みなさんこんにちは。
日本語日本文学科3年生のだんごです。
今回のテーマは「行ってみたい海外」です♪
私は英語が大の苦手なので、海外に旅行に行きたいと思ったことはありませんでした。
どうしても旅行へのワクワクより、言葉が通じない不安の方が大きいのです。
しかし、今はベトナムに行きたいと思っています。
それは、あるベトナム人の友達との出会いがあったからです。
今回は初めて私に海外の友達ができたお話を紹介します。
きっかけは、日本語教師の資格をとるために受講している授業でした。
日本語教師とは、外国人に日本語を教える職業です。
日本語学習者は、「日本語を研究したい・日本で働きたい・日本で生活したい」など様々な理由で、日本語学校に通っています。
そんな中、日本語学校で学ぶことができるのは、共通語(標準語)です。
これでは、共通語をマスターした人が大阪に来ても、「ええよ。」「あかんねん。」「なんでやねん」などの関西弁が分かりません。方言が新たな課題になっているのです。
それを授業で知った私は、簡単な関西弁を紹介したいと先生にお願いしました。
(先生は日本語教師であり、実際にクラスを受け持っています。)
先生は快諾してくださり、私は自分で授業を組み立て、資料を作り、授業をしました。
しかし、私は実際に外国人の方に対して授業をしたことがありませんでした。
さらに、日本語学校で習わない方言を紹介するということは、参考になる題材がほとんどなく、完全にオリジナルで授業を構成する必要がありました。
このような課題がある中、3つのことを意識しました。
①日本語学習者が身近に感じる題材作り(買い物などの場面を取り上げる)
②説明ばかりにならない構成。
③常に笑顔でいることを意識し、学習者に楽しく授業を受けてもらうこと。
その結果、暖かい先生と学習者の方(20名ほど)の支えもあり、無事終えることができました。
そして、ぜひ会ってみたい・もっとお話してみたいと言ってくださる人がいました。
それが後のベトナム人の友達です。
現在は、一週間に一度交流を重ねています。(オンラインです。)
ベトナムでは1月に花火があがることや、恥ずかしがり屋が多いことなど、初めて知ることばかりでとても勉強になります。これがきっかけになり、実際に現地を知りたい、ベトナムに行ってみたいと思うようになりました。
私は、元々積極的に行動できる性格ではありません。
だからこそ、英語が苦手で海外とは縁のなかった私に、海外の友達ができるなんて想像もしていませんでした。
そして、自分から行動することで、得ることができる経験と縁は一生ものだと学びました。
何か一歩踏み出せずに悩んでいる人がいれば、この記事を見て勇気をもつきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。