こんにちは!
日本語日本文学科3年生の文子と情報メディア学科2年生の鯵と生活造形学科1年生いわいちゃんです。
私たちは6月15日にハンドボール部の親善試合の取材に行ってきました。本学と関西学院大学の試合です!
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本学の第3体育館で開催するということで、歩いて会場に向かいました。
私たち以外の学生や外部の方たちも親善試合を見るために第3体育館を目指しているようです。皆さんが試合を楽しみにしている雰囲気が伝わってきて、思わず会場に向かう足が早まり、予定より早い到着になりました。
会場に着くと観客席はすでに満員で、立ち見をする方もたくさんおられました。
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親善試合の前に本学のバトン・チアリーディング部による活気ある応援がありました。
演技を見ているうちに自然と会場に手拍子が生まれ、響き渡ります。
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司会のあいさつや選手や監督、コーチの紹介を終え、いよいよ試合開始です!!
選手はリラックスした様子でポジションに立ちます。
開始1分、先制したのは関西学院大学でした。
しかし、すぐに武庫川女子大学が1点を返します。
正確で緩急のついたパス回しと切り替えの早さでリードをつくり、勢いに乗ったまま武庫川女子大学が11点を、関西学院大学が8点を取り、前半が終わりました。
前半30分の間、常にコートの中を駆け巡りシュートを決めていきます。
コートのラインぎりぎりで応援していたため、息遣いや振動を直接肌で感じることができました。
まるで実際にコートに立っているような気持ちです!
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後半が始まるまでのハーフタイムに、ダンス部の演技がありました。
シュートの動きを取り入れるなどハンドボール部にエールを送った演技で選手も観客もくぎ付けです。
ダンス部の演技の後には観客がシュートを体験できるミニゲームをしました。
小学生ぐらいの子どもから大人まで列を成して参加しています。
みんな笑顔で和やかな雰囲気になりました。
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後半が始まるとさっきまでの和やかな雰囲気がピリッと真剣なものになります。
相手のパスミスやパスカットからゴールを決め、後半になっても武庫川女子大学のリードは変わりません。
ボールをキャッチするときには次のパスや相手のディフェンスのことを考えた動きをして、相手が反応できないように瞬間的に判断している姿がかっこよかったです。
前半には見せなかった相手チームのポジションの変化にも冷静に対応!!
ラスト数分から相手チームが怒涛の追い上げを見せたので私たちはハラハラしましたが、選手は動揺することなく攻撃し続け、前半と変わらず武庫川女子大学が24対20でリードしたまま試合が終わりました!!
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24対20という結果を見て、私たちは驚きました。
試合は前後半を合わせて1時間です。つまり、1時間に44ゴール!
1分半に1回はゴールを決めたり決められたりした計算になります!!
ハーフタイムがあったとしても、すごい運動量です!!!!
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~最後に~
私は高校時代にホッケー部に所属していました。ホッケーはハンドボールと同じチーム戦ですが、チームプレイの在り方に大きな差があることに気付きました。それは、チーム全員で守備も攻撃もしていたことです。ホッケーはある程度の距離を保って相手と対峙します。なぜなら、広いコートでマンツーマンになると突破されたときに相手の動きに対応できなくなるからです。しかし、ハンドボールのコートはホッケーのコートより狭く、一人当たりの持つ範囲も狭いので、距離を取ると相手に自由に動かれてしまいます。
マンツーマンは狭いコートに対しては有効な手段ですが、一人でも攻撃しに行かなかったり、守りに行かなかったりすると一瞬で点を取られてしまいます。相手の激しい動きに合計一時間も合わせて動き、相手よりもたくさん点を取るためには、とてつもない体力が必要になってきます。
試合を見ると疲れが溜まっているだろう後半戦も敵味方関係なくゴールにボールが投げられたらすぐに次の動きをすることを徹底して練習していたことが伝わってきました。一試合まるまる同じパフォーマンスを持続させるために体力づくりをしっかりしているのだろうなと感じました。
また、パスするタイミングでポジションを変えたり、絶妙にパスされた場所に飛び込んでいき、そのままの勢いでシュートするなど息の合ったプレイを試合でも出せるように日々の練習を重ねていることも伝わってきました。
努力を重ね続けているハンドボール部の活躍をこれからも追い続けたいと思います(*'ω' *)!!