資料館の秋季展「共感のちから 無名のちから」が始まりました。明治・大正・昭和の手芸品約300点を展示。12月2日まで開催されます。
2011/10/19
武庫川女子大学資料館の秋季展『共感のちから 無名のちから』が10月19日から始まりました。明治から昭和にかけて生きた人々の手芸品を中心に約300点を展示、無名の手芸品に込められた夢や感性を探ります。
12月2日(金)まで連日(日祝日を除く)午前10時40分から午後4時40分まで開催され、入場は無料。会期中は、専門家を招いてのシンポジウムやミュージアム・トークも開催されます。
今回の展覧会では、手芸用品の老舗・クロバー株式会社(大阪市)の協力を得て、同社が所有する手芸用品・道具約100点を展示。昭和20年代に同社が販売していたレース糸やボビンなどの小物をはじめ、定番の裁縫セットなどが並んでいます=写真左=。
ほかにも、各種作品展で入選している編み物工芸家・山口比呂氏の作品=写真中=や、学生が実習授業で制作した作品も数多く展示され、盛りだくさんの内容です。
初日の19日は午前から学生らが訪れ、展示品に興味深そうに見入っていました=写真右=。