武庫川女子大学が産学・高大連携イベント「WOTA BOXを活用した熱中症予防・防災啓発イベント」を奈良育英高校で開催しました。
2026/09/30
武庫川女子大学はWOTA(WOTA株式会社・東京都中央区)のポータブル水再生システム「WOTA BOX」を使った産学・高大連携イベント「WOTA BOXを活用した熱中症予防・防災啓発イベント」を奈良市の奈良育英高校で開催しました。
WOTAは水処理自律制御技術を用いた小規模分散型水循環システムの開発を手掛けています。「WOTA BOXを活用した熱中症予防・防災啓発イベント」は、ソフトバンク(ソフトバンク株式会社、東京都港区)が主催する「産学連携プロジェクトAWARD2025」で、「WOTA BOX」を活用した社会課題解決プロジェクトを推進する提案があったことを契機に、WOTAの水循環システムを平常時は熱中症予防や暑さ対策、災害時には衛生・防災意識の啓発につなげることを目的に進めています。
7月28日に発生した熊本地震では、酷暑下での避難生活における熱中症対策や衛生環境の確保が課題になっており、WOTAは断水地域における「WOTA BOX」によるシャワー設備や水循環型手洗いスタンド「WOSH」による手洗い設備を設置し、入浴・衛生支援を行っています。
奈良育英高校でのイベント開催は、2050年の未来社会の課題を解決し、地域創生を目指すコンビニエンスストアを構想する武庫川女子大学の産学連携・高大連携プロジェクト「ローソンプロジェクト」の一環として、武庫川女子大学経営学部谷口ゼミ(谷口浩二助教)と奈良育英高校が主体となり、ソフトバンクと、地域関係者との協力・連携で、同校文化祭が開かれた9月12日に実施しました。当日は、会場内の「WOTA体験ブース」に「WOTA BOX」やシャワーテントなどを設置。谷口ゼミの学生と奈良育英高校の生徒が、ソフトバンク公共本部の西村智秀さんから「WOTA BOX」の仕組みや使い方などの説明を受けた後、来場者にWOTA BOXを活用した熱中症予防や防災啓発について説明し、体験をしてもらいました。
このイベントは9月1日に北海道北広島市で開かれ、11月11日には兵庫県の明舞団地(明石舞子団地、神戸市・明石市)での開催を予定しています。
谷口浩二助教は「この取り組みは、企業・高校・大学が連携し、平常時の暑さ対策と災害時の衛生・防災をつなぐフェーズフリーの考え方や水の大切さを地域に伝える貴重な機会になったのではないか」と話しています。
奈良育英高校の倉森博司高大連携室長は「このイベントで、生徒が学校内だけでなく外の人たちと繫がりを持つことの大切さを学び、社会で活躍する力にしてほしい。また、取り組みを大学生と一緒に行うことで、生徒たちが大学生をイメージできる」と話しています。
能登半島地震の被災地で「WOTA BOX」を活用した支援活動を行ったソフトバンク公共本部の西村智秀さんは「高校の文化祭で、高校生、大学生の皆さんにWOTA BOXの仕組みを紹介しました。実際の機器を通じて、災害時の水の大切さや防災を身近に感じてもらえたことをうれしく思います。今回の体験が、防災について考えるきっかけになればと思います」と話しています。
イベントに参加した谷口ゼミの中道美結さん(経営学部3年)は、「WOTA BOXを活用した熱中症予防や防災啓発を知ってもらい、この取り組みが広まるきっかけになればうれしい」と話し、奈良育英高校1年の廣瀬昊太朗(こうたろう)さんは、「近未来のテクノロジーに興味があり参加しました。企業と大学、高校生が連携した大きなプロジェクトに参加できてうれしい。このWOTAの取り組みをローソンに提案したい」と話し、来場者に「WOTA BOX」活用の説明をしていました。










