こんにちは!日本語日本文学科4年生のたかさんです。
7月に入りましたね!たかさんは最近新しいサンダルを購入しました(*^_^*)
サンダルは明日デビューの予定です。早く履きたいぜ...!
今回は日本語日本文学科っぽく、私のお勧め本を紹介します(^^)/
題して「たかさん夏の小説まつり ~現実からの逃避行~」。イエーイ!!
完全にスベったタイトルから始まります、「たかさん夏の以下略(めんどう)」。
あらすじは各自で調べてください。たかさんのまつりなので、たかさんのおススメと感想のみお伝えします。
『終点のあの子』(柚木麻子著)
ある女子校を舞台にした連作短編集です。いわゆる「お嬢様校」独特の雰囲気がとても良く表現されていて、
自分がそのお話の中に入っているかのような感覚になります。小説に登場する小物使いも本当にうまい!!
ちなみにたかさんも女子校の出身でして、この小説の空気感には懐かしさを覚えます。
「二人でいるのに無言で読書」というお話が個人的に一番好きです。
文春文庫の表紙もかわいらしいくて好きです(●^o^●)
『何者』(朝井リョウ著)
就職活動中の男女が主人公のお話です。作者は『桐島、部活やめるってよ』で有名な朝井リョウさん。
朝井さんはフィクションとノンフィクションの織り混ぜ方が上手で、その「リアルさ」を描く感じがすてきだな、と思います。
ある雑誌のインタビューで朝井さんが『何者』を振り返ったコメントがあったんですが、それが「朝井、怒ってたなー」でした。
「確かに」と納得のいく、奇麗なだけではないエネルギーを感じた作品でした。
『卵の緒』(瀬尾まいこ著)
私、瀬尾まいこさんめっっっっちゃ好きなんです!!!(笑)
ふわふわと、どこかつかみきれない雰囲気なのに気が付いたらもっていかれているというか...。
『卵の緒』の主人公も、小学5年生のわりにだいぶ飄々としていて、ちょっと斜に構えているくせになんだかかわいいやつです。
「家族の絆」がテーマで、大学の図書館にも入っています。
『葉桜の季節に君を想うという事』(歌野晶午著)
最後のどんでん返しがすごい!クールなアイツも興奮すると思います。誰だ。
ぐうの音も出ません。これはもう読んでとしか言いようがないです。
SMAPの中居君も好きらしいです。中居君趣味合うネ!結婚しよ!!
『弁護側の証人』(小泉喜美子著)
これも最後がすごいんですよ...!構成がほんとにすばらしい。
「たいがいのことには動じないぜ」「ハードル上げると後が大変だぜ」「やれやれだぜ」って方にぜひ読んでほしいです。
読み終えたら絶対「オゥ...」と口から出ます。やれやれだぜ。
とりあえず5冊あげてみたんですが、結構長くなってしまいました。
ぜひ読んでみてください(^v^)
「日本語日本文学科っぽく」と冒頭に書きましたが、セレクトは完全に趣味です。現代ものばかりですね。
日本語日本文学科の授業では、古代~近代の文学をまんべんなく学びますよ!(笑)
ではでは、また次の更新で(^^)/