日本語日本文学科4年ななお、同じく2年のなっさん、情報メディア学科4年いーちゃんです。
今日は写真部の取材に行ってきました。
写真部では、スライドショーと展示を行っています。
今回の展示のテーマは『くるくる巡る』です。
部長の生活環境学科3年の登 万里子さんにお話を伺いました。
「展示では、白黒のフィルムを用いて撮影しています。白黒では、色が分からないので、そこから見る人の想像力をかき立てるという点が魅力です。
元々面白いものを撮るのではなく、面白くないものを撮ることによって面白くする点もまた写真の奥の深さです。」
写真にも、哲学的なイメージのものや、コミカルなものなどそれぞれに個性があり、取材をしていて、面白かったです。
なかでも登さんのおすすめの写真は「じーっ...」
「町中にあった『どうぶつものさし』を面白いと思い、撮ったところ、よく見ると後ろの牛がじーっ...とこちらを見ている、ということでこのタイトルをつけました」。
スライドショーのテーマは『まち、いろ色』です。ここの作品は白黒写真の展示とは違い、カラー写真が使用されています。
このカラー写真の撮影にはポジフィルムというものが使われているそうです。ポジフィルムとは撮った色がそのまま反映されるもので、温かみのある色合いの写真が撮れるという効果があります。
また、そのフィルムを映写機にはめ込むのも手作業で行っており、このように写真部では普段から「プロセスを体験する」ということを大切にされているとコーチの方が仰っていました。
スライドショーの被写体は踏切や標識や看板など普段見ているモノや景色ですが、それがおしゃれに見えたりコミカルに見えたりと、まさにテーマ通りの『まち、いろ色』な雰囲気が楽しめました。
*編集後記*
広報の写真は記録としての写真という印象をもっていましたが、それとはまた違った作品としての写真を鑑賞し写真の多くの可能性を感じることができました。/いーちゃん
写真を専門としている方々の前で、撮影を行うのは緊張しました(笑)/なっさん
部長の登さんをはじめ、皆さんのお話を伺っていると本当に活動を楽しんでいるのだなあというのが伝わってきてインタビューをする方も楽しかったです。/ななお
こちらの取材内容は動画でもご覧いただけます!