えてくれました!
話を聞きながら思わず笑ってしまいまったので、そのエピソードも書かせていただきます♪
①名前
中西さんのお名前は「史(ふみ)」さん。ローマ字で書くと「FUMI」になります。
日本人が読むと、それほど違和感はありませんが、イタリア人が読むと全く違う意味になってしまうのです!
(日本)FUMI → 史
(イタリア)FUMI → 喫煙する
イタリア語では、FUMIは「喫煙する」を、意味します。
中西さんは、イタリア人に自己紹介をするたびに冗談混じりでからかわれたそうですヽ(∀)ノ
②言葉が通じない!
イタリア語は話せても、英語が少し苦手だという中西さん。観光地であるイタリアでは、外国人相手にコミュニケーションを取るとき英語がよく使われるそうです。
何を言っているのかわからない。言語の壁に正面からぶつかったときのことを振り返って、中西さんはこうおっしゃっていました。
「言葉が通じなくて、自分のことを「動物みたい」って思いました。次に行くときには人間になりたいですね」
③日本人留学生との出会い
イタリアでは東京の音楽院に通う女子学生との出会いがありました!
都市を巡って様々なオペラを見に行っているという女子学生。見知らぬ土地での彼女の行動力に、中西さんは圧倒されっぱなしだったそうです。
その行動力を目の当たりにして、「自分ももっとがんばらないと、と思えた。出会えてよかった」と思ったとおっしゃっていました。
中西さんが留学するに至るまでの背景には、ご両親の言葉がありました。
「自分のやりたいことを、やりたいだけやりなさい」
中西さんには夢があります。オペラ歌手になることです。自分がやろうと決めたことを、しっかりとやり切ること、それができる環境を作ることで、ご両親は中村さんの夢を応援しているのではないでしょうか。
最後に、後輩の皆さんに向けて一言お願いしました!
「自分に厳しいことを言ってくれる人を大切にしてください。注意って、その人自身の苦労になっているんです。だけど、その苦労を背負って注意してくれるというのは、自分のことを思ってやってくれている事ですなんですよね。
あとは、初めはできなくて当たり前。注意を受けて、そこから直していくことが大事だと思います」
と、お話してくださいました。
経験があるからこそ、こうして語れるんだなと感じました。
-取材を終えて-
私は、中西さんの、夢に向かって一直線に走る姿に、本当に感動しました。
行動力がある中西さんのお話を聞いて、「ああ、私、口だけで終わらせていることがたくさんあるな...」と思いました。
同い年で、夢に向かって一生懸命頑張っている人がいる。
中西さんを見習って、私も実行できるように頑張ろうと思いました。
中西さん、お忙しい中取材のご協力、本当にありがとうございました!