日本語日本文学科4年のなっちゃんと2年のぼーちゃんの2人で
未成年者飲酒防止活動「飲酒の功罪とアルコール体質、そして個別化医療は実現するか?」
の講演会に行ってきました!!
この講演は、武庫川女子大学薬学部 木下健司教授が
日下記念マルチメディア館 メディアホールで行いました。
様々なお話を聞かせていただいたのですが、
私たちが興味深く感じたのは「日本人は世界の人種の中で一番お酒が弱い人種である」というお話です。
木下教授によると、ヨーロッパやアフリカではお酒が弱い人(顔が赤くなる人)が0%に対し、日本は40%という実情だそうです。
これは中国からの渡来人の遺伝子が入っているからです。
また、渡来人は九州から入ってきたので、日本列島の北にいくほどお酒が強いという結果になっており、
一番強いのは秋田県、2位は岩手県で、近畿は下位に固まっているそうです。
講演の中で、私たちもパッチテストを行いました。
絆創膏にエタノールを2、3滴垂らしたものを日焼けをしていないところに貼り
7分後、17分後に赤くなっているかを確認します。
私たちは2人とも17分後に赤くなり、それほどお酒に強くない『中戸』であることがわかりました。
自分では強いと思っていたので、驚きの結果となりました。
木下教授は、このパッチテストよりも詳しく結果が出る唾液を使った遺伝子検査を
入学してきた学生に行い、未成年者飲酒防止の啓発運動も行っているそうです。
今回の講演を聞いて、歓迎会やサークルでお酒を飲む機会が多くなっていく大学生に聞いてほしいと思いました。
講演の最後に、学生が制作した小学生対象の飲酒防止のビデオを見ました。
猫とおじいさんの話なのですが、おじいさんのアフレコは木下教授が行っており、会場に笑いが起こりました。
去年はスカイツリーの下で学生が中心となり、飲酒の功罪のパンフレットを配ったり、パッチテストのイベントを行ったりしたそうです。