皆さん こんにちは!
日本語日本文学学科3年生のユウ
日本語日本文学学科3年生のてるちゃん
英語文化学科3年生のいもちゃんです!
最近寒くなってきましたね🍃
体調には気をつけてくださいね〜!
さてさて、今回私たちは学内にある"学生サポート室"に取材に行きました!
((学生サポート室って何をするところなんだろう?
専門員の諏訪田さんと中野さん、コーディネーターの植田さんにお話を伺い、
気になったことをたくさん教えていただきました😊
Q&A形式でお伺いしました!
ぜひ最後までご覧ください〜
⬇︎
⬇︎
Q.どのようなサポートをするのですか?
A.大きく2つに分けられます。
①「修学支援」
②「スタッフの養成」
学生サポート室では、何か悩みをかかえていたり、心身の病気や障がいなどを理由に授業や学生生活に不安をいだいている学生をサポートをしています。
※現在、学生サポート室は中央キャンパスに設置されています。そのため、他キャンパスの学生の方は中央キャンパスまで足を運んでいただくことになります。
Q.どのような悩みが多いのでしょうか?
A.お身体の不自由な方から「大学生活を送る中で困難を感じる」という悩みが多いです。
例えば、足の不自由の方の場合、行けない場所や遠回りしなければならない場所が多く、学内の移動は非常に困難に感じています。そのためサポートスタッフの移動支援などで、足の不自由の方にも過ごしやすい大学生活を提供しています。
また、耳の不自由の方の場合、学生に代わってサポートスタッフが講義を聞いてノートテイク(要約筆記)をしたり、音声の翻訳アプリを使用したりなど、講義内容をより理解できるようにサポートします。
Q.学生の利用者数はどれくらいですか?
A.年によっては違いますが、100〜200人を推移しています。
Q.学生サポート室の設立の経緯について教えてください。
A.学生サポート室ができて、まだ5年です。
また、学生サポート室ができた経緯について、現在、日本では障がい者への差別・排除を無くそうという動きがあります。
いわゆる合理的配慮を意識し、武庫川女子大学でも学生全員が快適に過ごすために学生サポート室をつくろうという動きになりました。これが学生サポート室ができた経緯になります。
現在、日本だけでなく、世界でも障がい者と健常者との壁をできるだけ無くしていこうという動きがあります。この話を聞いて、学生数が多い武庫川女子大学でも積極的に解決していくべき課題であると感じました。
Q.学生以外も利用できますか?
A.基本的には学生が利用します。
学生が入学してから卒業するまでの期間サポートを行います。また、受験生に対しては、オープンキャンパスで「学サポコーナー」を設けて、質疑応答などを行っています。
武庫川女子大学の教員へのサポートは無いのですが、学生への円滑なサポートのために教員とは密に連絡を取っています。
武庫川女子大学の学生サポート室は、オープンキャンパスでも質疑応答を行っていることから、受験生で武庫川女子大学での生活に何か不安を抱えている方は、一度訪ねてみるのも良いかもしれません...!
Q.学生サポートスタッフはどのような活動をしますか?
(学生サポートスタッフ→学生サポート室で活動するスタッフのことです!)
主な活動内容は
①「移動支援」
②「ノートテイク」
①「移動支援」→移動や手先を使った動きが難しい学生へのサポート、車いすのサポートや荷物の出し入れ、移動の手伝いを行います。
②「ノートテイク」→聞きとりや書きとりが難しい学生へのサポート、授業中の先生の発言などを要約し、手書きで文字にして伝えます。
サポート内容は以上の2つだけではなく、それぞれの学生に応じたサポートも行っています。基本的に1人の学生に2人のサポーターが就きます。
現在、学生サポートスタッフは約20名で活動しており、人数が足りていないのが現状です。
(学生サポートの募集については【学生サポートスタッフ募集!!】を参照してください...!)
また、今後の目標としては、利用している学生と一緒にバリアフリーマップを作成していきたいと考えています。
武庫川女子大学のバリアフリーについては、武庫川女子大学内は階段が多く、バリアフリーの面で考えてみると、不便な部分があり、解決していかなければならないと感じました。
Q.学生サポートスタッフの魅力を教えてください。
A.学生サポートスタッフは、自分が所属している学科だけではなく、他の学部のスタッフもいるため、学部を超えた繋がりができます。
また他学科のノートテイクもするため、普段は受けることができない授業を受けられることも魅力の一つです。
学生をサポートすること中で、他学科の授業内容を学ぶことができるのは、きっと貴重な経験になります。
他学科の授業気になりますね。理系の授業とかはどのような授業を受けているんだろう...。
Q.学生サポートスタッフになるために必要なことは?
A.やる気と興味です!!
実際に学生サポートスタッフとして活動している方の中には「ボランティアがしたい」「わたしにも何かできることがあると思ったから」と、学生サポートスタッフになった方もいます。
同じ武庫女生として、「人のために何かしたい」という方にとって、非常にやりがいを感じることができる活動でもあると思いました。
また、学生サポートスタッフとして活動することによって、普段の学生生活ではできない体験ができることも魅力の一つなのかもしれないと思いました。
【学生サポートスタッフ募集!!】
学生サポートスタッフについては、随時募集しています。
2022年11月8日にMUSESにて学生サポートスタッフの募集のお知らせしていますので少しでも興味のある方はぜひ応募してみてくださいね!
Q.武庫女生に伝えたいことがあれば教えてください
A.人との出会い、繋がりを大切にしてほしいです。
普通の大学生活では、身体の不自由な方と何か関わるということは少ないと思います。
学生サポート室では、そういった人と関わりを持つことができるので、実際に体験し、興味を持っていただくことで、サポート活動を通して人との出会いや経験を深めてほしいです。
これからも応募や募集がかかったら、ぜひ目に留めてもらえたらいいなと思います。
また、伝えたいことの他に、「今後の目標」も教えていただきました。
現在は多様化されている社会で、様々なことを考える機会が与えられています。
大学としてもそれをみんなで考えていく必要があると思っているので、学校だけでなく学生と一緒に考えていけるような場所を学生サポート室から発信していきたいです。
さらに、学生サポート室のコーディネーターである植田さんにもインタビューさせていただきました!
Q.コーディネーターとはどのような仕事をするのでしょうか。
A.学生さんからどのような配慮が必要であるかを相談し、必要な配慮を一緒に見つけていきます。
また、各科目の先生とも学生さんに配慮してもらいたい部分について共有します。
学生生活を有意義に過ごせるように学生と教員の間に入って、コーディネートしていくのがコーディネーターの仕事になります。
Q.コーディネーターとして大変なことはありましたか。
A.大変なことはありました。
私自身、心理士という資格を持っているのですが、現在、コーディネーターとして武庫川女子大学にいるので、コーディネーターの在り方について悩みました。
また、学生と関わる中で求められることが少しずつ違うため、よく考えることもありました。
Q.やってきて良かったこと、やりがいを教えてください。
A.心理学を勉強してきたため、学んだことの知識が活きたこと、また、私自身の背景も相談する上で役立ったので、心理学を学んできて良かったと思いました。
Q.植田さんがこれからしてみたいことは何ですか。
A.学生サポート室の活動をもっと精力的に取り組んでいきたいと思っています。
学内の学生相談センターや健康サポートセンター、入試センター、キャリアセンターなどとも連携をとり、学生の満足できるサポートを提供していきたいです。
私たちと教師の間に立ち、サポートしてくださるコーディネーターさんの仕事内容などを深く知ることができました。
心理の面で大きく支えてくれるコーディネーターの植田さんは、武庫川女子大学の学生にとって安心できる存在なのだと感じました。
Q&A形式の取材は以上となります...!
学生サポート室について知っていただけましたか?
今回、私たちも取材をしていく中で初めて知ること多く、新たな気づきもありました。
この記事をきっかけに、学生サポート室の存在や活動内容に興味をもってくれる人が増えれば本望です...!
学生サポートスタッフについて気になった方はぜひ、ご応募してくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
(学生サポート室HP)
https://www.mukogawa-u.ac.jp/~gakusei/content/support.html
(学内アクセス)