こんにちは!日本語日本文学科4年生の見本です!
絶賛春休みですが、皆さんはどのように過ごしていますか?
最近の私は、無事卒業論文を提出、学生最後ののんびりとした時間をかみしめています♪
そんな私に今回課せられたテーマは「好きな映画について」語ること!
私!映画はあまり得意ではありません!
なぜなら・・・2時間も椅子に座ってじっとしていられないからです・・・。
そんな落ち着きのない私の好きな映画とは・・・?
《もし好きな人に恋人がいたら、あなたはどうしますか?》
「ひらいて」
原作:綿矢りさ
監督・脚本・編集:首藤凛
~あらすじ~
成績もよくて、明るくて目立つタイプの愛(山田杏奈)は、同じクラスの"たとえ"(作間龍斗)にずっと片思いをしている。 ひっそりとした佇まいで寡黙なタイプだけど、聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえの魅力は、 愛だけが知っていた。 そう思っていたある日、彼には「秘密の恋人」がいることを知る。 それが病気がちで目立たない美雪(芋生悠)だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かした─。 「もう、爆発しそう─」 愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで・・・。(公式ホームページから引用)
私は原作の綿矢りささんと主演女優の山田杏奈さんが好きで、映画公開をかなり前から楽しみにしていました。
るんるんしながらいざ鑑賞!結果・・・
その期待をいい意味で裏切るほど「共感できない」作品でした。
主人公の"愛"は片思いしている"たとえ"を手に入れるために、
彼の恋人である"美雪"に手を出したり、2人の手紙を盗んだり、騙したり・・・。
「若気の至り」と言ってしまえばそれまでですが、ちょっと度がすぎる気がします。
人のものが欲しい
という感覚は私にもあるし、共感できる人も多いと思います。
あの子が着てるワンピースかわいいな~とかあのチョコおいしそうだな~とか。
けれど、
人のものを奪ってでも欲しい
という感覚は賛否が分かれるのではないでしょうか。
ただ、それくらい誰かを思う強い気持ちが持てるのはうらやましいなと思ったり・・・。
そして思わず「気持ちわるっ」と言ってしまうくらい衝撃のラストで幕が閉じ、2時間あっという間・・・!
「青春」のドロドロした部分をがっつりくらう、けれど、その後の彼らがどのように生きていくのか思わず考えてしまう作品でした。
ちなみに・・・
私は友人と鑑賞しましたが、かなりきつい描写もあり、軽い気持ちで鑑賞すると重い気持ちを引きずってしまうので、何も予定がない日に1人で鑑賞することををおすすめします・・・。
こんなご時世なので映画館に行くこともなかなか困難ですが、興味があればぜひDVDなどでご覧ください♡
《私は、あっさり諦めます》