近隣に住む高齢者の食生活を改善するため、食物栄養学科と情報メディア学科の学生らが高齢者の身体計測を行いました。

　本学の高齢者栄養科学研究センターが主催する身体計測が10月4日、鳴尾公民館で行われ、近隣の高齢者約40人が参加しました。

　食物栄養学科や情報メディア学科の学生ら約30人がグループに分かれ、高齢者の身長、体重をはじめ、体脂肪や骨格筋量などを測定しました。また、1日の食事回数や食事時間、食欲、水分量など、自宅での食習慣についてのアンケートも実施しました。

　計測した結果は後日、参加者一人ひとりに知らせ、併せて食生活のアドバイスもします。

　福尾恵介センター長(食物栄養学科・教授)は「鳴尾公民館で身体計測を実施してから今年で5年目となります。この計測が、食生活の改善のきっかけになればうれしいです」と話しています。