こんにちは!!!
英語文化学科4年のゆりんです♪
夏休みも半分が終わろうとしています。
私にとっては学生最後の夏休み...
毎日思いっきり楽しんでします♪
さて、今日は趣味のお話☆
私の趣味は芸術鑑賞なので、
よく映画やコンサート、舞台を見に行くことがあります。
みなさんの趣味は何でしょうか?
今回はみなさんに、
私のオススメの1冊を夏の課題図書として提案したいと思います!
「父と暮らせば」
井上ひさし作の戯曲です。
まだ、観劇したことはなく、戯曲を読んだのですが...
号泣!!!
これから読んでみようかなという方に、
少しだけ簡単にあらすじ紹介を♪
舞台は終戦後の広島。
ある日、美津江のもとに父の竹造が幻となり現れる。
生き残った罪悪感から、幸せを自ら遠ざけようとする美津江。
幻となった竹造が美津江に届けるメッセージとは...
読む前の印象は、終戦後の広島が舞台ということで、
暗い印象を持っていたのですが、伝えたいメッセージはそうじゃなかったと気がつきました。
作品の中で美津江は、生きている自分に、生き残ってしまった自分に、嫌悪感を抱きます。
もし私がその立場だったら...
同じように罪悪感を抱いていたのかなとも思います。
そこに、幻となって現れた竹造が死者を代表して伝える。
現代を生きる人に、強く生きることを願っていることを。
幸せになることが、笑顔になることが、楽しいと思えることが、
多分、一番の祈りなんだろうな。
70年経った今だからこそ。
少しでも前を向いて歩いていけることって、大切なのかなと感じた夏でした。
みなさんもぜひ!!!
「父と暮らせば」を夏の課題図書にどうでしょうか。
それでは、ゆりんがお届けしました^^
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