お知らせ

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体操の実技授業

体操の授業では、中高教員として必要な体操領域(体つくり運動含む)の資質・能力を習得することを目的としています。

そのため、まずは自分の体を上手に操り、指導者として相応しい動き方ができるように学習しています。

 

五藤佳奈

硬式庭球部がデフJrテニス教室in兵庫の開催協力及びデフテニスのキッズと交流会を実施しました。

 

第39回デフJrテニス教室in兵庫(主催:NPO法人デフテニスジャパン)が12月4日、武庫川女子大学上田テニスコートで開催され、本学硬式庭球部部員が兵庫県を中心としたデフテニスの小学生キッズプレイヤーと交流会を行いました。デフ(deaf)とは聴覚障がい者の事を指し、車いすテニス、ブラインドテニスや立位テニスと並ぶパラテニスの1つでルールは通常のテニスと同じです 。

硬式庭球部は2019年にも同団体とテニス交流を行いましたが、その後の新型コロナ感染拡大により昨年度は開催を見合わせ2年ぶりの開催となりました。

 

部員たちは教室開始の1時間以上前から集合し、スタッフの方からパラスポーツやデフテニスの現状、デフのキッズプレイヤーたちへの対応についてレクチャーを受けました。開始当初は指導に対し少し不安や緊張の面持ちでしたが、元気いっぱいの子どもたちと一緒に汗を流し、体を大きく使ってコミュニケーションをすることができ、笑顔があふれる時間となりました。

 

また学生たちは、耳栓やイヤーマフラーをつけた音のない中でのデフテニスや、アイマスクを着けて音だけを頼りにボールをラケットに当てるブラインドテニスを疑似体験し「ボールがラケットに当たる感触や、自分の息遣いを普段よりも強く感じ、普段気にしていない聴覚からの情報に実際はかなりパフォーマンスが影響をうけていることを実感しました」「耳が聞こえない中でのテニスは視覚に集中し、周りの雰囲気を感じ取ることが難しく孤独さを感じました。また目が見えない状況の中でのテニスは位置が分からず恐怖を感じたが、危険を察知し伝えてくれるサポーターが1人いるだけで安心感がありました」と貴重な経験について話しました。

 

交流会を終えた部員たちは、参加しているキッズプレイヤーの運動パフォーマンスや表現力の素晴らしさを称えました。また、テニスを通じてパラアスリートとの壁をなくして歩み寄り、支え合えるよう相互理解に努めたいという前向きな感想が聞かれました。

 

今回の取り組みは、各自がパラスポーツへの今後の関わりや生涯スポーツを、自身の専門領域からの観点で興味や関心を捉え直し、あるいは進路希望の実現に向けた決意を新たにするきっかけになります。これからも開催協力や交流を続けていく予定です。

舞洲スポーツビジネスコンテスト「企画プレゼン大会」に参加!

スポーツマネジメントコース選択授業科目「スポーツビジネス学外実習」およびゼミ活動の一環として、武庫川女子大学健康・スポーツ科学部の2チームが、舞洲スポーツビジネスコンテストの企画プレゼン大会に参加しました。

「舞洲スポーツビジネスコンテスト」は、大阪の舞洲を拠点に活動するプロスポーツチームが大阪市や民間企業と連携し、スポーツの振興、スポーツ産業の発展、および舞洲の活性化の向上を目指す「舞洲プロジェクト」の一環として実施されるものです。

初年度にあたる今回は、B1リーグに所属する大阪エヴェッサが、クラブが抱える事業課題の解決をテーマとして提示し、その解決策を学生チームが企画立案するという形で行われました。11月28日(日)、7チーム41名の大学生が本学メディアホールに会しました。

「兵庫Lavissa」「ひさとみゼミ(改)」の本学2チームはそれぞれ「ホスピタリティ改善プラン」「再来場者数の改善」について企画プレゼンを行いました。

なお、今回の企画プレゼン大会は通過点に過ぎず、この後は大阪エヴェッサ戦略室との調整を経て、エヴェッサのホームゲームで企画実践して効果を検証した上で、その実践結果について再度プレゼン大会を行い、表彰式(明年2月13日:本学開催予定)をもって終了という流れになります。

その模様にについてはあらためてお知らせいたします。

 

久富健治

 

新体操部が「第74回全日本新体操選手権大会」で団体準優勝しました!

群馬県の高崎アリーナで11月26日~28日に開催された、第74回全日本新体操選手権大会で、本学の新体操部が団体競技準優勝を果たしました。塚原青さん(健康・スポーツ科学科4年)、圓山芽生さん(同3年)、山脇陽菜さん(同3年)、毛利玲菜さん(同3年)、増山萌果さん(同2年)が出場、独創的な音楽と演技構成を調和させながら、リスクの高い高難度の技を次々と成功させ、総合準優勝・種目別ボール5準優勝という成績を収めました。

今回の結果により、2022年開催予定の第31回ユニバーシアード大会(開催地:中国 成都)の団体日本代表第1次予選通過が決まりました。

 

【新体操部からのコメント】

コロナ禍により無観客開催となりましたが、皆様の応援を胸に頑張ることが出来ました。

12月12日には、定期演技発表会を行います。関係者の方のみに入場制限をさせていただいて開催いたしますが、皆様へ感謝の気持ちをお伝えできるよう、部員一丸となって今後も精進して参ります。

 

出場選手からもコメントが届きました。

☆塚原青さん

多くの方々のご支援、ご声援のおかげで、このような結果を頂くことができました。昨年に引き続き、今年もこの5人で全日本選手権の舞台に立つことができ、とても幸せでした。緊張の中ではありましたが、今までの練習と仲間を信じてやりきることができて本当に良かったです。応援ありがとうございました。

 

☆圓山芽生さん

この度は、沢山の応援ありがとうございました。多くの方々の支えがあったからこそ、このチームで今できる精一杯の演技をすることが出来ました。このメンバーでは2年間取り組んできましたが、たくさんの経験をさせてもらい感謝しています。来年も部員一丸となり、一から挑戦していきたいと思います。

 

☆毛利玲菜さん

この度はチーム一丸となり、準優勝という結果を頂くことができました。沢山の方々に支えられ、無事に試合を終えることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。沢山の応援、ありがとうございました。

 

☆山脇陽菜さん

この度は沢山の応援ありがとうございました。この大舞台で大好きなメンバーと私達らしい演技をさせて頂けたことに感謝の気持ちでいっぱいです。今回得た事を活かしてこれからも精進していきます。これからも宜しくお願い致します。

 

☆増山萌果さん

この度は、たくさんの応援ありがとうございました。全日本選手権大会では、沢山の方々の支えがあり最後まで踊りきることができました。約2年間このメンバーでチームを組み、最後の大会を笑顔で終わることができ、準優勝という順位を頂けて良かったと思います。

レクリエーションの実技授業

後期に入り緊急事態宣言が解除され、対面授業ができるようになってきました。

まだまだ密を避ける形ではありますが、

本来のレクリエーション実技授業らしい風景が徐々にではありますが戻りつつあります。

中村 哲士

「飲酒運転根絶!たたかう!武庫川女子」。本学オリンピアンの荒井祭里さん、杉原愛子さんが兵庫県警の交通事故防止啓発キャンペーンに参加しています。    

 東京2020オリンピックに出場した水泳部の荒井祭里さん(健康・スポーツ科学科3年)と体操部の杉原愛子さん(短期大学部健康・スポーツ学科2年)が、兵庫県警の年末の交通事故防止運動に参加し、啓発ポスターや動画に登場しています。12月2日(木)には甲子園警察署の一日署長として、交通安全を呼びかけます。

 オリンピックでは、荒井さんは女子シンクロ高飛び込みで6位入賞、リオデジャネイロ大会に続く2大会連続の出場になった杉原さんは、体操女子団体で5位入賞を果たしました。

 荒井さん、杉原さんが参加した交通安全啓発のポスターのメッセージは、「飲酒運転根絶!たたかう武庫川女子」。人気ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」のイメージで構成し、二人は交番でパトカーや白バイを背景に警察官の制服姿で交通安全を呼びかけています。

 また、動画では、「私たちはアスリートとしてルールを守り、事故に気を付け、常に緊張感を持って競技に臨んでいます。車の運転も人の命にかかわることから、事故に気をつけてルールを守ることが大切です」などと呼びかけています。

 ポスターは県内の官公庁、商業施設、警察署、交番で掲載され、動画は県警交通企画課SNS(Twitter・Instagram・facebook)、県警YouTubeで配信されています。

 12月2日には、二人が甲子園警察署の一日署長となって、啓発ポスター、動画のお披露目や、同署近くの商業施設「ららぽーと甲子園」で交通安全の呼びかけを行うことになっています。

健スポの学生が海上保安庁業務説明会に参加しました!

健康・スポーツ科学科の学生を対象とした海上保安庁の業務説明会が開催されました.

職員の方々には海上保安庁の業務の種類や内容,勤務形態など詳細にお伝えいただきました

実際の職員の方々の試験対策も聞くことができ,非常に有意義な時間となりました.
健康・スポーツ科学部での学びを活かして,日本の海を守る学生が輩出されることを期待します!

安田良子

 

健康運動科学研究所主催シンポジウム開催のご案内

本学教育研究所との共催でシンポジウム「DCD (発達性協調運動障害)ってなに?〜不器用さのある子どもの理解と支援〜」を2022年1月9日(日)14:00-17:00にオンライン開催致します(ライブのみ)。無料でどなたでも参加可能ですので、チラシをご覧いただき、申し込みください。             

https://mukogawa-univ.jp/hesi/news/#post_653

松尾 善美

学生オリンピアンを囲む座談会「トップアスリートが育つ女子総合大学」が11月20日、 開催されました。

学生オリンピアン2人を囲む座談会「トップアスリートが育つ女子総合大学」(武庫川学院主催)が11月20日、武庫川女子大学中央キャンパスのメディアホールで開催されました。

 今年開催の東京2020オリンピックには荒井祭里さん(健康・スポーツ科学科3年)と杉原愛子さん(短期大学部健康・スポーツ学科2年)の2人が出場しました。在学生のオリンピック出場は33年ぶりです。また、教員や監督も審判員や代表チームのコーチとして大会に参加しました。

 座談会には荒井さん、杉原さん、東京オリンピックで体操競技女子日本代表コーチを務めた体操部の大野和邦監督、体操競技女子審判員を務めた体操部副部長の五藤佳奈講師、武庫川女子大学スポーツセンター長の坂井和明教授、山﨑彰副学長が登壇し、コロナ禍の中、1年の延期を経て開催された今回のオリンピックを振り返るとともに、学生アスリートを育成する本学の競技・修学両面での支援などを検証しました。

 座談会は、登壇者の紹介のあと、「学生アスリートを大学はどう支援したか」、「相互に高め合う学修と競技」、「なぜ武庫川女子大学からトップアスリートが育つのか」等のテーマで、話し合われました。

 まず、今回のオリンピックについて、女子シンクロ高飛び込みで6位入賞を果たした荒井さんが「シンクロでは最後までメダル争いに参加することができ、手ごたえがありました。個人では残念な結果でしたが、次のパリ大会に向けて良い経験になりました。来年の世界選手権でメダル獲得を目指したい」。リオデジャネイロ大会に続く2大会連続の出場で、体操女子団体5位入賞を果たした杉原さんは「たくさんの人たちに支えられ、みんなで勝ち取った代表枠でオリンピックに行くことができた。感謝の思いでいっぱいです。決勝の舞台で恩返しをしたいという目標と大好きな体操をオリンピックの舞台でみんなに見せたいという目標に、試合では良い演技ができてよかったです。現在は、体を休めながら、次の目標を探しながら頑張っています」と振り返りました。

 本学の学生アスリートの支援について、山﨑副学長が「授業にきちんと参画して学ぶということと、競技力を高めていくという両面をしっかり築きあげていくことが本学の大きなポリシーだと考えている」と述べ、坂井スポーツセンター長は、トップアスリートを育てるため強化クラブを対象にした学修支援やプロコーチ制度の導入など、優秀な学生を集める「リクルート」環境、練習環境、学修環境、試合環境、キャリア環境をそれぞれ整備する大学の取り組みについて説明しました。

 また、大野監督は指導者の立場からプロコーチ制度について、「武庫川女子大学には附属中高からのフレームがあり、中高から一本化して選手を強化できたらと考える。中高で育てた人材を大学で引き続き指導できれば、より強固な育成体制ができると思う」と述べました。

 座談会では、これから世界舞台での活躍が期待される本学の学生アスリート3名が紹介されました。

 競歩の藪田みのりさん(健康・スポーツ科学科2年、第90回日本学生陸上競技対抗選手権大会女子1万メート競歩1位)、カヌーの小林実央さん(健康・スポーツ科学科2年、第57回全日本学生カヌースプリント選手権大会女子カナディアンMVP)、テコンドーの磯村美菜さん(健康・スポーツ科学科1年、第15回全日本学生テコンドー選手権大会キョルギ女子46キロ級1位)が、それぞれ抱負を述べました。

 最後に、山﨑副学長が「学生アスリートが世界のトップを目指すには、心技体に「知識の知」と「チーム」が必要です。女子総合大学ならではの幅広い学びは知識となってスポーツに生きています。本学からオリンピアンが多数輩出する秘訣は、心技体知、そしてチームの力であり、まさに女子総合大学の力であると改めて感じました」と述べました。

総説論文の早期公開のお知らせ

当研究所研究員の田中美吏准教授の研究室で書かれた総説論文が『スポーツ心理学研究』(日本スポーツ心理学会発行)に早期公開されました。

論文タイトル「スポーツにおけるイップスのアセスメント・症状・対処」

以下のURLから閲覧やダウンロードができます。

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjspopsy/advpub/0/_contents/-char/ja

田中美吏

「2021ICFカヌーマラソン世界選手権大会」にカヌー部の栗原萌衣さんとOGの西分友貴子さんが出場しました

本学のカヌー部の栗原萌衣さん(健康・スポーツ科学部3年)とカヌー部OG西分友貴子さん(大学院 健康・スポーツ科学研究科卒業)が9月30日~10月3日にルーマニアで開かれた世界カヌーマラソン選手権大会に日本代表として出場しました。2人からのコメントが届いています。

 

西分友貴子さん

「⻑距離のマラソンは初めてで想像以上に過酷なレースでした。しかし、ライバルにも関わらず励ましてくれる選⼿がいたり、ランの時は様々な国の応援団に応援されたりして、お互いをリスペクトしながら⾼めあう独特の雰囲気があり、とても良い経験となりました。

少しでも世界に⾷らいついていきたいと挑んだ世界⼤会でしたが、世界のトップレベルの選⼿との差を思い知らされました。その差を埋めることをモチベーションに変えて、これから更に精進して参ります。このコロナ禍の中、世界カヌーマラソン選⼿権⼤会に出場できたのは、⼤学や連盟をはじめ様々なサポートをしていただいたからです。感謝申し上げます」

 

栗原萌衣さん

「今回私は、ルーマニアのピテシュティで開催された世界カヌーマラソン選手権大会に出場しました。海外では体の大きな選手だけでなく、私と同じくらいの小さな背丈の選手でも先頭で漕いでいる姿を見て、まだまだ成長の余地があることを思い知らされました。この大会に出場し、初めて世界のトップ選手の漕ぎを間近でみることができたり、異国の文化に触れることなど、様々な経験を通して成長することができたと思っています。このような時期にも関わらず世界大会に出場できたことに感謝し、これからも精進して参ります」

今後の活躍に期待し、応援を続けていきましょう!

中高生、市民のためのスポーツ心理学講座の講師担当

日本スポーツ心理学会と日本体育・スポーツ・健康学会体育心理専門領域の共催で、「中高生、市民のためのスポーツ心理学入門講座」が今年の3月よりオンラインで開催されています。3月の講師は私が担当しました。以下のURLからこれまでの講座を視聴できます。

田中美吏             

http://www.jssp.jp/01katsudo/kokaikoza.html

◇活躍する卒業生・学生◇WEリーグ「サンフレッチェ広島レジーナ」の松原志歩さん、藤田七海さん、松原優菜さん

日本初の女子のプロサッカーリーグとして9月に開幕したWEリーグで、武庫川女子大学の卒業生2人と在学生1人が活躍しています。このほど武庫川女子大学スポーツセンターのアンケートに3人がこたえ、意気込みなどを伝えてくれました。

3人はサンフレッチェ広島レジーナに所属する松原志歩さん(DF)、藤田七海さん(GK)、松原優菜さん(DF)。(松原志歩さんと優菜さんは姉妹)。松原志歩さんは短期大学部健康・スポーツ学科2018年卒3月卒、藤田七海さんは健康・スポーツ科学部健康スポーツ科学科2021年3月卒。松原優菜さんは健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科4年に在学中です。

在学生の松原優菜さんは、兄の影響で小学生から本格的にサッカーを始め、中学生から大学まで姉の志歩さんと同じ「セレッソ大阪堺レディース」に所属。「サンフレッチェ広島レジーナ」立ち上げに伴い、「新しいチームでプレーできることに魅力を感じ」、入団しました。コロナ禍の影響で大学の授業の多くがオンラインで履修可能になったことから、拠点を広島に移し、サッカー選手として活動しながらオンラインで授業を受けています。プレーの特長は「後ろからのパスで攻撃の起点になること。ゴール前での体を張ったプレー」と自己分析。プロとして実際にプレーし、「個人の責任感や覚悟がより強くなった」と感じているそうです。中学生のころ、同級生が活躍する中、試合に絡めない苦しい時期があったと振り返り、「後輩たちには苦しい時期もあきらめず頑張ってほしい」と話しています。

優菜さんの姉の松原志歩さんは、「新しいチームで一から頑張ってみたいと思って入団しました。プロは結果がすべて。得点に絡むプレーを増やし、優勝をめざします」と意気込みを語ります。武庫川女子大学での学びを「スポーツに関係のある勉強ができ、自分の競技力アップに生かすことができました」と振り返り、後輩たちに向け「大きな目標に向かって日々努力してほしい。目標や夢を明確にした方が頑張れると思います」と呼びかけました。

3人のうち、藤田七海さんだけが武庫川女子大学サッカー部の出身。サッカー部では2020年、関西学生女子サッカー秋季リーグ1部リーグ優勝を果たしました。プロにチャレンジした理由と手ごたえについて「サッカーを続けるなら高いレベルでもっと上手になりたいと思い、チャレンジした。プロは、プレーの速さ、考え方、意識、すべてがこれまでとは違います」と力強い回答。「武庫川女子大学では体育祭実行委員会などの活動を通し、他学部の人と協力する機会があり、コミュニケーション力がついた。後輩たちには勉強と部活で大変だと思いますが、大学の4年間はあっという間なので、やりたいこと、挑戦したいことに一生懸命取り組んでほしい」と話しています。

WEリーグは役職員の 50 %以上を女性とすることを参入基準としたり、プロ契約する選手の最低年俸を設定したり、ジェンダー平等と女性アスリートのキャリアを後押しする施策を推進しています。武庫川女子大学は女性活躍を推進する女子総合大学として、性別にとらわれず、誰もが輝く社会の実現につながる3人の活躍を応援していきます。

顔写真は左から松原優菜さん、松原志歩さん、藤田七海さん。

詳細はスポーツセンターHPをご覧ください
 

健康・スポーツ科学科の宮川秀美さんが、ICU世界チアリーディング選手権大会「HIPHOP部門」で2位を獲得しました!

ICU 世界チアリーディング選手権大会(WCC)(主催:International Cheer Union)が、10月9日、10日ライブ・オンラインで開催され、宮川秀美さん(健康・スポーツ科学科4年)が出場、HIPHOP部門(チーム: WORLD WINGS 2WDC)で2位を獲得しました。

宮川さんは2018年からダンスチーム「WORLD WINGS」に参加し、その年の第1回世界大学チアリーディング選手権大会(主催:国際大学スポーツ連盟)で1位を獲得。毎年、国際大会や世界大会に出場し、好成績を収めています。

 

今回の作品は、2020年4月に行われる予定だった世界大会に向けての作品でしたが、新型コロナウイルの影響で大会も無くなり披露する機会を失いました。しかし今回、オンラインで大会が行われることになり、7月から練習を再開。チームのメンバー20人が東京と大阪に分かれており、月1回の合同練習以外は大阪市や茨木市の体育館を取り、練習を積み重ねました。今回のライブ配信は、茨木市の体育館で撮影したものです。

宮川さんは「コロナ禍で東京大阪間の移動も難しく、オンラインを活用しながらの練習に苦戦しましたが、物理的距離に負けず、みんなで気持ちを一つに作品を作り上げることができました」と話します。

また「今回のオンラインの大会は、私にとってとても大きな経験の一つとなりました。世界大会に毎年出場させていただき、今回4連覇がかかった大会となっており、全員で1位を目指して練習に励んできました。結果は2位となり、自分たちに足りないものや、動画で心が伝わるダンスをする難しさを感じました。この結果を通して、一人ひとりが決意を新たに次の大会に向けて、また練習に励んでいます。次は、来年4月にアメリカで行われる世界大会を目指します。世界一位をとるだけでなく、私たちのダンスの良さや、たくさんの人に希望や勇気を与えられるダンスを踊っていきたいと思います」と、さらに大きな目標を掲げました。

 

  今大会の 当日の演技はコチラ(59分ごろ~)

Female Athlete Triadの実態調査

女性アスリートが直面する問題としてFemale Athlete Triad(エネルギー不足、月経障害、骨粗鬆症)が近年注目されてきており、日本スポーツ協会においては女性スポーツ委員会アクションプランを立ち上げ、各都道府県のスポーツ協会への取り組みを求めています。このような状況の中、大阪府スポーツ協会から本学運動部でのFemale Athlete Triadの実態調査を依頼されました。予算措置が伴っていないため科研費を申請中という状況です。ただ、学生サポートの面からも、本学の特性を学外にアピールする点からも悪い話ではないと思っています。具体的には月経障害の有無の問診、栄養、体組成、骨密度の評価、疲労骨折の一次検診と研究費が付けば血液検査で鉄欠乏性貧血の評価を考えています。正式には学科会議でご審議いただくことになりますが、クラブ活動に支障をきたさないように進めたいと考えておりますのでご協力いただければ幸いです。

鳥塚之嘉                           

松本教授が令和2年度健康運動指導研究助成の研究報告をしました!

松本教授が令和2年度健康運動指導研究助成の研究報告をしました。この研究は、近年注目されているナッジの違いによる身体活動促進効果を比較した、本邦初めての研究になります。ぜひ、ご覧ください!研究題目「行動経済学に基づくナッジを用いた女性の階段利用促進に関する実証的研究―メッセージの違いによる比較―」

松本裕史

http://www.health-net.or.jp/tyousa/josei/youtube/r2_houkoku.html

陸上競技部の今シーズン最終試合!

毎年、陸上競技部では必勝祈願のため、甲子園素戔嗚神社と福井県丸岡城八幡大社から御祈祷を頂き、勝ちダルマに選手の想いを託しています。10月19-22日まで今シーズン最終試合である、関西インカレに挑んだのち、ダルマは両目開眼いたします! コロナ禍の中、多くの試合を開催して頂いた関係各位に心より深謝申し上げます。

伊東太郎

新健3年「アスレティックトレーニングⅡ」授業紹介

本学科は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格の認定校であり、在学中に所定の単位を取得すればアスレティックトレーナー認定試験である総合選抜試験の受験資格を得ることができます。アスレティックトレーナー資格関連科目は1年次から開講されていますが、主にケガの予防・ケガからの回復をサポートする「アスレティックトレーニング」や競技パフォーマンスを最大限に引き出す「ストレングス・コンディショニング」について体系的に学びます。今回はそのうち3年生を対象に前期に行われた「アスレティックトレーニングⅡ」(健康・スポーツ科学科 中堀准教授)の授業風景をご紹介します。

 この日はリコンディショニングを目的としてバンジーゴムやハンモック形状のサスペンションにより体にかかる負荷を調整した状態で体幹の強化や身体の機能性を向上させるトレーニングを実際に体験しました。このあと受講生によりそれぞれの専門競技においてどのように活かしていくのかの検討がなされました。授業ではアスリートの専門性に限らず、「健康」の側面からもこの知識や技能を社会でどのように活用するのか、多面的に考えることも求められます。このように授業を通して実践面を重視した専門知識と技能とその応用方法を身につけ、あらゆる運動に関わるパフォーマンス発揮を支える人材を育成します。                     

中堀千香子                                         

新健2年バレーボール授業レポート

令和3年度前期バレーボール授業は、原則対面授業で行いました。途中、緊急事態宣言発出のため、WEB授業(オンデマンド授業)に急遽変更(3回分)することがありましたが、予定通りの成果を得ることができました。授業は、班別学習として、前半基本技能(6回分)、後半リーグ戦(6回分)を実施しました。基本技能は、できるだけ多くボールを触ることを目標に行い、リーグ戦はサーブによる得失点を防ぎながら三段攻撃を含む戦術が展開することを目標に行いました。受講学生の中には、小中高の授業と違って戸惑いながらも、基本技能を習得し、最後にはブロックやスパイクによるラリーを体験しました。受講学生の中には、教職免許取得希望者がいるため、この授業での経験を、教育実習などの教育現場で生かしてくれると思います。

ゼミでサッカー授業の導入教材(教具)作ってみました

サッカーの授業では、跳ねたり転がったりするボールを不器用な足で操作するのは相当難しく、ボールとの格闘で終わってしまうことが多いです。そこで、岩田靖「センタリング・サッカー」の教具を参考に、市販のドッチビー(MIKASA)を2つ合わせてその中におもりを入れたボール(関西のお土産定番○○候にちなんで「ゴザボール」と名付けました。)を作ってみました。接地面が大きく重さも適度にあるため初心者にとっても操作がとても簡単です。この教具を使った連係プレーの教材を只今考案中です!

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