ゴンザガ大学の教授2人による女性リーダーシップ研修が行われました。

ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（女性リーダー育成型）」事業の一環として、「女性リーダーシップ研修～みとめあう職場文化をつくる～」（女性研究リーダー育成推進センター主催）が10月5日、オンラインで始まりました。12月7日まで計5回開催します。

 

本研修は、多様な組織文化づくりに焦点をあてたプログラム。職場における多様性に目を向けてコミュニケーション、チームワーク、創造性、感性を高めることを目的としています。本学協定校のゴンザガ大学（米ワシントン州）の教授2人が講師を担当し、教員・大学院生20人が参加しました。

 

第１回は「世界における女性リーダーの現状」と題し、女性の参政権獲得から近年のMeToo運動やブラック・ライブズ・マターまで女性とマイノリティを取り巻く歴史をたどりました。政治とのかかわりやエクイティ（公平）への険しさ、アカデミア（研究機関）や高等教育の課題などについてもレクチャーを受けました。

 

研修後半では、ニュージーランドのアーダーン元首相の首相在任中の産休取得、コロナ禍でのリーダーシップについて動画を通して理解を深め、さらに日本の政治家との比較、ジェンダーの社会的構造、ステレオタイプについてディスカッションをしました。

 

次回は11月9日開催予定です。