おしらせ

甲子プロジェクト連続講演会『鳴尾の水資源と暮らし』開催のお知らせ⑤

2023/11/22

『鳴尾の水資源と暮らし』*をテーマに連続講演会を開催いたします。

私たちは、水道の栓を回せば飲料水が出てきて当たり前という生活をしています。大きな災害が起こって初めてそれが当たり前ではないことに気が付きます。

そんな今では想像もつかないことかもしれませんが、武庫川女子大学がある旧鳴尾村は、かつて毎年、水害と旱魃に悩まされ続けていました。当時の人たちはどのようにそれに対処して生活していたのでしょうか。そして、いつからこのような便利な暮らしになったのでしょうか。また、現在、どこから、どのように安全・安心な水を得ているのでしょうか。さらに、西宮の豊かな水資源をどうやって次世代に渡していけばよいのでしょうか。

今年度は、連続5回講演会を企画いたしました。学生の皆様をはじめ地域の方々とご一緒に、是非、身近な水資源について考えてみたいと思います。

*採択研究課題「聖地研究 甲子園―聖地の生成と象徴性再生産プロセスに対する住民評価の研究」(19K12597 基盤研究(C))の一環として甲子園筋の水路にまつわる郷土史の背景を、武庫川から大阪湾まで生活美学的視点から深めます。

 

第5回「これからの瀬戸内海への提言、港(海)とまちの融合を考える」

 

【事前申込制】

専用フォーム(https://forms.gle/Lm1yEf8ZTxMBNhsy6)からお申し込みください。

◇日時:2024年1月16日(火)10:00開始

◆会場:武庫川女子大学 中央キャンパス 南館S-57 (西宮市池開町6-46)

◇講師:信時正人

◆コーディネーター:黒田智子(武庫川女子大学生活美学研究所研究員、同生活環境学部教授)

◇聴講無料

 

◆講演概要

戦後の日本の都市つくり、地域つくりは海や川に背を向けて行われてきた。そのために、住民の意識には海の近くに住んでいるという事の認識が非常に低い。環境面、観光面、或いは、産業面でも今後、海の存在は非常に大きくなってくるものと考える。山から川、里、そして海、というつながりを意識しながらの、地域づくりを考えていくきっかけを提供したい

 

◇講師略歴

和歌山市出身、東京大学都市工学科卒。                

ヨコハマSDGsデザインセンターセンター長、(株)エックス都市研究所理事

大学卒業後、三菱商事株式会社を経て、(財)2005年日本国際博覧会協会(政府出展事業企画・催事室長)、東京大学大学院特任教授、横浜市入庁(都市経営局理事、温暖化対策統括本部長等(横浜スマートシティプロジェクト等推進)。

和歌山市特別顧問、東京大学まちづくり大学院非常勤講師、神戸大学客員教授、宝塚医療大学学長補佐、元東京ガス非常勤監査役、(一社)UDCイニシアチブ理事、他

 

お問い合わせ先

武庫川女子大学生活美学研究所

TEL: 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

※研究会当日のお電話は、0798-45-9992におかけください。

   ただし、研究会運営のため不在になる時間帯もありますので、お問い合わせは余裕をもってお願いします。

E-Mail: seibiken@mukogawa-u.ac.jp

甲子プロジェクト連続講演会『鳴尾の水資源と暮らし』開催のお知らせ④

2023/11/02

『鳴尾の水資源と暮らし』*をテーマに連続講演会を開催いたします。

私たちは、水道の栓を回せば飲料水が出てきて当たり前という生活をしています。大きな災害が起こって初めてそれが当たり前ではないことに気が付きます。

そんな今では想像もつかないことかもしれませんが、武庫川女子大学がある旧鳴尾村は、かつて毎年、水害と旱魃に悩まされ続けていました。当時の人たちはどのようにそれに対処して生活していたのでしょうか。そして、いつからこのような便利な暮らしになったのでしょうか。また、現在、どこから、どのように安全・安心な水を得ているのでしょうか。さらに、西宮の豊かな水資源をどうやって次世代に渡していけばよいのでしょうか。

今年度は、連続5回講演会を企画いたしました。学生の皆様をはじめ地域の方々とご一緒に、是非、身近な水資源について考えてみたいと思います。

*採択研究課題「聖地研究 甲子園―聖地の生成と象徴性再生産プロセスに対する住民評価の研究」(19K12597 基盤研究(C))の一環として甲子園筋の水路にまつわる郷土史の背景を、武庫川から大阪湾まで生活美学的視点から深めます。

 

第4回「鳴尾地域の水道とその歴史」

 

【事前申込制】

専用フォーム(https://forms.gle/6y6Bbc5U6ef9pFuz8)からお申し込みください。

 

◇日時:2023年12月2日(土)14:00開始

◆会場:武庫川女子大学 中央キャンパス 南館S-45 (西宮市池開町6-46)

◇講師:舩本 和弘(西宮市上下水道局水道施設部長)

    大垣 裕亮(西宮市上下水道局水道施設部浄水課水質試験チーム主査)

◆コーディネーター:黒田 智子(武庫川女子大学生活美学研究所研究員、同生活環境学部教授)

◇聴講無料

 

◆講演概要

鳴尾地域は、昭和初期の水道創設まで井戸水を生活用水にあてていた。特に武庫川沿いで豊富に湧き出す地下水は、ろ過を必要としないほど水質に恵まれていたが、1934(昭和9)年の室戸台風によって井戸の多くが塩水化したことや、軍需産業の立地によって、上水道布設が緊急課題となっていた。今回は、戦前から戦後の鳴尾地域の水道のあゆみと安全・安心な水を供給するための取り組みを紹介する。

 

お問い合わせ先

武庫川女子大学生活美学研究所

TEL: 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

※研究会当日のお電話は、0798-45-9992におかけください。

   ただし、研究会運営のため不在になる時間帯もありますので、お問い合わせは余裕をもってお願いします。

E-Mail: seibiken@mukogawa-u.ac.jp

 

画像:鳴尾水源地(1963年、昭和38年)

甲子プロジェクト連続講演会『鳴尾の水資源と暮らし』開催のお知らせ③

2023/10/18

『鳴尾の水資源と暮らし』*をテーマに連続講演会を開催いたします。

私たちは、水道の栓を回せば飲料水が出てきて当たり前という生活をしています。大きな災害が起こって初めてそれが当たり前ではないことに気が付きます。

そんな今では想像もつかないことかもしれませんが、武庫川女子大学がある旧鳴尾村は、かつて毎年、水害と旱魃に悩まされ続けていました。当時の人たちはどのようにそれに対処して生活していたのでしょうか。そして、いつからこのような便利な暮らしになったのでしょうか。また、現在、どこから、どのように安全・安心な水を得ているのでしょうか。さらに、西宮の豊かな水資源をどうやって次世代に渡していけばよいのでしょうか。

今年度は、連続5回講演会を企画いたしました。学生の皆様をはじめ地域の方々とご一緒に、是非、身近な水資源について考えてみたいと思います。

*採択研究課題「聖地研究 甲子園―聖地の生成と象徴性再生産プロセスに対する住民評価の研究」(19K12597 基盤研究(C))の一環として甲子園筋の水路にまつわる郷土史の背景を、武庫川から大阪湾まで生活美学的視点から深めます。

 

第3回「地下水保全 ~ 宮水(灘五郷)地域の事例紹介~」

 

【事前申込制】

専用フォーム(https://forms.gle/wHgMsUJj2iQHnNHf6)からお申し込みください。

◇日時:2023年11月11日(土)14:00開始

◆会場:武庫川女子大学 中央キャンパス 南館S-45 (西宮市池開町6-46)

◇講師:済川健(スミカワ研究所有限会社 代表取締役

◆コーディネーター:黒田智子(武庫川女子大学生活美学研究所研究員、同生活環境学部教授)

◇聴講無料

 

◆講演概要

日本を代表する酒どころ「灘五郷」は、神戸市東部から西宮市にかけた地域に分布している。都市開発が進む地域でありながら、この地域の浅層地下水は酒造用地下水としての水質を保ち続け、今もなお灘酒の品質を支えている。上水道が破壊された阪神・淡路大震災では、この地域の井戸が震災直後から一般に開放され、「命の水」として重宝された。今回は、西宮市の「宮水」を中心に「灘五郷」の地下水保全活動を紹介する。

 

◇講師略歴

兵庫県西宮市出身。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、大手事務機メーカーにおいてカラープリンタの商品化研究に従事。2001年早期希望退職後、スミカワ研究所有限会社に入社。都市開発と地下環境保全の両立をテーマに地質・地下水の調査研究に携わる。現在、灘五郷酒造組合 宮水保存調査会顧問。

 

お問い合わせ先

武庫川女子大学生活美学研究所

TEL: 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

※研究会当日のお電話は、0798-45-9992におかけください。

   ただし、研究会運営のため不在になる時間帯もありますので、お問い合わせは余裕をもってお願いします。

E-Mail: seibiken@mukogawa-u.ac.jp

甲子プロジェクト連続講演会『鳴尾の水資源と暮らし』開催のお知らせ②

2023/10/04

『鳴尾の水資源と暮らし』*をテーマに連続講演会を開催いたします。

私たちは、水道の栓を回せば飲料水が出てきて当たり前という生活をしています。大きな災害が起こって初めてそれが当たり前ではないことに気が付きます。

そんな今では想像もつかないことかもしれませんが、武庫川女子大学がある旧鳴尾村は、かつて毎年、水害と旱魃に悩まされ続けていました。当時の人たちはどのようにそれに対処して生活していたのでしょうか。そして、いつからこのような便利な暮らしになったのでしょうか。また、現在、どこから、どのように安全・安心な水を得ているのでしょうか。さらに、西宮の豊かな水資源をどうやって次世代に渡していけばよいのでしょうか。

今年度は、連続5回講演会を企画いたしました。学生の皆様をはじめ地域の方々とご一緒に、是非、身近な水資源について考えてみたいと思います。

*採択研究課題「聖地研究 甲子園―聖地の生成と象徴性再生産プロセスに対する住民評価の研究」(19K12597 基盤研究(C))の一環として甲子園筋の水路にまつわる郷土史の背景を、武庫川から大阪湾まで生活美学的視点から深めます。

 

第2回「枝川廃川の経緯と甲子園筋の誕生」

 

【事前申込制】

専用フォーム(https://forms.gle/1AYybzRxrFV6R5s1A)からお申し込みください。

 

◇日時:2023年10月28日(土)14:00開始

◆会場:武庫川女子大学 中央キャンパス 南館S-45 (西宮市池開町6-46)

◇講師:西尾 嘉美(元西宮市立郷土資料館学芸員)

◆コーディネーター:黒田 智子(武庫川女子大学生活美学研究所研究員、同生活環境学部教授)

◇聴講無料

 

◆講演概要

武庫川はたびたび洪水を起こす暴れ川であったが、弘治3年(1557年)の大洪水の後の治水工事で、洪水により生まれた流路を川として整えたのが「枝川」である。時を経て、大正11年(1922年)に大がかりな治水が行われ、枝川は川としての役割を終え、廃川となった。そして、かつての枝川は住宅地等の「街」に姿を変え、「甲子園筋」が誕生する。本講演では、武庫川の洪水と治水の歴史的変遷をたどり、「川」が「街」に生まれ変わっていく経緯についてご紹介する。

 

◇講師略歴

神戸市出身 修士(文学)関西大学

西宮市立郷土資料館 民俗分野担当学芸員(23年3月退職)

所属学会 (一社)日本民俗建築学会(理事) 日本民俗学会他

専門分野 氏神祭祀・祭祀習俗 有形民俗

 

お問い合わせ先

武庫川女子大学生活美学研究所

TEL: 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

※研究会当日のお電話は、0798-45-9992におかけください。

   ただし、研究会運営のため不在になる時間帯もありますので、お問い合わせは余裕をもってお願いします。

E-Mail: seibiken@mukogawa-u.ac.jp

 

図1明治42年測量 陸軍仮製図 大阪北西部(部分)   図2甲子園住宅経営地案内 図2提供:阪神電気鉄道株式会社

甲子プロジェクト連続講演会『鳴尾の水資源と暮らし』開催のお知らせ

2023/09/27

『鳴尾の水資源と暮らし』*をテーマに連続講演会を開催いたします。

私たちは、水道の栓を回せば飲料水が出てきて当たり前という生活をしています。大きな災害が起こって初めてそれが当たり前ではないことに気が付きます。

そんな今では想像もつかないことかもしれませんが、武庫川女子大学がある旧鳴尾村は、かつて毎年、水害と旱魃に悩まされ続けていました。当時の人たちはどのようにそれに対処して生活していたのでしょうか。そして、いつからこのような便利な暮らしになったのでしょうか。また、現在、どこから、どのように安全・安心な水を得ているのでしょうか。さらに、西宮の豊かな水資源をどうやって次世代に渡していけばよいのでしょうか。

今年度は、連続5回講演会を企画いたしました。学生の皆様をはじめ地域の方々とご一緒に、是非、身近な水資源について考えてみたいと思います。

*採択研究課題「聖地研究 甲子園―聖地の生成と象徴性再生産プロセスに対する住民評価の研究」(19K12597 基盤研究(C))の一環として甲子園筋の水路にまつわる郷土史の背景を、武庫川から大阪湾まで生活美学的視点から深めます。

 

第1回「鳴尾北郷義民とその時代」

 

【事前申込制】

専用フォーム(https://forms.gle/9gFXmasx31ecPmrq7)からお申し込みください。

 

◇日時:2023年10月21日(土)14:00開始

◆会場:武庫川女子大学 中央キャンパス 南館S-45 (西宮市池開町6-46)

◇講師:田中 秀哉(鳴尾北郷義民追悼会代表)

◆コーディネーター:黒田 智子(武庫川女子大学生活美学研究所研究員、同生活環境学部教授)

◇聴講無料

 

◆講演概要

「鳴尾義民」とは・・・

「天正19年(1591年)夏、未曾有の大旱魃の際、自ら犠牲となって、鳴尾村を救った25人の義民」のことを指す(西宮・浄願寺碑)。一般に「天正北郷樋事件」(てんせいほくごうひ)と呼ばれるこの事件を当時の社会状況と当地の地理的状況を確認していき、「大旱魃」=「水」と、犠牲となった農民をキーワードに理解を深めていく。また、「鳴尾北郷義民の霊を供養するとともに、後世に末永く伝承し、地域の発展に寄与すること」を目的とする当追悼会の活動の現状を報告する。

 

◇講師略歴

1964年8月、西宮市上鳴尾町生まれ。59歳。鳴尾北小学校、学文中学校、西宮南高校、追手門学院大学、卒業。同大学院修了。初代代表の喜田侑敬(元市会議員)の急逝に伴い、追悼会執行部に参画、令和元年、現行体制へと「追悼会」組織を整備。令和3年、前代表(2代目)喜田等氏の病気辞任を受け、3代目世話人代表に就任。現在に至る。


 

お問い合わせ先

武庫川女子大学生活美学研究所

TEL: 0798-67-1291(受付時間:祝日を除く月~金 10:00-16:00)

※研究会当日のお電話は、0798-45-9992におかけください。

   ただし、研究会運営のため不在になる時間帯もありますので、お問い合わせは余裕をもってお願いします。

E-Mail: seibiken@mukogawa-u.ac.jp