6月18日に、かほるとあずき、ほなみんの3人で、カヌー部の取材に行ってきました!
武庫川女子大学のカヌー部といえば...ロンドン・北京・アテネ五輪大会に出場された北本忍選手や、北京・アテネ五輪大会に出場された鈴木祐美子選手など、世界で活躍されるカヌー選手を輩出してきた強豪クラブです!
卒業生だけでなく、部員の方々も、昨年の「全日本学生カヌースプリント選手権大会」にて、全種目で1位を獲得し、総合優勝に輝き、見事2連覇を達成されるなどの活躍をされています。
カヌー部員さんに案内していただき、学校を出て10分ほど歩くと、「艇庫(ていこ)」と呼ばれる2階建ての建物に到着。
艇庫。
奥までカヌーがぎっしり。
1階には皆さんの使うカヌーが並び、2階には乗艇前の準備運動をしたり、着替えやシャワーを浴びたりする空間がありました。
私たちがお邪魔した時、2階では部員の皆さんは準備運動の体幹トレーニング中...にもかかわらず、椅子と机とお茶を用意していただきました!!
そんな親切な部員さんを率いる、主将 佐藤恵さんにお話を伺いました。
主将 佐藤さん
活動内容
艇庫は武庫川のすぐ近くにあります。
カヌー部さんは 毎週火曜日~日曜日にこの武庫川で練習しています。練習内容は、準備運動に体幹トレーニングとランニングを行い、武庫川で乗艇練習。
練習量は、橋本コーチの判断で決められます。大会前には、体に負荷をかけすぎないよう、量を減らすこともあるそうです。
減らすといっても、乗艇メニューは4km...。MAXで15kmほど漕ぐこともあり、15km1本こなすのにおよそ90分ほどかかるそうです(・_・;)びっくり!
楽しいと思うとき
大会で勝てたとき&カヌーに乗っているとき!
天気の良い日に4人乗りをするのは風を感じてとても気持ちが良い!!想像するだけでも、楽しそうです(^v^)y-.。o○
また、自然を相手にしている、というやりがいも感じるとのこと。武庫川は荒れやすく、カヌーは漕ぎづらいのだそうです。
しかし!!
そんな厳しい練習環境での鍛錬が、武庫女のカヌー部の強さへとつながっていくのです!!
今後の目標
ズバリ!!
インカレでカナディアン、シニア、ジュニア全部門の総合優勝すること!!!
昨年の「全日本学生カヌースプリント選手権大会」では、500mシングルと5000mペアで表彰台を独占! 今年も武庫女のカヌー部員での争いになるのでは...!!と取材メンバーは尋ねましたが、佐藤さんは「前回は良い成績を修められましたが、他大学の選手にも強力な選手がたくさんいるので、常に僅差の戦いです」と謙虚な姿勢を崩されませんでした...かっこいい!!!
入部を考えている人に一言
「新しいスポーツを始めたいという方、初心者大歓迎です!一緒に全国優勝を目指しましょう」と力強い一言。
初心者の方は、「カヌーに乗れた!」「漕ぐことができた!」「タイムが縮んだ!」と、自分の成長が分かるので楽しいのだそうです。
基本情報
活動日:火曜日~日曜日の週6回
平日/16:45~日暮れまで、土/6:45~8:15,15:00~日暮れまで、日/9:00~15:00(16:00)
部員数:選手24人+マネージャー1人(出身地は北は山形から南は宮崎まで!)
部費:2500円(用具代、遠征費は個人で負担します)
乗艇練習
体幹トレーニングが終わると乗艇練習に入ります。これは天候によって左右されます。
雨が降っているぐらいであれば晴れの日と変わらない練習を行うそうですが、風が強すぎると波が荒れてしまい、カヌーが転倒しやすくなるため乗艇練習を中止するそうです。この見極めは、木の揺れや川が満潮しているかなどをコーチが見て判断するそうです。
6人で一列に並んで、この日は200mを何本も往復していました。初めは、フォーム確認の練習を行い、次第に漕ぐスピードが速くなっていきました。
カヌーの先端に草がつくだけでも、漕ぐことに負荷がかかるそうで、カヌーの底にテニスボールをつけて、より負荷をかけて練習している選手の方もいました。見ているだけでは風に乗って気持ち良さそうだと思っていましたが、実際は、漕ぐ腕の力や上半身を支える足の踏ん張りが必要だそうです。
取材を終えて
いかがでしたか?カヌー部さんの練習を見てみたい!という方は、ぜひ武庫川に足を運んでみてください!
波に乗ってカヌーを漕ぐカッコいい皆さんを見ることができますよ(^_-)-☆
以上、日本語日本文学科4年かほる、あずきと日本語文化学科1年ほなみんでした!