お知らせ

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試合シーズン真っただ中

武庫川女子大学陸上競技部では毎年、達磨に必勝祈願を込めて、試合に臨んでいます。今年の達磨は紫色。大願成就を成し遂げるため、精進します!

宇野准教授の研究チームによる学術論文が早期公開されました!

スポーツマネジメント学科、宇野博武准教授の研究チームによる学術論文が早期公開されましたのでお知らせします。

タイトルは「プロスポーツクラブにおけるオペレーションの柔軟性:Gioia法による概念開発」です。
流通科学大学の山口志郎教授との共著論文です。
日本体育・スポーツ経営学会が発行する学術誌『体育・スポーツ経営学研究』にSFMのとして掲載されました。

プロスポーツクラブのビジネス活動は、勝敗の予測不可能性と顧客の感情喚起など種々の要因にともない、予期せぬ出来事がたくさん起こります。このビジネス活動の難しさを、サービス分野における「オペレーションの柔軟性(operational flexibility)」という概念のもとで検討しました。方法論的にはGioia法という質的研究法のテンプレートの一つに依拠しています。理論面では、サービス・ロジックという北欧学派サービス・マーケティングの知見が前面に出ています。

論文は下記URLにおいてご覧いただけます。ぜひご参照ください!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmpes/advpub/0/advpub_390002/_article/-char/ja/

『体育の科学』2025年4月号の特集内での解説!(田中美吏教授)

『体育の科学』(杏林書院)の2025年4月号における特集「パフォーマンスにつながる基礎体力要素の適用範囲と限界」内で、田中美吏教授が「思考や意思決定を含めたパフォーマンスの包括的理解」のタイトルで解説を行っています!

2025年度 マリンスポーツ実習が終了しました!

今年度のマリンスポーツ実習はこれまでと同様に学内での演習に加え、沖縄県国頭村で行いました!
学内演習ではプールにおける救助法を教わったり、カヌースプリント競技日本代表選手を指導されたご経験がある先生から水上競技におけるコーチングを学ぶ機会を得ました。
国頭村での実習ではダイビングやウィンドサーフィン、カヌーの知識と技術を体得しました。また、受講学生を生徒に見立て、学内演習で立案した海中水泳プログラムの模擬指導を行いました。加えて、海における救助法を学び、プールでの救助法との違いを実感しました。フレスコボールやビーチピラティスについても経験しました。さらに、トップアスリートが使用する運動施設を見学し、施設の管理方法や地域を活性化するためのスポーツ合宿誘致の方法等を学ぶことができました。実習最終日には学内および国頭村での学びを活かすため、旅行プランを発表するコンペを行いました。コンペでは修学旅行やスポーツに関わるツアー等のプランを立案し、実習で行ったプログラムがどのように活用できるか、様々なアイディアを出し合い、仲間とともに議論し、その成果を発表しました。
受講学生からは、「私はこのマリンスポーツ実習で初めての経験を沢山した。自然豊かな場所でピラティスをして骨盤から動かすことや呼吸の大切さを覚えた。ダイビングやウィンドサーフィンなどでは、普段できないことをする貴重な時間を過ごすことができて、学ぶことが多くあった。マリンスポーツは風や気候などにより、海に出れるか出れないかが変わってくるので、適度に天気予報を見ることをしないといけないと分かった。救助法では事前にプールでしたのとは感覚が全く違って、波が強く、助けに行く時や呼吸の確保をする時も自分が溺れそうになるくらい大変なことだと分かった。もし自分がする時があったら、慌てずに自分の身の安全確保も忘れずしようと思う。」「学科合同にすることにより人間関係も深めることができました。沖縄の自然に触れることで綺麗な海をこれからも維持できたら良いなと思いました。また、スポーツ施設を見学することでスポーツマネジメント学科の学生は運営法などを学ぶことができ、貴重な時間を過ごすことができました。」「今後就活する際に職業の中にリゾートホテルのスタッフがあることを学び、考える幅が広がりました。また、普段経験しないスポーツを経験することで、これからのスポーツ人口増加に繋げられたら良いなと思いました。」といった感想が寄せられました。
本実習の目的はマリンスポーツやビーチスポーツの知識、技術を体得し、水辺の活動を指導、企画・運営できる能力を身に付けることにあります。
実習での学びを卒業後の進路先や生涯スポーツに活かせるように、今後に期待しています!!

特集インタビュー:秘書検定 健康スポーツ科学部の2名の学生が優秀な成績をおさめ個人賞を受賞しました。

――部活動と学業の両立、そして未来への一歩

秘書検定は、社会人としてのマナーや常識、ビジネス文書の作成や電話応対など、あらゆる職業に共通する基礎的なスキルを身につけることができる資格です。令和6年度の秘書技能検定試験において、武庫川女子大学は高い合格率を評価され、団体で文部科学大臣賞を受賞しました。さらに、特に優秀な成績を収めた受験者に贈られる個人賞に、本学から2名が選出されました。

受賞したのは、健康・スポーツ科学科4年でソフトボール部に所属する伊達朝香さん(日本秘書クラブ 奨励賞)と、スポーツマネジメント学科3年でソフトテニス部に所属する広川さくらさん(実務技能検定協会 優秀賞)といずれも健康・スポーツ科学部所属の学生が受賞するという快挙です。2名とも日々の部活動と学業を両立しながら資格取得に取り組み、見事な成績での合格を果たしました。

本記事では、それぞれがどのように挑戦し、学び、キャリアと向き合ってきたのか。ご紹介します。

 

自信と行動力が未来を切り拓く

健康・スポーツ科学科4年 伊達 朝香さん(ソフトボール部)

――秘書検定に挑戦したきっかけは?

「先にサービス接遇検定を授業で受講して、学ぶ内容がとても面白かったんです。言葉遣いやマナー、文書の書き方など、これまで何となくでやっていたことを“正しく学ぶ”ことができたのが新鮮で、そこから『もう一段階レベルアップしたい』という思いで秘書検定に挑戦しました。」

部活動と両立しながらの勉強は簡単ではありません。講座が五限(夕方)に設定されている日には、練習を休んで出席する必要があり、部活との両立に悩むこともありました。しかし、「自分の将来のため」という思いを強く持ち、地道に学び続けました。

「同期と2人で受けたんですが、お互いに励まし合って。授業の課題以上に過去問を解き、間違えた問題を徹底的に復習しました。部活で忙しい日も、空いている時間を使って少しずつ勉強を続けたんです。」

――勉強してみて一番印象に残ったことは?

「敬語の使い方とビジネス文書ですね。正しい言葉遣いを学べたことは、バイトや面接の場面でとても役に立ちました。“なんとかになります”はNG、“こちらでございます”が正しい、など細かい違いを知ることができたのが大きかったです。」

 

――資格取得後、将来への思いに変化は?

「昔漠然と持っていたマスコミに関わるという目標が、三年生のインターンをきっかけに再燃しました。今は地方局の採用試験に挑戦中で、最終選考まで進んでいます。秘書検定を通して学んだ“印象づくり”や“正しい伝え方”は、伝えることが大事な職種にとって不可欠な力だと感じています。」

――最後に、今後の目標を教えてください。

「“信頼される大人”になることが目標です。人前に立つ仕事であればなおさら、丁寧な所作や言葉遣いは信頼につながります。部活だけでは得られない“社会人としての強み”を、資格取得を通じて身につけられたことに感謝しています。」

 

英語とマナーで広がる進路の選択肢

スポーツマネジメント学科3年 広川 さくらさん(ソフトテニス部)

――秘書検定を受験した理由は?

「TOEICのスコアアップに取り組んでいた頃、大学の資格サポートセンターの方に『社会人基礎力を高めるための資格も取ってみたら?』と勧められて受験を決めました。秘書検定はどんな業種にも役立つ内容が多く、汎用性が高いという点も魅力でした。」

広川さんの学びは、TOEICとの並行学習というハードなスケジュールの中で進められました。ソフトテニス部の練習や長時間の通学時間もある中、勉強時間を「通学の電車の中」や「空きコマ」に絞って工夫を重ねました。

「使った教材は1冊だけ。あれこれ手を出すより、与えられた教材を繰り返し解くことで力をつけました。過去問を5回は解いたと思います。時間がないからこそ、効率よく、集中して勉強する姿勢が身につきました。」

――どの学びが特に印象に残っていますか?

「やはり“敬語”と“手紙の書き方”です。アルバイトでも無意識に使っていた表現が、実は間違っていたことに気づいて、正しい言葉を学ぶことの大切さを実感しました。」

――これからの進路はどのように考えていますか?

「明確に職種は決まっていませんが、英語を使って人と関わる仕事に就きたいと考えています。観光地でのアルバイトで、外国の方と話す楽しさに気づいたことがきっかけです。秘書検定の勉強で身につけた接遇のマナーや言葉遣いは、きっとどの業界でも生きてくると思います。」

――受験を迷っている後輩たちにひと言お願いします。

「どんな資格でも、受けて損はありません。就職活動だけでなく、自分の成長に直結する学びが得られるので、ぜひ挑戦してみてください。」


学びを形に、未来を描く力に

今回のインタビューで共通していたのは、「行動力」と「自分のために学ぶ姿勢」。部活動で培った継続力や集中力を、資格取得という新たな挑戦に結びつけ、未来に向かって一歩ずつ踏み出している二人の姿は、同じ道を歩む学生たちに大きな刺激と勇気を与えてくれます。

秘書検定は、単なる“就活対策”の枠を超え、「信頼される大人」として社会で活躍するための基礎を築く資格です。敬語や文書作成、接遇マナーといった内容は、あらゆる職種において必要とされる実践的スキルでもあります。

本学健康・スポーツ科学部では、専門的な運動・健康・スポーツ科学の学びに加え、社会で求められる人間力や実践的スキルの涵養にも力を入れています。競技力向上だけでなく、教職・公務員・一般企業への進路にも柔軟に対応できるよう、キャリア支援や資格取得のサポート体制も充実しています。

今回、個人賞を受賞した二人の学生は、そのような学びの環境を存分に活かし、自らの目標に向かって努力を重ねてきました。スポーツに真剣に向き合いながらも、学びを止めることなく、未来を切り拓こうとする姿勢は、まさに健康・スポーツ科学部の教育理念を体現するものです。

全米ダンス教育機構(NDEO)のジャーナル Journal of Dance Education に村越教授、東出非常勤講師(共通教育)の論文が掲載されました。

健康・スポーツ科学科村越教授がお茶の水女子大学、橋本有子講師、本学非常勤講師の東出益代先生と共同執筆した学術論文が、Journal of Dance  Educationに公開されました。論文「Somatic Feedback Design for Ballet Studios in Japan: A Case Study on Integrating Somatic Education in Ballet Training(日本のバレエスタジオにおけるソマティック・フィードバックのデザイン: バレエトレーニングにおけるソマティック教育の統合に関するケーススタディ)」です。                

 
https://doi.org/10.1080/15290824.2024.2447561

松本ゼミの学生がミズノ株式会社大阪本社でプログラム体験会および社内見学に参加しました!

松本ゼミでは、実践的な学びを通じて課題解決力を育成するPBL(Project-Based Learning)授業を積極的に展開しています。今回、ミズノ株式会社の協力を得て、松本ゼミの学生が大阪本社でプログラム体験会および社内見学に参加しました。

 

プロジェクトテーマは「若年女性の運動・身体活動支援」。学生がその手段として注目したのが、「ながら運動」です。ながら運動とは、「仕事し“ながら”、生活し“ながら”、どんな人の日常にもムリなく楽しくフィットする、超カンタン&ユニークなエクササイズ」のことで、ミズノ株式会社がプログラムとして展開しています。

 

今回の訪問では、専門インストラクターの指導による「ながら運動」プログラムを体験し、プログラムの魅力を探りました。後半では、普段は入ることができない研究施設などを見学しました。

 

参加した学生からは、「今回の訪問は、ながら運動や施設についての知識を深めるだけでなく、企業の考え方やコミュニケーションの大切さを再認識できる貴重な時間となりました」などの声が寄せられました。

 

ながら運動(https://jpn.mizuno.com/program/nagara

健康・スポーツ科学部 2025年度最初のオープンキャンパスを開催しました(2024年3月22日)

2025年度入試に向けた武庫川女子大学健康・スポーツ科学部の最初のオープンキャンパスが、2024年3月22日(金)に開催されました。

当日は、健康・スポーツ科学科およびスポーツマネジメント学科それぞれの学科説明が行われ、参加者の皆さんには、実際の授業風景を映像でご覧いただきながら、大学での学びのイメージを膨らませていただきました。多くの方が熱心に耳を傾け、メモを取りながら真剣に聞き入っている様子が印象的でした。

健康・スポーツ科学科では、玉腰和典講師が登壇し、中高保健体育科教員という職業の魅力や、授業づくり、採用試験への取り組みについて紹介。教職を目指す高校生にとって、具体的なイメージが持てる内容となりました。

スポーツマネジメント学科では、宇野博武講師が、学生の学会発表にもつながった部活動参加に関する調査研究を取り上げ、学生が実際に発表内容を紹介したのち、スポーツを社会的に捉える視点の重要性や学びの広がりについて分かりやすく解説しました。

参加された皆さんが、両学科の学びをより深く理解し、今後の進路選択に向けた大きな一歩となる機会になったことと思います。

次回のオープンキャンパスは、2025年6月22日(日)に開催予定です。
学びの現場をぜひ、体感しに来てください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

パラスポーツのボランティア等を行いました

保井ゼミでは、昨年暮れの11月から12月にかけて、パラスポーツのボランティア等を行いました。①SO兵庫・西宮プログラム「陸上競技記録会」ボランティア(11月24日 於武庫川女子大学総合スタジアム、②茨木市立養精中学校「障がい者スポーツ体験学習(ボッチャ・ゴールボール)」(12月11日)。両方とも、ゼミ生7名が参加しました。陸上競技記録会は、3回目の参加で、気心知れた知的障がい者と楽しく交流をしました。また、体験学習も前年に引き続き2回目となり、要領も心得、中学生と楽しい時間を過ごすことができました。彼女らは、今年度で卒業しますが、この経験を今後に生かしていただけると確信しています。

スポーツマネジメント学科教員が読書会を開催しました!

こんにちは。スポーツマネジメント学科の宇野です。
昨日、学科の先生たちと読書会を開催しました。
読書会には久富先生と豊永先生が参加してくださいました。

読書会では、フランスの哲学者ジャン・ボードリヤールが書いた『消費社会の神話と構造』をみんなで読みました。
はじめに30分ほどで私の方から本書の要約について報告し、フリーディスカッションをおこなっていきました。

本書の主題は消費社会です。また、この社会を成立させている消費というモノの形式的儀礼について本書では重厚に論じられています。
フリーディスカッションでは、現代的な消費社会のあり方、消費社会と距離をとる抵抗のあり方、生産と消費の関係性など、また、スポーツやダンスとも消費という行為が分かち難く結びついていること、現代の科学研究のあり方など、さまざまな論点へ議論が及びました。

今後も不定期ではありますが、スポーツとダンスそして経営を批判的に考えるための読書会を開催していきたいと考えています。
次回は5月頃に、アウグスト・ボアール著『被抑圧者の演劇』の読書会を開催することを予定しています。

興味関心のある先生方、また大学院生や学部生の参加も大歓迎です。参加希望の方は、宇野までご連絡をお願いします。

All-Mukogawa Academic Student-Athlete Award

運動系クラブ・同好会に所属する学生のうち、優秀な学業成績を収めた個人や団体を表彰する「All-Mukogawa Academic Student-Athlete Award」の24年度受賞者への表彰式が行われました。

文武両道で努力された成果が、このような素敵な賞として称えられることを大変嬉しく思います。
 

2024年度 日本トレーニング指導者協会(JATI)公認トレーニング指導者認定試験に合格しました!

先日、2024年度の第2回目のJATI公認トレーニング指導者(JATI-ATI)の認定試験が開催されました。
本学からは5名が合格いたしました。本資格を活かし、将来トレーニング指導者として輝かれることを期待しています!

<学生コメント ※下記は合格者3名から提供されたコメントとなります。>
「就職活動の幅を広げたいと思い、今回受験することにしました。同じ部活動の先輩で、昨年合格された方がいたので、先輩にどのような形で進めればいいのか聞きながら、試験の約2か月前から少しずつテキストを読み進め、1か月前ぐらいからは本格的に問題集を利用して勉強を進めました。部活、就活、アルバイトと忙しさもありましたが、最終的には合格することができ、就職活動の幅も少しは広げることが出来たのかなと思います。」

「早めに試験勉強を始めようと計画していました。1年生のときにオンデマンドで学んだ内容の中には忘れてしまっている部分もありましたが、試験勉強を通じて復習することで知識を再確認できただけでなく、さらに深めることができました。今後も専門的な知識を身につけていきたいと思います。」

「授業と部活で空き時間もほとんどなかったので、本格的に勉強を開始したのは試験の2ヶ月前でした。私は年末年始の部活動の休暇で、毎日4時間は勉強するようにしました。授業が終了してからも部活動がある分、登下校の電車や寝る前の少しの時間を使って勉強していました。合格通知が届いた時はとても嬉しかったです。将来はアスリートのパフォーマンス向上やアスリート以外の人たちの健康的な体づくりをサポートしていきたいと考えているので、もっと詳しく勉強して知識を蓄えていきたいと思います。」

健スポ・渡邉昌史ゼミ「台湾研修」報告

健康・スポーツ科学科3年の渡邉昌史ゼミでは、2025年3月3日から3月8日までの5泊6日の日程で7名の学生が、学術交流協定校の国立台湾師範大学のゲストハウスに滞在して研修を実施しました。
メインの合同授業は悪天候のためできませんでしたが、林伯修教授ゼミの学生とのスポーツ交流、ゼミで学んでいる「スポーツ人類学」の実践として、フィールドワークを行いました。
雨模様が続くの中でも、有名な老街文化遺産である迪化街、九份、十分加え、観光名所とされる夜市など多くの場所を訪れ、連日2万から3万歩を歩き、人々と出会い、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のすべての感覚をフル稼働し情報を収集してきました。
外の文化に触れることで、いかに自分たちが常識にとらわれているのか、当たり前と思うことが決して普遍的なものではないということに気付かされます。
フィールドワークを通じて、文化をさまざまな角度からとらえ、そこからの気づきをおもしろがれる力は独創的な発想や企画力につながっていきます。

2024年度「スノースポーツ実習」が終了しました!

2024年度「スノースポーツ実習」が健康・スポーツ科学科、スポーツマネジメント学科の2・3年生126名が参加して、2025年2月23日(日)~3月1日(土)の日程で長野県・志賀高原高天ヶ原スキー場を中心に実施されました。
この実習は、2年次の選択必修科目の野外3実習(マリンスポーツ実習、キャンプ実習、スノースポーツ実習)の1つとして、スポーツ指導者として必要な技術、指導を修得すること、指導者として必要な計画立案・運営の能力を身につけることを目的に開講しています。
2月24日から、履修学生のスキーの技量に応じた5~7名の少人数班編成で午前・午後の講習を行い、2月27日の午後には「国際スキー技術検定」を全員が受験し、シルバー、セミシルバー、ブロンズ、セミブロンズの各評価を受けました。
また、期間中の夕食後の講義では、スキーに関する完全管理、危機管理・行動食、スキーの発祥から現代までの歴史なども学びました。
講習最終日の2月28日には日本最大級のスノーリゾート・志賀高原の各ゲレンデを滑走してめぐる「全山ツアー」に取り組み、スキー初心者の班でも、上・中級者用ゲレンデを安全に滑り降り、そして他のゲレンデへの移動を繰り返し、おおよそ30㎞を滑走し、スノーパウダーを満喫しました。

大学院修士課程1年 藤木日菜さん モーグル世界選手権代表枠を獲得!冬季競技の世界選手権出場は本学初の快挙!

「2024/2025モーグル・ワールドカップ(W杯)」に出場中の競技スキー部の藤木日菜さん(大学院健康・スポーツ科学研究科1年)が、2025年3月18日~21日にスイス・エンガディンで開催される世界選手権の日本代表枠を獲得。3月3日に全日本スキー連盟からフリースタイルの世界選手権日本代表として選出されました。
藤木さんはヨーロッパ、北米、中国等で開催中の世界ツアー「モーグル・ワールドカップ」に日本スキー連盟から派遣されています。2024年11月のジョージア・バクリアニ大会において初の決勝進出を果たすと、2025年年明けから北米シリーズのアメリカ・ウォータービル大会、カナダ・バルサンコム大会、アメリカ・ディアバレー大会、続くアジアシリーズの中国・北大湖大会でも連続して決勝に進出しました。
これらの成績により、世界選手権のモーグル・フリースタイルの日本代表に選出されました。武庫川学院のアスリートとして、冬季競技の世界選手権出場は”初”の快挙です。
藤木さんは海外遠征の合間をぬって、一時帰国した際にはスポーツセンター主催「アスリートセミナー2024」(2月17日)にも登壇して、競技活動と大学院での研究の両立についての自身の経験から後輩にメッセージを送りました。

宇野講師の研究チームによる学術論文が公開されました!

スポーツマネジメント学科、宇野博武講師が所属する研究チームの学術論文が公開されました。
タイトルは「スポーツマネジメント研究における研究方法論の国際的な動向:レビュー論文のレビューをもとに」です。
日本体育・スポーツ経営学会が発行する学術誌『体育・スポーツ経営学研究』に掲載されました。

筑波大学の林田先生らとともに、スポーツマネジメント分野における国際的な研究方法論に関する動向を包括的にレビューしました。

論文は下記URLにおいてご覧いただけます。

 https://doi.org/10.24519/jsmpes.380006

武庫女スマイルフェス2025開催!—健康・スポーツ科学科中堀ゼミが「ママにつなぐピンクリボン」企画で参加—

2月15日・16日に「三井ショッピングパーク ららぽーと甲子園」にて、第7回武庫女スマイルフェスが開催されました!このイベントは、武庫川女子大学の学生たちがゼミやボランティア団体の活動を展示やワークショップ、演奏などを通じて地域の皆さまに披露する場として、2018年から毎年2月に実施されているものです。

今年も健康・スポーツ科学科の中堀千香子准教授ゼミが2年連続で出展し、「ママにつなぐピンクリボン」をテーマにした啓発活動を行いました。

「乳がんの早期発見」を伝える体験型ワークショップ
乳がんは女性の9人に1人が罹患するとされており、30代から発症率が急増し、40~60代でピークを迎えます。仕事や子育てに忙しく、自分の健康を後回しにしがちな世代だからこそ、早期発見の重要性を伝えることが不可欠です。

そこでゼミ生たちは、「どのようにすれば忙しいお母さんたちに関心を持ってもらえるか」をテーマにディスカッションを重ね、お子さん向けワークショップと組み合わせる形で伝えていくことにしました。

ワークショップでは、お子さんがオリジナル缶バッジを作成。そのバッジには「ママ、健康でいてね!」といったメッセージを込めてもらい、お母さんへプレゼントする仕組みです。バッジ作成の間、ゼミ生が乳がんの基礎知識や予防方法をお母さんたちに伝えるという流れで啓発活動を進めました。

さらに、より具体的に理解を深めてもらうために、乳がんのしこりや表面の変化を体験できる模型を用意。来場者の皆さまには、実際に模型を触っていただき、しこりの硬さや皮膚の変化を体感してもらいながら説明しました。「しこりができるとは知っていたが、感触を体験できてセルフチェック役立つと思う」「早期発見の大切さが実感できた」など、多くの驚きや関心の声が聞かれました。


学生たちにとっても貴重な経験に
ゼミ生たちは、緊張しながらも準備した資料を使いながら丁寧に説明。参加されたお母さん方は熱心に耳を傾け、関心を持ってくださる様子が伺えました。学生たちは「もっと多くの人にこの知識を広めたい」と、改めて啓発活動の大切さを実感したようです。

また、お買い物に来られていた多くの武庫川女子大学の卒業生のお母さま方がブースを訪れてくださり、「私も武庫女卒業生です!」と声をかけてくださる場面も。学生たちは、先輩方の母校愛や武庫女のつながりを改めて感じることができました。

今回のスマイルフェスへの参加を通じて、ゼミ生たちは地域とのつながりを実感しながら、社会に貢献する力を養う貴重な経験を得ることができました。来年も、さらにパワーアップした企画で皆さまとお会いできることを楽しみにしています!

来場いただいた皆さま、ありがとうございました! 

https://info.mukogawa-u.ac.jp/publicity/newsdetail?id=4932

親子で楽しみながら運動あそびを!アクティブ チャイルド プログラム親子体験イベントを健康・スポーツ科学科の学生が支援しました。

武庫川女子大学中央キャンパス第一体育館で12月8日、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)主催「アクティブ チャイルド プログラム(JSPO-ACP)※」親子体験イベントが開催されました。

イベントには健康・スポーツ科学科の松本裕史ゼミと中堀千香子ゼミの学生がスタッフとして運営を支援し、西宮市在住の親子約110人が参加しました。

特別ゲストとして、オリックス・バファローズの来田涼斗選手(#38)と、マスコットキャラクターのバファローブル(#111)が登場。参加者は、親子で一緒に楽しめる手遊びゲームや手裏剣鬼ごっこ、爆弾ゲームなどを通じて、プロ野球選手と一緒にのびのびと力いっぱい体を動かしながら笑顔を見せていました。

学生たちは事前研修会から運営に携わり、運動指導の意図や準備体制についても学び、将来の教育や支援活動に生かせる貴重な経験を得ました。

参加した学生からは、「幼児期の身体活動は子どもたちの生涯にわたる健康に大きな影響を与えることを実感した」「親子が一緒に楽しく運動するためには、大人や様々な立場の人たちが協働してその機会や環境を整える必要性を再認識した」「来田選手が子どもたちと積極的に関わる姿を見て、アスリートとしての社会貢献の重要性を学んだ」といった感想が寄せられました。

イベントを通じ、子どもたちが多様な動きを体験することで、基礎的な運動能力を高めるだけでなく親子での楽しい時間を通じて健康的な生活習慣の重要性を再認識する場となりました。
健康・スポーツ科学科では、引き続き地域社会と連携し、子どもたちの健やかな成長を支える活動を積極的に展開していきます。


※JSPO-ACP(アクティブ チャイルド プログラム)は、日本スポーツ協会が開発した運動プログラムで、子どもの発達段階に応じて習得が望ましい基本的な動きを身につけることを目的としています。このプログラムは、楽しみながら身体活動を習慣化し、多様な動きを取り入れることで、将来的な健康と活動的な生活習慣の基礎を育むことを目指しています。

女子学童野球大会にて健康・スポーツ科学科中堀ゼミが会場救護&健康啓発イベントを実施しました!

2025年2月1日・2日、西宮市浜甲子園運動公園で開催された 女子学童軟式野球大会「第7回 N-PRIDE CUP"W"」 に、武庫川女子大学 健康・スポーツ科学科 中堀ゼミが 会場救護ボランティア として参加しました。本大会は西日本各地から20チームが集い、武庫川女子大学も後援しています。

大会期間中は、選手の安全を守るための救護活動 を実施し、試合の合間には 栄養とコンディショニングに関するクイズ大会 を企画・開催しました。成長期の女子選手たちが、体づくりや試合に向けた栄養摂取の重要性を楽しく学ぶ機会となり、学生たちはクイズの内容を考え、優勝者への賞品を準備するなど、小学生に楽しく正しい知識を伝える方法を実践 しました。また、選手教育の一環として 「野球肩予防のセルフチェック」や「栄養バランスの大切さ」 を伝えるポスターを作成し、会場に展示。選手や保護者が熱心に見入る姿が印象的でした。

現在、女子野球人口は増加傾向 にあり、会場には「野球が好き!」という純粋な情熱があふれていました。学生たちも、子どもたちとの交流やイベント運営を通じて 主体的に動く経験 を積み、試合中のプレーを観察しながら ケガの予防や学びを実践する大切さ を実感しました。

スポーツを通じて選手の健康や競技継続を支えることは、健康・スポーツ科学科の重要なミッション の一つです。今後も フィールドでの学びを大切にし、スポーツと健康の未来を支える活動 を続けていきます。

健康・スポーツ科学会主催のトークセッションが開催されます!

健康・スポーツ科学会では、「月経とスポーツ:スポーツを行う女性のウェルビーイング向上を目指して」をテーマに掲げ、議論を重ねてきました。
そこで、2月13日(木)にZoomを用いたトークセッションを実施することとなりました。

今回は、ドラマ「コウノドリ(2017)第3話」を題材に、普段なかなか話し合うことができない月経や女性特有の悩みについて考えたり、
ドラマの感想を共有しながら女性の社会環境やスポーツの課題についてもトークセッションを行う予定です。 

本トークセッションは健康・スポーツ科学会員のみなさんにご参加いただけます。
多くの方のご参加をお待ちしております。 

【概要】
・日時:2025年2月13日(木)15:00~16:00
・参加費:無料
・参加申込方法:下記URLのフォームより参加申込をお願いします
https://forms.gle/FjBdZ9LteUoBJAPy9
・主催:健康・スポーツ科学会

 

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