フラッグフットボール女子日本代表キャプテンの山本深由奈さんが、アジア・オセアニア大陸選手権で活躍。ロス五輪出場をかけた世界選手権に出場します。
2025/11/21
山本深由奈(みゆな)さん(健康・スポーツ科学科、2021年3月卒業)が、フラッグフットボール女子日本代表として「フラッグフットボールアジア・オセアニア大陸選手権」に出場し、勝利に大きく貢献しました。
当大会で、日本は3位決定戦でサモア(オセアニア2位)に42-12(前半28-6)で勝利し、3位で世界選手権への出場を決めました。
フラッグフットボールは、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技に採用されており、2026年8月の世界選手権は、3位以上で五輪出場が確定します。オリンピックに向け、国際舞台での経験を積むための重要な大会となります。
山本さんは、本学在学中にタッチフットボール部で4年間クォーターバックを務め、オフェンスの中心選手として活躍。2019年、2020年のさくらボウル連続MVPをはじめ、関西オールスターに3度選出されたほか、秋季リーグでオフェンスベスト6の受賞など、輝かしい実績を残されました。
山本さんからのコメント
「今大会(アジア・オセアニア大陸選手権)では、優勝を目指して練習を重ねてきました。初戦から良い雰囲気で試合を進めることができ、日本として前回大会で負けている中国に勝つことができました。しかし、アジア大会の決勝で再び中国と試合をすることになり、後半残り数分のところで逆転負けをしてしまいました。その後は、アジア・オセアニアの順位決定戦に進み、サモアに勝ち、全体3位で大会を終えました。3位までは、来年8月にドイツで行われる世界選手権に出場することができます。切符を勝ち取ったものの、日本としては、優勝を目標としていたため、悔しい結果となりました。個人的には、1年前に前十字靭帯を損傷し、一年ぶりの国際大会復帰戦でした。新しいポジションへの挑戦やキャプテンを任せていただき、色々な課題を見つけることができました。来年の世界選手権は、3位以上でオリンピック出場が確定する大切な大会です。これまでよりも、競技に向き合い、チームとしても個人としても成長することが求められるため、国内での練習もより一層力を入れていきたいと思います。武庫川女子大学のOGとして、誇りをもってこれからも戦っていきますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします」






