「教員の資質能力の向上に係る基礎的調査」公募事業で、本学の実施計画が採択されました。文科省委託の調査プロジェクトが開始。
2010/10/07
文部科学省が全国の大学・教育委員会を対象に公募していた「教員の資質能力の向上に係る基礎的調査」に、本学教育学科が提出していた実施計画が採択されました。9月29日付けで文部科学省より採択の通知がありました。
今後、大阪府や西宮市の教育委員会等と連携して、小学校教員200人に対して調査を実施し、教職課程における教育内容の改善策とポスト「教職課程」(大学院)での内容・方法について提言をまとめます。
今回採択された実施計画では、①本学出身2年目教員40人②本学出身の中堅教員80人③教育大学等の教員養成系大学出身の中堅教員80人―の計200人の小学校教員を対象に調査をします。大きく分けて「教員に求められる『資質向上』に関する達成度」「現行教職課程の貢献度」「ポスト『教職課程』への期待度」の3項目について調査し、結果を分析、2011年3月に報告書を完成させる予定です。
文部科学省は、教員養成課程の充実など教員の資質向上方策の抜本的な見直しに着手。優れた教員を確保するためにどのような方法があるかを分析しており、今回の調査結果もそれに役立てられます。