お知らせ
中高生、市民のためのスポーツ心理学講座の講師担当
日本スポーツ心理学会と日本体育・スポーツ・健康学会体育心理専門領域の共催で、「中高生、市民のためのスポーツ心理学入門講座」が今年の3月よりオンラインで開催されています。3月の講師は私が担当しました。以下のURLからこれまでの講座を視聴できます。
田中美吏
◇活躍する卒業生・学生◇WEリーグ「サンフレッチェ広島レジーナ」の松原志歩さん、藤田七海さん、松原優菜さん
日本初の女子のプロサッカーリーグとして9月に開幕したWEリーグで、武庫川女子大学の卒業生2人と在学生1人が活躍しています。このほど武庫川女子大学スポーツセンターのアンケートに3人がこたえ、意気込みなどを伝えてくれました。
3人はサンフレッチェ広島レジーナに所属する松原志歩さん(DF)、藤田七海さん(GK)、松原優菜さん(DF)。(松原志歩さんと優菜さんは姉妹)。松原志歩さんは短期大学部健康・スポーツ学科2018年卒3月卒、藤田七海さんは健康・スポーツ科学部健康スポーツ科学科2021年3月卒。松原優菜さんは健康・スポーツ科学部健康・スポーツ科学科4年に在学中です。
在学生の松原優菜さんは、兄の影響で小学生から本格的にサッカーを始め、中学生から大学まで姉の志歩さんと同じ「セレッソ大阪堺レディース」に所属。「サンフレッチェ広島レジーナ」立ち上げに伴い、「新しいチームでプレーできることに魅力を感じ」、入団しました。コロナ禍の影響で大学の授業の多くがオンラインで履修可能になったことから、拠点を広島に移し、サッカー選手として活動しながらオンラインで授業を受けています。プレーの特長は「後ろからのパスで攻撃の起点になること。ゴール前での体を張ったプレー」と自己分析。プロとして実際にプレーし、「個人の責任感や覚悟がより強くなった」と感じているそうです。中学生のころ、同級生が活躍する中、試合に絡めない苦しい時期があったと振り返り、「後輩たちには苦しい時期もあきらめず頑張ってほしい」と話しています。
優菜さんの姉の松原志歩さんは、「新しいチームで一から頑張ってみたいと思って入団しました。プロは結果がすべて。得点に絡むプレーを増やし、優勝をめざします」と意気込みを語ります。武庫川女子大学での学びを「スポーツに関係のある勉強ができ、自分の競技力アップに生かすことができました」と振り返り、後輩たちに向け「大きな目標に向かって日々努力してほしい。目標や夢を明確にした方が頑張れると思います」と呼びかけました。
3人のうち、藤田七海さんだけが武庫川女子大学サッカー部の出身。サッカー部では2020年、関西学生女子サッカー秋季リーグ1部リーグ優勝を果たしました。プロにチャレンジした理由と手ごたえについて「サッカーを続けるなら高いレベルでもっと上手になりたいと思い、チャレンジした。プロは、プレーの速さ、考え方、意識、すべてがこれまでとは違います」と力強い回答。「武庫川女子大学では体育祭実行委員会などの活動を通し、他学部の人と協力する機会があり、コミュニケーション力がついた。後輩たちには勉強と部活で大変だと思いますが、大学の4年間はあっという間なので、やりたいこと、挑戦したいことに一生懸命取り組んでほしい」と話しています。
WEリーグは役職員の 50 %以上を女性とすることを参入基準としたり、プロ契約する選手の最低年俸を設定したり、ジェンダー平等と女性アスリートのキャリアを後押しする施策を推進しています。武庫川女子大学は女性活躍を推進する女子総合大学として、性別にとらわれず、誰もが輝く社会の実現につながる3人の活躍を応援していきます。
顔写真は左から松原優菜さん、松原志歩さん、藤田七海さん。
詳細はスポーツセンターHPをご覧ください
健康・スポーツ科学科の宮川秀美さんが、ICU世界チアリーディング選手権大会「HIPHOP部門」で2位を獲得しました!
ICU 世界チアリーディング選手権大会(WCC)(主催:International Cheer Union)が、10月9日、10日ライブ・オンラインで開催され、宮川秀美さん(健康・スポーツ科学科4年)が出場、HIPHOP部門(チーム: WORLD WINGS 2WDC)で2位を獲得しました。
宮川さんは2018年からダンスチーム「WORLD WINGS」に参加し、その年の第1回世界大学チアリーディング選手権大会(主催:国際大学スポーツ連盟)で1位を獲得。毎年、国際大会や世界大会に出場し、好成績を収めています。
今回の作品は、2020年4月に行われる予定だった世界大会に向けての作品でしたが、新型コロナウイルの影響で大会も無くなり披露する機会を失いました。しかし今回、オンラインで大会が行われることになり、7月から練習を再開。チームのメンバー20人が東京と大阪に分かれており、月1回の合同練習以外は大阪市や茨木市の体育館を取り、練習を積み重ねました。今回のライブ配信は、茨木市の体育館で撮影したものです。
宮川さんは「コロナ禍で東京大阪間の移動も難しく、オンラインを活用しながらの練習に苦戦しましたが、物理的距離に負けず、みんなで気持ちを一つに作品を作り上げることができました」と話します。
また「今回のオンラインの大会は、私にとってとても大きな経験の一つとなりました。世界大会に毎年出場させていただき、今回4連覇がかかった大会となっており、全員で1位を目指して練習に励んできました。結果は2位となり、自分たちに足りないものや、動画で心が伝わるダンスをする難しさを感じました。この結果を通して、一人ひとりが決意を新たに次の大会に向けて、また練習に励んでいます。次は、来年4月にアメリカで行われる世界大会を目指します。世界一位をとるだけでなく、私たちのダンスの良さや、たくさんの人に希望や勇気を与えられるダンスを踊っていきたいと思います」と、さらに大きな目標を掲げました。
今大会の 当日の演技はコチラ(59分ごろ~)
Female Athlete Triadの実態調査
女性アスリートが直面する問題としてFemale Athlete Triad(エネルギー不足、月経障害、骨粗鬆症)が近年注目されてきており、日本スポーツ協会においては女性スポーツ委員会アクションプランを立ち上げ、各都道府県のスポーツ協会への取り組みを求めています。このような状況の中、大阪府スポーツ協会から本学運動部でのFemale Athlete Triadの実態調査を依頼されました。予算措置が伴っていないため科研費を申請中という状況です。ただ、学生サポートの面からも、本学の特性を学外にアピールする点からも悪い話ではないと思っています。具体的には月経障害の有無の問診、栄養、体組成、骨密度の評価、疲労骨折の一次検診と研究費が付けば血液検査で鉄欠乏性貧血の評価を考えています。正式には学科会議でご審議いただくことになりますが、クラブ活動に支障をきたさないように進めたいと考えておりますのでご協力いただければ幸いです。
鳥塚之嘉
松本教授が令和2年度健康運動指導研究助成の研究報告をしました!
松本教授が令和2年度健康運動指導研究助成の研究報告をしました。この研究は、近年注目されているナッジの違いによる身体活動促進効果を比較した、本邦初めての研究になります。ぜひ、ご覧ください!研究題目「行動経済学に基づくナッジを用いた女性の階段利用促進に関する実証的研究―メッセージの違いによる比較―」
松本裕史
http://www.health-net.or.jp/tyousa/josei/youtube/r2_houkoku.html
陸上競技部の今シーズン最終試合!
毎年、陸上競技部では必勝祈願のため、甲子園素戔嗚神社と福井県丸岡城八幡大社から御祈祷を頂き、勝ちダルマに選手の想いを託しています。10月19-22日まで今シーズン最終試合である、関西インカレに挑んだのち、ダルマは両目開眼いたします! コロナ禍の中、多くの試合を開催して頂いた関係各位に心より深謝申し上げます。
伊東太郎
新健3年「アスレティックトレーニングⅡ」授業紹介
本学科は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー資格の認定校であり、在学中に所定の単位を取得すればアスレティックトレーナー認定試験である総合選抜試験の受験資格を得ることができます。アスレティックトレーナー資格関連科目は1年次から開講されていますが、主にケガの予防・ケガからの回復をサポートする「アスレティックトレーニング」や競技パフォーマンスを最大限に引き出す「ストレングス・コンディショニング」について体系的に学びます。今回はそのうち3年生を対象に前期に行われた「アスレティックトレーニングⅡ」(健康・スポーツ科学科 中堀准教授)の授業風景をご紹介します。
この日はリコンディショニングを目的としてバンジーゴムやハンモック形状のサスペンションにより体にかかる負荷を調整した状態で体幹の強化や身体の機能性を向上させるトレーニングを実際に体験しました。このあと受講生によりそれぞれの専門競技においてどのように活かしていくのかの検討がなされました。授業ではアスリートの専門性に限らず、「健康」の側面からもこの知識や技能を社会でどのように活用するのか、多面的に考えることも求められます。このように授業を通して実践面を重視した専門知識と技能とその応用方法を身につけ、あらゆる運動に関わるパフォーマンス発揮を支える人材を育成します。
中堀千香子
新健2年バレーボール授業レポート
令和3年度前期バレーボール授業は、原則対面授業で行いました。途中、緊急事態宣言発出のため、WEB授業(オンデマンド授業)に急遽変更(3回分)することがありましたが、予定通りの成果を得ることができました。授業は、班別学習として、前半基本技能(6回分)、後半リーグ戦(6回分)を実施しました。基本技能は、できるだけ多くボールを触ることを目標に行い、リーグ戦はサーブによる得失点を防ぎながら三段攻撃を含む戦術が展開することを目標に行いました。受講学生の中には、小中高の授業と違って戸惑いながらも、基本技能を習得し、最後にはブロックやスパイクによるラリーを体験しました。受講学生の中には、教職免許取得希望者がいるため、この授業での経験を、教育実習などの教育現場で生かしてくれると思います。
ゼミでサッカー授業の導入教材(教具)作ってみました
サッカーの授業では、跳ねたり転がったりするボールを不器用な足で操作するのは相当難しく、ボールとの格闘で終わってしまうことが多いです。そこで、岩田靖「センタリング・サッカー」の教具を参考に、市販のドッチビー(MIKASA)を2つ合わせてその中におもりを入れたボール(関西のお土産定番○○候にちなんで「ゴザボール」と名付けました。)を作ってみました。接地面が大きく重さも適度にあるため初心者にとっても操作がとても簡単です。この教具を使った連係プレーの教材を只今考案中です!
授業科目「スポーツビジネス最前線」大好評のうちに終了
「スポーツビジネス最前線」(前期・選択科目)は、スポーツビジネス関連企業の担当者によるオムニバス授業です。わが国を代表するスポーツメーカー、大手フィットネスクラブ、プロスポーツチーム等、さまざまな企業・団体の実務家がスポーツビジネスの最前線を熱く語ります。今年度はほとんどの授業がオンラインで行われましたが、大好評のうちに授業を終了することが出来ました。
東京オリンピックの女子シンクロ高飛込で6位入賞を果たした荒井祭里さんが9月3日、学内で出場報告会を行い、特別褒章を受けました。
Tokyo 2020 Olympian, Matsuri Arai reporting of duty on September 3rd.
東京オリンピック女子シンクロ高飛込で6位入賞を果たした健康・スポーツ科学科3年の荒井祭里さんが9月3日、大河原量学院長らに出場を報告。大舞台での快挙をたたえ、「夢と虹基金」から特別報奨が授与されました。
報告会には大河原学院長、瀬口和義学長、山﨑彰副学長、水泳部部長の田嶋恭江教授が出席しました。荒井さんは高飛込とシンクロ高飛込の2つの競技に出場し、高飛込では惜しくも予選で敗退しましたが、シンクロ高飛込では決勝に進み、6位に入りました。荒井さんは「シンクロでは途中までメダル圏内で戦うことができました。個人は悔しい思いで終わってしまったけれど、次のパリオリンピックに向けてすごくいい経験になったと思います」と、3年後のパリオリンピックに意欲を見せていました。
大河原学院長は「よく頑張りましたね。若いからチャンスはある。次のパリまで3年はすぐですね」と激励。武庫川学院80周年記念「夢と虹基金」から特別褒章を授与し、学院長が賞状と報奨金を手渡しました。荒井さんからは、オリンピック選手らがサインした出場記念のプレートが学院に贈呈されました。
高飛込は入水や空中の演技などで競い、競技時間はわずか2秒。報告会では「どのような練習をするのですか」「シンクロで飛び込むとき、ペアの演技は見えているのですか」など率直な質問も飛び出し、荒井さんが笑顔で丁寧に答えていました。
On September 3rd, Olympic diver Matsuri Arai who scored 6th in her sport of synchronized diving at Tokyo 2020 Olympics paid visit to Mukogawa Women’s University. Arai, who is in her third year of Health and Sports Science Department at Mukogawa Women’s University was given a reward for her effort in the competition by the chairman of Mukogawa Women's University, Mr. Okawara. The reward translates to “Dream and Rainbow Fund” which is provided to support and celebrate individuals to aid in maximizing their potentials.
At the meeting, attendees included Mr. Okawara, the chairman of Mukogawa Women’s University, the headmaster Mr. Seguchi, the vice head Mr. Yamazaki and the director of the swimming club, Professor Yasue Tajima and the Olympian Matsuri Arai, herself.
Ms. Arai competed in two competitions, high diving and synchronized diving, and although she was unfortunately defeated in the qualifying in high diving, she advanced to the final in synchronized diving and finished in 6th place. Ms. Arai commented “in the synchronized diving category, I came close to reaching to a medal. On the other hand, in the high dive I couldn’t perform as well and it was frustrating. Despite the outcomes, I think it was a great experience to be a part of the Olympic Games and I’ll continue to train hard for the next one.”
Mr. Okawara added “Good job on your performance. You’re still young so there’s hope for the future. The 3 years until next one in Paris will come by fast.”
The reward fund was given to Ms. Arai from the representatives of Mukogawa Women’s University and she in return presented a plate that symbolizes her participation commemoration in exchange.
保健体育科指導法(水泳)授業の実践
後期の保健体育科指導法(水泳)の授業では、中高教員として必要なスイミング教科指導の資質・能力を習得することを目的としています。水泳の授業の実際として、浮き身・呼吸方法など各種泳法を指導するための基本運動・動作の確認をすることで、学習者にみられる「つまずき」や「泳法的な欠点」の解決法を学でいます。補助方法についても熱心に取り組み実践しています。
https://mukogawa-news.jp/publicity/newsdetail?id=3528
田嶋恭江
武庫川女子大学カヌー部は全日本学生カヌースプリント選手権大会で10連覇を達成しました。
Celebrating 10 consecutive wins at the canoe sprint championship.
武庫川女子大学カヌー部は8月24~29日、山形県の月山湖カヌースプリント競技場で開催された「第57回全日本学生カヌースプリント選手権大会」(インカレ)で総合優勝し、10連覇を達成しました。
本学はカヤック、カナディアンの両部門で優勝。また、最優秀選手賞(MVP)でも、カヤック部門で平尾和奏さん(健康・スポーツ科学科4年)が、カナディアン部門で小林実央さん(健康・スポーツ科学科2年)が、それぞれ受賞しました。
大会の結果は以下のとおりです。(敬称略)
【500m】
■WK-2(カヤックペア)
1位 樋渡千歩(健康・スポーツ科学科3年)・大島沙耶香(健康・スポーツ科学科1年)
2位 諏訪智美(健康・スポーツ科学科2年)・熊岡亜弥(健康・スポーツ科学科1年)
3位 丸岡凛子(健康・スポーツ科学科4年)・栗原萌衣(健康・スポーツ科学科3年)
■WC-1(カナディアンシングル)
1位 竹崎杏(健康・スポーツ科学科3年)
2位 本田愛実(健康・スポーツ科学科1年)
■WC-2(カナディアンペア)
1位 小林実央・高橋星菜(健康・スポーツ科学科2年)
■WK-4(カヤックフォア)
1位 平尾和奏・樋渡千歩・吉田奈未・福田りん(健康・スポーツ科学科2年)
■500×4 relay(カヤック500mリレー)
1位 平尾和奏・樋渡千歩・福田りん・大島沙耶香
【200m】
■WK-1(カヤックシングル)
1位 平尾和奏
2位 諏訪智美
■WK2(カヤックペア)
1位 樋渡千歩・福田りん
3位 吉田奈未・熊岡亜弥
■WC-1(カナディアンシングル)
1位 小林実央
3位 高橋星菜
■WC-2
1位 竹崎杏・本田愛実
【カヤック部門】
1位 武庫川女子大学
最優秀選手賞(MVP) 平尾和奏
【カナディアン部門】
1位 武庫川女子大学
最優秀選手賞(MVP) 小林実央
【女子総合】
1位 武庫川女子大学
at the lake Tsukiyama canoe sprint stadium in Yamagata prefecture.
Mukogawa Women’s University saw victory to both kayak and Canadian categories. MVP was awarded to Wakana Hirao for kayak and for Canadian category, the MVP went to Mio Kobayashi.
The results of the event are as follows;
【500m】
■WK-2(kayak pair)
1st place - Yukiho Hiwatashi(3rd year of Health and Sports Science Department)・Sayaka Oshima(1t year of Health and Sports Science Dept.)
2nd place - Tomomi Suwa(2nd year of Health and Sports Science Dept.)・Ami Kumaoka(1st year of Health and Sports Science Dept.)
3位- Rinko Maruoka(4th year of Health and Sports Science Dept)・Moe Kurihara(3rd year of Health and Sports Science Dept.)
■WC-1(Canadian single)
1st place - An Takezaki(3rd year of Health and Sports Science Dept.)
2nd place - Manami Honda(1st year of Health and Sports Science Dept.)
■WC-2(Canadian pair)
1st place - Mio Kobayashi / Sena Takahashi(2nd years of Health and Sports Science Dept.)
■WK-4(Kayak fore)
1st place - Wakana Hirao/ Yukiho Hiwatashi / Nami Yoshida/ Rin Fukuda(2nd years of Health and Sports Science Dept.)
■500×4 kayak relay
1st place - Wakana Hirao/ Yukiho Hiwatashi / Rin Fukuda / Sayaka Oshima
【200m】
■WK-1(Kayak single)
1st place - Wakana Hirao
2nd place - Tomomi Suwa
■WK2(Kayak pair)
1st place - Yukiho Hiwatashi/ Rin Fukuda
3rd place - Nami Yoshida/ Ami Kumaoka
■WC-1(Canadian single)
1st place - Mio Kobayashi
3rd place - Sena Takahashi
■WC-2
1st place - An Takezaki/ Manami Honda
【Kayak category】
1st place - Mukogawa Women’s University
MVP- Wakana Hirao
【Canadian category】
1st place - Mukogawa Women’s University
MVP- Mio Kobayashi
【Women’s】
1st place - Mukogawa Women’s University
「武庫女でダンスを学ぼう!」――。ダンスの専任教員らがパンフレットを作成
Making of a pamphlet “Let’s learn dance at MWU!” by full-time dance teachers.
武庫川女子大学には、ダンスの指導方法やダンスパフォーマンス向上に役立つ多様な学びがあります。学科やコース名に「舞踊」「ダンス」を標ぼうしていないため、あまり知られていない「ダンスの武庫女」の魅力を高校生に知ってもらおうと、健康・スポーツ科学部でダンスを専門に指導する教員らがパンフレットを作成しました。高校やダンス教室等に配布する予定です。
「ダンスの武庫女」を代表するのがダンス部です。1956年に創設し、毎冬に行っている定期公演は2021年で53回を数えます。”ダンスの甲子園”と称される「オールジャパン(全日本高校・大学ダンスフェスティバル神戸)」で2018年、2019年の2年連続で入選、全国舞踊コンクールで2017年に第2位になるなど全国区で実力を認められており、2015年にはアメリカニューヨークで公演もしました。
健康・スポーツ科学部の授業でもダンス(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)、保健体育科指導法(ダンス)をはじめ、パフォーマンス向上論や健康・スポーツ科学などダンスに必要な心と体の理解を深める学びの領域があります。ダンスを専門とする教員のゼミに所属し、ダンスをテーマに研究に取り組むことも可能です。
中学・高校の教員(保健体育)をはじめインストラクター、コレオグラファー、トレーナーなど進路も多様。国内外でパフォーマーや指導者、研究員として活躍する卒業生も多数います。
コロナ禍の中でも、ダンス部は8月11日から始まるオールジャパン出場に向け、感染防止を徹底して練習を重ねています。村越直子准教授は「ダンスが好きで、将来につなげたいと考えている人に、武庫女でダンスを専門的に学べることを知ってもらいたい」と話しています。
Mukogawa Women’s University offer a multiple of teaching methods when it comes to the art of dance. The word “dance” is not listed as any of the selective courses obtainable, so the teachers of dance from the Faculty of Health and Sports Science made brochures to reach out to high school students who may be interested in dance. The brochures are to be handed out to high schools and dance schools which should provide them with deeper understanding of how dance is implemented at MWU.
The dance club of MWU was founded in 1956. 2021 will mark the 53rd time for the club to perform in their annual event that takes place every winter. They have proved themselves with their performances and competed in some of the prestigious competitions in the country. In 2015, the club traveled to the States where they performed in a show in New York.
There are members from the dance club that go on to become teachers, instructors, choreographers and trainers in the future. There are even graduates who perform worldwide as well as ones who studies and research it.
Despite the ongoing pandemic, dance club has continued with their training all whilst taking measures to prevent the spread of the virus. They have been practicing hard for the national championship that’s to start from August 11th.
Professor of MWU, Ms. Naoko Murakoshi, stated “We want people who are interested in dance and want a future in it to know that at Mukogawa Women’s University, we offer the opportunity to learn about dance professionally.”
東京2020オリンピックに出場した本学体操部の杉原愛子選手が、西宮市長を表敬訪問しました。
Tokyo 2020 Olympian Aiko Sugihara, paid a courtesy call to the mayor of Nishinomiya city.
東京2020オリンピックに出場し、体操女子団体で5位入賞を果たした体操部の杉原愛子選手(短期大学部健康・スポーツ学科2年)が9月1日、西宮市の石井登志郎市長を表敬訪問し、競技結果や大会を振り返っての思いなどを報告しました。
リオデジャネイロ大会に続く2大会連続の出場で、体操女子団体で5位入賞を果たした杉原選手は、「コロナ禍のなか、無観客の開催でしたが、オリンピックを開催していただいたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。私自身、団体決勝では納得がゆく、自分らしい演技ができました。これまで支えてくださったたくさんの人たちに演技で恩返しをしたいと思っていたので、目標は達成できたと思っています。また、メダルまでは0.8というわずかの差で、日本チームが強くなっていることもアピールできたと思っています」と報告しました。
石井市長は、「オリンピックの開催が1年延期になり、その間、どのようにモチベーションを保たれたのか。今大会の無観客での開催やリオデジャネイロ大会との違いをどう感じられたのか。また、このような状況下で大会ができたことについて、西宮のすべての子どもたちにメッセージをいただきたい。杉原さんにはこれからの競技、その先の人生も頑張っていただきたい。西宮市は引き続き、応援させていただきます」で大会での活躍をたたえました。
杉原選手は、大会が1年延期になったことについて「大会延期をポジィティブにとらえ、しっかり身体を作り直して大会に臨むことができました」と振り返り、また、子どもたちへのメッセージとして、「このような状況での大会だったので、大会では、開催をしていただけることへの感謝の気持ちをさらに強くしました。子どもたちには、いつも感謝の気持ちを忘れず、自分の大好きなスポーツを楽しんでほしい」と話しました。
杉原選手は9月23日に全日本シニア体操競技選手権大会に出場予定です。
The gymnastic Olympian, whom with her team Japan members marked her place in the Olympics with the 5th in the charts paid a visit to the mayor of Nishinomiya city, Mayor Toshiro Ishii. They reminisced Ms. Sugihara’s thoughts on the results and experiences of the competition.
Suhihara who won 5th place in the women’s gymnastics since her second consecutive tournament following the Rio de Janeiro Olympics commented “I am overwhelmed with gratitude over the fact that the Olympics were able to be held despite the pandemic at rise. Even without the cheer of the spectators, I feel I was able to perform to the best of my ability. I wanted to give back to those who helped and supported me along the way and through my performance, I believe I was able to do so. We were so close to a medal with only 0.8 points of a difference which just goes to show how much stronger we are becoming as a national team.”
Mayor Ishii, added “It couldn’t have been easy to maintain one’s motivation with the postponing of the tournament. We spoke of how big of a difference it was for her to compete without spectators unlike Rio de Janeiro tournament, and how she felt about it. I would like for all children in Nishinomiya to be given a message about the fact that the tournament was held under these circumstances. I’d like for Ms. Sugihara to do her best in her future competitions and in life, too. We, as city of Nishinomiya will continue to support her.”
Regarding the postponement of the Olympic Games, Ms. Sugihara recalled “I was able to take the news of the postponement, rather positively. I focused on rebuilding my body in preparation to face the tournament.” In reference to words of encouragement to children, she quoted “since the tournament had to be held under such circumstances, I was even more grateful to be a part of it. I want children to always remember to appreciate what they have and enjoy playing the sports they love.”
Ms. Sugihara is scheduled to compete in All Japan Senior Gymnastics Championships on September 23rd.
本学体操部 杉原愛子選手の東京オリンピック 出場報告会が開催されました。
Tokyo 2020 Olympics report of duty held with the MWU gymnastics club.
東京2020オリンピックに出場した体操部の杉原愛子選手(短期大学部健康・スポーツ学科2年)、大野和邦監督、五藤佳奈副部長の報告会が8月27日開催され、大河原量学院長、瀬口和義学長、山﨑彰副学長に競技結果や大会を振り返っての思いなどを報告しました。
報告会では、まず、大河原学院長らが「お疲れ様でした。よく頑張りました。大会で杉原さんは選手団全員を盛り上げ、感心しました。おめでとうございます」と、大会での活躍をたたえました。
はじめに、リオデジャネイロ大会に続く2大会連続の出場で、体操女子団体で5位入賞を果たした杉原選手が、「これまでたくさんの人に支えられ、サポートがあって今の自分があるからこそ、決勝の舞台には感謝の気持ちを忘れずに臨み、楽しんで、自分自身が納得できる演技ができました。大会ではメダル獲得を目標に、みんなで頑張ってきたので、悔しい思いはありますが、みんなが怪我なく無事に終えることができてよかったと思っています」と話しました。
体操の日本代表コーチで参加した大野監督は「体操部監督に就任した時から東京オリンピック出場がテーマで、その実現に向け学院、大学で特別な支援をしていただいていることに感謝している。大会を通じて、これまで支えてくださった多くの人たちに感動を与え、共有できたことにほっとしている。日本代表チームは、みんながやれることをやりきったと思っている。この経験が、次の大会に向けて継続する人たちへの刺激になるものと思う。この経験を引き続き、武庫川女子大学体操部のさらなる強化につなげていきたい」と大会を振り返りました。
審判員として参加した五藤副部長は「私がオリンピックに出られるのは、ふだんサポートしてくれるスタッフの皆さんや学院、大学の支援があるからと思っており、その感謝をもって、大会に参加した。審判としてこれまで何度か国際大会を経験したが、オリンピックは特別な舞台だと強く感じた。審判をする中で、今ここで輝いている選手たちを次の大会で、と考えた時、日本の体操をもっと盛り上げること、育成が大切だと感じた。この大会で学んだことを体操部で発揮して部員たちに貢献したい」と感想を述べました。
報告会では、体操女子団体で5位入賞の成績を収め、関係者に深い感動と希望を与え、本学の名声を高めたとして、杉原選手に対して、武庫川学院80周年記念「夢と虹基金」から特別褒賞が授与されました。
なお、女子シンクロ高飛込みで6位に入賞した水泳部の荒井祭里選手の報告会は、別の日に行われます。
Aiko Sugihara who recently participated in the Olympic Games was invited along with her coach, Kazukuni Ono and the deputy director Kana Goto, to a post Olympics game closing briefing with representative members of MWU.
At the meeting, the chairman of Mukogawa Women’s University, Mr. Ryo Okawara begun with words of congratulatory to Ms. Sugihara. He spoke of her accomplishment in her active role in the tournament.
It was the second Olympics games experience for Ms. Sugihara as she was selected in the team for Rio de Janneiro which saw her team placed in the 5th position, overall. She stated “I was able to perform to the best of my ability, all thanks to the people who has supported me throughout. Although we were not able to achieve our goal of getting a medal at the games, I’m pleased with how we performed, especially without any injuries.”
Japan’s national team coach, Mr. Ono added “ever since I was appointed as the team coach, the Tokyo 2020 has been on our mind. We’ve had tremendous support from Mukogawa Women’s University and we’re grateful for the constant generosity. We feel at ease now, knowing that we were able to touch people’s hearts with our performance and share our journey. Through this experience, we hope to make the gymnastics team at Mukogawa Women’s university even more dominant than ever. We, as a national team, did all that we can and hope those who will continue on with us can learn and continue to prosper.”
The deputy head of Mukogawa Women’s University club, Ms. Goto who acted as an umpire at the games, noted “the reason why I was able to participate in the Olympics is due to the daily grind and support of those around me. As an umpire, I’ve had the privilege of taking part in a number of events as an umpire at national level, yet the Olympics is in its league of its own. I really felt the significance of making the Japan gymnastics more exciting and the need to nurture and grow future gymnasts. I’d like to continue playing my part in this role and contribute to the club of what I learned through this tournament.”
A reward for her performance at the Tokyo 2020 was given to Ms. Sugihara as she succeeded in 5th place with the women’s gymnastics team.
全日本学生なぎなた選手権大会でなぎなた部が団体(女子)3位になりました。
Students of Mukogawa Women’s University naginata club placed 3rd in All Japan competition.
8月7、8日に山形県総合運動公園で開かれた第60回全日本学生なぎなた選手権大会(全日本インカレ)で、武庫川女子大学なぎなた部が試合競技 団体(女子)で全国3位になりました。本大会は演技競技、試合競技、公開競技に分かれて行われ、トーナメント方式で大学日本一の座を争います。
The word “Naginata” refers to the long pole with a sharp curving sword blade at one end. The sport uses kendo-style protective equipment and wood or bamboo weapons.
The naginata club members of MWU, competed in the 60th championship held in Yamaguchi prefecture from august 7th to 8th. They were placed 3rd and will continue to compete for the first place among other contending universities.
産官学連携プロジェクトがはじまりました!!
阪神電鉄×西宮市×健康・スポーツ科学科穐原(あきはら)ゼミによる甲子園、鳴尾エリアを活性化するプロジェクトが発足いたしました。当ゼミでは、同エリアのスポーツ施設やオススメしたいお店を紹介していく公式Instagram「甲子園スタイル」の運営を行っています。毎週、毎週ゼミ生が取材を行い、阪神電鉄、西宮市と連携して記事をアップしていきます。ぜひアカウントをフォローください。
(穐原ゼミ)
https://www.instagram.com/koshien.style/
<日本語/English> 東京オリンピック日本代表内定の在学生2人にエールを送る応援動画をYouTubeに公開
Posting a good luck video message on YouTube for the two students of MWU heading to the Olympics!
English below.
7月23日に開幕する東京オリンピックに、短期大学部健康・スポーツ学科2年の杉原愛子さん(体操女子団体)と、健康・スポーツ科学科3年の荒井祭里さん(水泳女子 高飛込/シンクロ高飛込)が出場するのを前に、武庫川女子大学が応援動画をつくりました。16日から武庫川女子大学スポーツセンターのYouTubeチャンネルで公開しています。
コロナ禍で学院を挙げての壮行会ができない中、応援の気持ちを伝えようと、学生や教職員らが作成しました。
6月中旬に中央キャンパスで撮影。杉原さん、荒井さんそれぞれに向け、1本約3分の動画に編集しました。杉原さんの応援動画では、体操部員が数人ずつパフォーマンスを交えてエールを送ります。荒井さんの動画では、水泳部員がプールサイドで小旗を振り、ポーズを決めました。どちらの動画にも柔道部、カヌー部、バトン・チアリーディング部など運動部のほか、ゼミの仲間、教員、警備員、スポーツセンターの職員ら大学関係者が次々に登場し、「ファイト」「頑張れ」と呼びかけます。
荒井さんの応援動画では杉原さんが「祭里ちゃん、オリンピック一緒に頑張りましょう」、杉原さんの応援動画では荒井さんが「愛子さん、オリンピック一緒に頑張りましょう」とメッセージを寄せ、互いにエールをかわしました。
武庫川女子大学はメキシコ、ミュンヘン、モントリオールの3大会に出場した水泳の村山(旧姓西側)よしみさんを筆頭に、在学生や卒業生から多数のオリンピアンを輩出しています。在学生のオリンピック出場は1988年のソウルオリンピック以来33年ぶり。在学中の2人が同時に出場するのは初めてです。
杉原さんは本学体操部に所属。前回のリオデジャネイロオリンピックにも出場し、2度目のオリンピックとなります。荒井さんは2019年7月に高飛込で女子の代表内定第一号となりました。
動画はYouTubeで「武庫川女子大学スポーツセンター」と検索。武庫川女子大学ホームページ内のスポーツセンターのサイト(https://spocen.mukogawa-u.ac.jp/)からも見ることができます。
A good luck video was made by the staff of MWU to wish the two athletes the best on their roads to Olympics. They both received a video, each lasting 3 minutes. The video was prepared and recorded during the month of June by members of their club members, faculty staff, class mates, team mates, and several sport clubs of MWU.
In the videos, people are cheering them on with phrases such “you can do it!” and “do your best!”
You can find the videos on YouTube by typing 武庫川女子大学スポーツセンター (Mukogawa Women’s University Sports Center) or click the link below.
https://spocen.mukogawa-u.ac.jp/
学校保健・安全イベントのプレゼンテーション(遠隔授業)
2年生の「学校保健」の授業は遠隔オンデマンド型での実施となりました。
学校保健の中で最もイメージがしにくい「学校保健安全計画」及び組織活動を学ぶため、「学校で行なう保健・安全に関するイベント・キャンペーンを考えよう!」というテーマで、受講生が各自オリジナルの企画を考案しました。また、「職員会議で提案する」という設定で、自身の企画のプレゼン動画を作成しました。そのプレゼン動画を受講生同士で視聴しあい、評価を行いました。
受講生から提案された企画には、「クリーンキャンペーン」「目の保護ウィーク」「給食献立総選挙」「防災かるた大会」「バイバイ菌キャンペーン」など、面白いものがたくさんありました。