臨床教育学専攻博士後期課程の平岡昌樹さんが、教育系出版社の論文コンテストで奨励賞を受賞しました。
2011/01/27
大学院臨床教育学専攻博士後期課程3年の平岡昌樹さんの論文「特別支援学校のセンター的役割の充実を目指して」が、学事出版株式会社の論文コンテスト「第8回学事出版教育文化賞」で奨励賞を受賞しました。表彰式は1月20日、東京都内のホテルで行われました=写真は受賞後、関係者を前に挨拶する平岡さん=。
平岡さんは、大阪市立平野特別支援学校に勤務する現役の教諭。2008年に本学大学院臨床教育学研究科に入学し、友田泰正教授(教育研究所長・文学部長)の指導を受けながら研究に励んでいます。今回の受賞論文「特別支援学校のセンター的役割の充実を目指して」は、勤務校で実施してきた夏期公開講座についての内容です。この公開講座は、小中学校などの教員や校内で急増する若手教職員の障害児教育に関する専門性を高めることなどを目的に2008年度から開講されています。この講座を「特別支援学校のセンター的機能」の一貫として位置づけ、講座の実践報告を論文としてまとめました。
平岡さんは受賞を受けて「勤務校の教職員をはじめとする皆さんに感謝するとともに、恩師である友田泰正先生に受賞の報告ができるのが何よりの喜びです」と話しています。
本学大学院は男女共学。2010年度も平岡さんをはじめ約15人の男子大学院生が在籍し、研究に取り組んでいます。