みなさん、こんにちは!
食創造科学科2年生のマロンと
日本語文化学科1年生のまだないと
日本語日本文学科2年生のみんみんと
心理社会福祉学科1年生のアンとはつと
日本語日本文学科1年生の月香
の6名で6月29日水曜日の15:00~17:00に公江記念館7階で行われました「IDEATION FACTORY」に参加してきました!(株式会社マイナビのご協力の元、経営学部実践センター・経営学部学生団体シェアスタで運営)
アイデア発想の方法について学ぶことができました。
それではさっそく「IDEATION FACTORY」について紹介します!!
WHAT IS "IDEA"?
あなたはこれをどう考えますか?
アイデアは、「ひらめきである」「突然降ってくる」「天才が思い付くもの」 と思っていませんか?
違うんです! アイデアとは......「分解」と「結合」から成り立つのです!
今、社会は『V(変動)(不確実)C(複雑)A (曖昧)』の時代と言われています。
想定外のことが多く、常識の変化が激しい世の中です。
今までは答えのある問いを解いてきましたが、今は、答えのない問いに答えを「創る」ことがカギとなっています。
「創る」って、難しいですよね。大学でも、アイデアの創り方は学びません。
では、今回体験したゲームについて紹介していきましょう!!
1つ目は、「PIE」です。
PIEとは、一つの物事を多角的にみるための『要素分解』を元にしたゲームです。
親となるプレーヤーが、想像した「お題」を決め、残りのプレーヤーが質問しながら「お題」を推理していきます。
お題を推理して、特徴を引き出していくこと、すなわち『要素分解』が目的となっているのが「PIE」です。
2つ目は、「HEX」です。
HEXとは、6つの要素『結合』させてアイデアを考えるゲームです。
6つの要素は、「What」「Who」「Where」「When」「Why」「How」の構成です。
そこから、組み合わせた新しいサービスや商品を生み出します。
例えば...
6つの要素を結合し、アイデア「完全な暗闇で食事が提供されるレストラン」を生み出します。
要素を結合させ、自分では思いがけない斬新なアイデアを生み出すことができます。
ここからは参加者の声~1~をお届けします!!
マロンが、「IDEATION FACTORY」の体験会で印象に残っているのは、「PIE」ゲームです。どんな質問をすれば答えに近づくのか考えるのが難しかったです。 体験会を通してアイデアの出し方を勉強することができました。また、頭の中のアイデアの引き出しをたくさん作ることができたと思います。
まだないは、「アイデアはゼロから出すものではない」という言葉が心に残りました。アイデアを出すためのトレーニングでも、ある物を前提において連想することで新しいアイデアを作り上げました。 またその連想の仕方でも、みんなの個性が出ていて面白かったです。 実際にアイデアを出すときは、あえて自分とは異なる人を混じえるといいものが生まれそうです♪
みんみんは、今回のプロジェクトに参加して、新しいアイデアの発想方法を学びました。難しく捉えず、逆転の発想などを活用することで、多角的にアイデアを生み出すことができることを実感しました。
続いて、今回のイベントにご協力いただいた株式会社マイナビの酒井さんにお話を伺いました。
Q. 時間がない学生でも参加できるマイナビさんのプログラムはありますか。
A. 他のイベントをマイナビさんのサイトからアーカイブに保存されているので、のぞくことができます。
詳細はこちらのサイトをチェック!
https://job.mynavi.jp/start/event/scoop/index_v.html
Q. IDEATION FACTORYで今日、やらなかった残り2つのゲームについて教えてください。
A. 残り2つのゲームは、分解と結合の『結合』に関するアイデア発想のゲームです。
3つ目は、「PLUS-MINUS」です。ネガティブなものをひっくり返したら面白いものになるのではないかという考え方から生まれたものです。
例えば...
傘は必ず持たなくてはならないというネガティブなイメージをポジティブに考えます。 持たなくてもいいや持ちたくなる傘にします。
4つ目は、「TYRANT」です。ある決まったものから何か1つ強制的に機能を外してみると面白いものができるのではないかという考え方から生まれたものです。
例えば...
ガラケーからスマートフォンに変わったことがあげられます。ガラケーについている数字のボタンを取り外すと、画面のみが残るということです。
Q. どのような発想のやり方をされていますか。
A. ブレインストーミングを取り入れています。 部署を跨いだり、年齢様々でアイデアを出し合って、自分とは違う目線の考えを出し合うのは面白いと思います。
Q. 生活の上での悩みなどにアイデアの考え方を応用できたりしますか。
A. たくさん身近な場面で活用できたりはすると思います。
例えば、将来の就職先を考えるうえで、飛行機に関わりたい、飛行場に関わりたいと考えた時に、キャビンアテンダントやパイロット、グランドスタッフ、荷物を運ぶ飛行機など様々な方向に視野を広げることができます。
大きい社会的インパクトから就職活動まで見方を変えること、視野を広げる考え方を利用することはできると思います。
そして、酒井さんと同様に、経営学部職員の時任さんにもお話をお伺いしました。
Q. このIDEATION FACTORYを始めるきっかけになったことは?
A. 学生の「やりたい」を実現させたというのが大きいです。
経営学部は実践学習といって、企業とともにプロジェクトを行うことが多く、1年生という極めて早い段階から表現したりアウトプットしたりしなければいけない場面があるが、これができる人とできない人に分かれてしまいます。
そんな時に、マイナビさんと学生が話し合う機会があり、そこでマイナビさんが提示したこのプロジェクトに学生メンバーが強く賛同したため、始まりました。
基本的に課外で行うプロジェクトは、誰かが「やりたい」「受けたい」と言ったものを形にしています。学生ニーズで動かしています。
Q. このIDEATION FACTORYは昨年の11月にも開催されたようですが、このまま来年も続けられる予定はありますか?
A. アイデアの考え方を学ぶワークショップは、年に1回程度は行えればと思います。
昨年は11月に開催しましたが、内容的にできるだけ早めの方が様々な授業や活動にも良い影響があるので、今年は6月に行いました。
Q. こういうワークショップを開くうえで苦労したことや難しかったことなどはありますか?
A. 経営学部のシェアスタの学生たちと、こういった企画は考えていたのですが、当初は授業ではなき課外イベント自体初めてだったので、参加者を集めるのが大変でした。
学内での認知が高まったり、ニーズがわかってきた面もあり、最近は良い場を作れるようになってきました。
また、8月23日のお昼に「物撮りセミナー」を行う予定です。
ECサイトなどのネットショッピングに出店する場合、写真が命であり、それを今回はプロカメラマンを呼んで教えて貰おうと考えています。
プロを招いて、スキルを補おうと考えています。
KM館の5階に簡易の物撮りスタジオも設営する予定で、その使い方も込みで開催する予定なので興味のある方はぜひ参加して欲しいと思います!
最後に、参加者の声~2~をお届けします!!
アンは、アイデアを思い付く方法を楽しみながら学ぶことができました。学年や学科が異なっていたもで、色々な考えに触れることができてとても新鮮でした!
はつは、普段関わりの希薄な他学年、他学部の方々との交流により、自分の回りにはあまり無い着眼点を得ることが出来たように思います。 また、今回新しい発想を生み出すトレーニングの体験をしましたが、この考え方は日常生活に十分取り入れられると感じました。 要素の「分解」と「結合」により、私達は様々に新しい可能性を思い付くことが出来るのだと実感しました。
月香は最初、アイデアは自然と降りてくるものだと思っていました。ですが、この「IDEATION FACTORY」に参加して、アイディアは誰でも生み出せるものなんだと知ることができました。他学年・他学部の方々とは普段は全く関わりがないので、色々な話を聞けるいい機会になりました。
経営学部実践センター・経営学部学生団体シェアスタホームページはこちらから!
https://kmstaff2020mwu.wixsite.com/sharedstudiosstaff
いかがでしたか?
アイデア発想についてみなさんにも知ってもらえたらうれしいです!!
少しでも興味が出てきた人は来年、ぜひ参加してみてください!!