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=equALLの取材へ行ってきました!

こんにちは!

情報メディア学科3年生のくっきー情報メディア学科3年生のねこと情報メディア学科2年生の24と情報メディア学科1年生のチョコプリンです!

今回は、武庫川女子大学でジェンダーについての活動を行っている「=equALL」さんに取材に行ってきました!

「=equALL」さんはゆうかさんとすーさんの学生2名と、図書館職員の方2名で主に活動しています。ゆうかさんとすーさんにお聞きしたことをQ&A形式でお届けします!



Q:活動内容について教えてください

A:現在行っている活動は、図書館5階のジェンダーブースを使った新聞の連載です。これまでに3回の掲載を行いました。

1回目は生理について、2回目は女子力について、3回目は性の多様性についての掲載を行い、3回目は現在も掲載しています。

この連載は、ジェンダーブースでの掲載が主ですが、インスタグラムにも写真を掲載して発信しています。

また、ジェンダーについてのゼミをされている西尾先生の授業の時間を借りて、過去2回にわたり、サークルの紹介や、選挙の投票率についての授業を、学生の方に向けて行いました。
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Q:作った理由を教えてください

A:大学内でのジェンダーについての悩みを打ち明ける居場所と、興味を深めるための居場所を作るために作りました。

Q:「=equALL」の名前の由来は何ですか?

A:「=equALL」(イコール)のスペルの最後がALLと大文字になっています。

ALLには「セクシャリティー・年齢・人種に関係なく対等な立場で尊重し合う」という意味を込めて=equALLという名前にしました。

Q:作った経緯を教えてください

A:共通科目の学び発見ゼミで西尾ゼミに参加したことで、私たち(ゆうかさんとすーさん)は出会いました。私たちはLGBTQについて話し合う、情報を交換し合う場所がないことに気づき、西尾先生の協力のもと設立することになりました。

Q:「=equALL」で活動した前と後で、心や考え方に変化はありましたか?

A:LGBTQやジェンダーについて興味を持っている人、仲間がいることがわかったことが目に見えてわかったことで安心感を得られました。そのことが心や考え方で一番変化したことだと思います。

 2人以外で興味を持ってる方はこの活動に参加はしていないのですか?

基本的に2人(ゆうかさんとすーさん)で活動をしています。

ですが、LINEのオープンチャットを作っていて、私たち2人を含めて10人参加しているので不定期ですが、LGBTQやジェンダーについてミーティングや情報の共有をする活動を行っています。
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Q:活動する中で意識していることを教えてください

A:「とにかくオープンでポジティブな雰囲気でありたい、何も包み隠さず言うこと上下関係を意識しないこと、みんなが心を開いて意見を尊重できるような温かい雰囲気を作ることを意識して活動をしています。」

同じ思いを抱えている人への理解、共有をしたいという思いが伝わってきました。

 

Q:pride monthはどんな風に参加していますか?

A:特に参加したことがないそうです。

pride monthではレインボーで飾り付けをし抗議や祝いの意味を込めてパレードをします。

日本でも各地で不定期に行われているそうなので興味を持った方はぜひ調べてみてください!

=equALLのオープンチャットでも情報が共有されています。

Q:武庫女ではセクシャルマイノリティへの理解は感じられますか?

A:あまり感じないです。

具体的な例として、入学した当時は制服がスカートのみだったことにすごく違和感を抱いていました。学校の旗などの色が全部ピンクであることに固定概念がまだあるなと思います。

私(ゆうかさん)とすーの一番最初の活動として制服の意義を申し立てるということをしました。西尾先生を通して伝えてくれたことで、それが実際にスラックス選択可能という形になって表れたのは、第一歩として大きかったと思います。

 

すーさんはオーストラリアに留学に行っているということなので、「オーストラリアと日本」での違いを聞いてみました!

 

Q:オーストラリアと日本でのLGBTQやジェンダーの意識の違いを教えてください

A:意識は全然違います!

LGBTQのシンボルカラーはレインボーなんですが、

私が通っているオーストラリアの大学では、校旗の横にレインボーの旗があったり、教職員が首から下げているネームホルダーがレインボーカラーであったりします。

他にも、服屋さんやおもちゃ屋さんにもレインボーのステッカーが貼られていたりして街全体でジェンダーへの理解を深めようとしています。

 

Q:オーストラリアは世界的に見てジェンダーへの理解の高さはどのくらいですか?

A:いろいろな人種やバックグラウンドを持っている人が多く、ジェンダーに限らず多様性が尊重されているのでアジアよりは理解が高いと思います。

また、女性の先生の数が多かったり、消防士のポスターに女性が写っていたりしていて、ジェンダーの固定概念が少ないと感じます。

Q:最後に、みなさんに伝えたいことをお願いします!

武庫女生で性に悩んでいる人や少しでも勉強したい人がこういう活動を通して居場所があるんだなということだけでもわかってくれると嬉しいです。ひとりじゃないということが伝わればいいなと思います。

 

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今回の取材を通して、私たちはLGBTQやジェンダーについてもっと興味を持ち理解していくことの大切さを学びました。

少しでも興味を持った人は、ぜひ図書館5階のジェンダーブースに行ってみてください!!

=equALLさんのInstagramアカウントはこちら↓↓

equall12 https://www.instagram.com/equall12/

カテゴリ:[取材][学び]

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