国際的な建築家を目指して、大学院建築学専攻1年の11人がトルコで海外実習をしています。
2010/10/01
大学院建築学専攻修士課程1年11人が、授業「建築設計実務I」の一環としてトルコを訪れています。9月23日から10月9日までの17日間、本学の協定校・バフチェシヒル大学と連携したプログラムの下、保存修復関連の実務訓練を行っています。大学院生は、世界遺産であるイスタンブール歴史地区で建築物をスケッチしたり=写真右=、伝統的な装飾品の修復現場を見学したりし=写真左=、生活や文化などに深い洞察力を養っています。
実習7日となる9月30日には、イスタンブール市近郊のガラスアトリエを訪れました。アトリエの職人たちから指導を受けながら、ふきガラスやガラス細工を制作しました。その後、トルコの伝統的なふきガラスである「チェシュミ・ブルブル」と呼ばれる花瓶などのガラス製品を見学しました。
「6年制の欧米型建築家教育」を実践し、6年一貫の大学院JABEEや「世界建築家教育基準」に適合する教育をしている建築学科では、グローバルで国際的な活躍ができる建築家を育成するため、このトルコでの実習を実施しています。建築学科HPでは、現地から届いた実習の様子を随時公開していますので、ぜひご覧ください。