看護学部の和泉京子教授が西宮市の市政 100 周年記念イベントで 講演をしました

11月19日 に西宮市民会館(アミティ・ベイコムホール)で開催された「市政 100 周年 健康寿命 100 歳を目指して!西宮いきいき体操」で、看護学部の和泉京子教授が「西宮いきいき体操の効果」について講演しました。

西宮いきいき体操は、地域住民がグループで、身近な場所において行う高齢者向けの筋力向上を目的とした体操です。手首や足首におもりをつけ、DVDの映像にあわせて行います。おもりの量を調節したり、座って体操することによって、体力に自信がない方も参加することができる体操です。現在、284か所で開催され、8,400名の高齢者が参加されています。

講演では、560名の参加者に西宮いきいき体操に参加することの主観的、客観的な効果についてデータをもとにお話しし、皆様と西宮いきいき体操へ参加すること、参加を継続すること、周囲の方々へ参加のお誘いをすることの重要性を共有しました。

看護学部の学生の実習や大学院看護学研究科の大学院生の研究で、西宮いきいき体操に参加させていただいており、この日の講演では、大学院生が西宮いきいき体操の参加者に行ったアンケート調査の結果も報告させていただきました。

イベントでは、市長の挨拶、10年、5年と継続しているグループへの感謝状贈呈に続き、体操、レクリエーションも盛り込まれ、会場は終始にぎやかでした。
参加者は皆、生き生きしており、データのみならず、その様子からも西宮いきいき体操の効果を実感することができました。

看護学部では、学生、大学院生、教員ともに、「地域から学び、地域に貢献する」活動を今後も続けます。