日本語日本文学科3年生のTankaです〜
もうセミの声を聞くことが出来なくなったなあ。
その代わりに鈴虫が鳴き出して、夏の終わりと秋の訪れを同時に感じたり。
さて、タイトルでお分かりでしょうか?秋といえばアレしかないですよね。
読書の秋じゃあああああああああああああああ!!!
とりあえず好きな本をオススメします。
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 『世界飛び地大全―不思議な国境線の舞台裏』 <
 ̄YYYYYYYYYYYYYYYYYYY ̄
なんだよ、と思ったそこのあなた!!!
とにかく聞いてくださいよと、私の話を。
飛び地とは
ある行政区画に属しながら、主地域から離れて他の区域内にある土地。
(Weblio辞書より)
日本にもある!知られざる飛び地の話
「和歌山県なのに和歌山県にない!!!?」
中央にある北山村は、和歌山県なのですが、位置的には奈良県と三重県の間にありますよね。そうです!
これがまさに飛び地です!ではなぜこんな場所に和歌山県が飛んでいるのでしょうか。
北山村はなぜ飛び地に?
北山村は紀伊半島の山間に位置し、古くから林業で栄えた村でした。現在接している三重県や奈良県との間には山が続いており、北山村で伐採された木材は、川を下り、現在の和歌山県新宮市へと運ばれていました。そのため、新宮市との結びつきが強く、1871年の廃藩置県で新宮が和歌山県に編入し、北山も和歌山県への編入を選び、北山村は和歌山県の飛び地となったのです。(引用:https://web.quizknock.com/tobichi-love)つまり、「ん〜仲良いから和歌山県として生きていっておk?」くらいのノリです。(そこまで軽くはない)
飛び地って面白い!
今回は日本の飛び地をご紹介しましたが、世界にはもっとたくさんの飛び地があります。複雑な国際関係、歴史的な経緯、植民地関連の列強の思惑など... それぞれの飛び地ができたことにはなんらかの要因があります。隔絶された土地での創意工夫や飛び地独自の文化もありおもしろいです。最初に載せていた本の著者さんは元新聞記者なので文章が非常に読みやすく親しみを持って読むことができるためオススメです!
あなたも始めよう、飛び地ライフ!