「戦略的大学連携支援事業」教育プログラムの修了証書授与式が行われ、本学の学生ら109人に修了証書が贈られました。

　本学が代表校となって、関西の特色ある5大学が連携して高度な人材育成のためのプログラムを開発する「戦略的大学連携支援事業　広域大学連携による『臨床医工学・情報学』高度人材育成システムの構築」で、平成23年度に実施した4つの教育プログラムが終了し、3月1日に本学で受講学生に修了証書が手渡されました=写真左=。修了証書を受け取ったのは、5大学の学生109人で、うち70人は本学の学生でした。

　式辞では、本学の糸魚川直祐・学長が「修了おめでとうございます。先進的な人材育成である、このプログラムで、皆さんは幅広い視野と先見性を育み、学生間・および大学間の交流に励まれました。この場で得た、勉学・研究、学生同士の相互交流の成果を今後の学習活動に生かしてください」と修了生を激励しました。

　修了証書授与式に続いて、卒業生と修了生の交流会が行われ=写真中=、「リベラルアーツ教育プログラム」「社会教育プログラム」「プレプロフェッショナル教育プログラム」「理系女性人材育成プログラム」の4つの分野の教育プログラムの修了生から成果報告がありました。「理系女性人材プログラム」を修了した三浦千佳さん=写真右の左から3番目=は「繰り返し行われるグループディスカッションを通じて、議論を収束するためには、その場の状況に合わせて場をしきる能力が必要だと気付きました。以前に比べて、さまざまな意見を聞き、まとめることができるようになったと思います。今後は、他分野の方と意見を交わす機会に積極的に参加していきたいです」と話しました。卒業生からは「この場で培った力は、これからきっと役に立ちます。頑張ってください」と励ましのメッセージが送られました。