「健康科学連携教育フォーラム」で、健康・スポーツ科学科、食物栄養学科、健康生命薬科学科の1年生が“健康”について学びました。
2010/09/15
「健康科学連携教育フォーラム」が9月15日、中央キャンパスの公江記念講堂で開かれ、文学部健康・スポーツ科学科、生活環境学部食物栄養学科、薬学部健康生命薬科学科の1年生約430人が出席しました=写真=。
本学では「健康」を共通のキーワードとする3つの学部・学科(文学部健康・スポーツ科学科、生活環境学部食物栄養学科、薬学部健康生命薬科学科)が連携して健康科学教育に取り組み、「3学部連携教育プログラム」を展開しています。フォーラムはそのプログラムの一環として実施されました。
フォーラムの初めに、糸魚川直祐学長が「自分の専門分野をまず大切にし、その上で他分野にも興味を持ってください」とあいさつしました。
続いて、3人の卒業生が「私の職業基盤としての健康科学」と題して講演しました。明和病院のリハビリテーション科に勤務する三宅典子さん(1978年教育学科体育専攻卒)は「大学時代は体を動かすのが好きで、陸上競技部に所属していました。今は糖尿病の患者さんに運動療法を指導しています。皆さんは若いときから健康を考えてください」と呼び掛けました。学校栄養士として大阪市の公立小学校に勤務する小迫早紀さん(2006年食物栄養学科卒)は「学生のときは臨床栄養学を専攻していました。小学校に勤め、児童やその保護者に食の大切さを伝えています」と話しました。近畿大学薬学部講師の井上知美さん(1998年薬学部卒)は「学生時代はよく勉強しました。半年前まで病院の救急部門で薬剤師として働いていて、救急救命の重要性を語ってきました」と話しました。
最後に座長を務めた田代操教授(食物栄養学科長)が「卒業生3人の方から貴重なお話をいただきました。これから学業を続けていく中で、今日の話が刺激になればと思います」とアドバイスしました。