附属中学・高校の卒業生で宝塚歌劇団花組トップスターの蘭寿とむさんが、武庫川学院を表敬訪問し、大河原学院長らと懇談しました。
2011/05/07
本学附属中学校・高等学校の卒業生で、先月25日に宝塚歌劇団花組トップスターに就任した蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)さん=写真左=が5月7日午前、武庫川学院の本部を表敬訪問し、大河原量学院長や上田武久校長、担任だった藤原邦彦教諭らと学院生活の思い出や公演の内容について懇談しました=写真右=。蘭寿さんは6月24日(金)から7月25日(月)まで、宝塚大劇場で上演されるミュージカル「ファントム」に主演します。
蘭寿さんは学院訪問に先立ち、附属中学・高校の全校朝礼に出席。約2300人の生徒を前に「久々に母校に来ることができてうれしいです。私の頃と変わらなく、大変懐かしく思いました。みなさんも学校生活を大いに楽しみ、チャレンジし、多くのことを学んでください」とあいさつしました。後輩にあたる創作ダンス部長の佐々木詩織さんは「活躍されている姿に勇気をいただきました。蘭寿さんを目標にもっともっと努力していきます」と花束を贈呈しました。
その後、学院本部を訪れた蘭寿さんは大河原学院長に「武庫川学院で過ごした6年間で身に付いた礼儀やマナーが今に生きています」などと話しました。大河原院長は「トップスター就任おめでとうございます。がんばってください」と本学院出身の宝塚スターを激励しました。
蘭寿さんは西宮市の出身で、武庫川中学校(現・武庫川女子大学附属中学校)に入学。中学・高校の6年間を通して創作ダンス部に所属し、部長を務めるなど中心メンバーとして活躍しました。卒業後は宝塚音楽学校に入学、1996年に初舞台を踏んだ後、花組に配属され、2006年に宙組に異動。本年再び花組に異動し、トップスターに就任しました。