同窓会「鳴松会」の東北支部総会が福島で開催。東北出身の在学生がビデオレターで母校の今を卒業生に伝えました。
2012/07/12
武庫川学院の同窓会「鳴松(めいしょう)会」の東北支部総会が7月7日、福島県北塩原村の裏磐梯猫魔ホテルで開かれ、東北在住の卒業生16人が集いました。大学本部から糸魚川直祐学長や、上田武久附属中高校長らが駆けつけ、旧交を温めました。
現在、東北地区には121人の会員がいます。毎年、東北6県が持ち回りで東北支部総会を開催、今年は福島県が当番でした。
原発事故による放射能汚染が報じられていますが、福島在住会員の「皆さんに美しい福島を見てほしい」という思いから、日本百名山の一つ・磐梯山の麓にたたずむ同ホテルが会場に選ばれました。福島県在住のある卒業生は、放射線を測定する線量計を持って総会に参加しました。
会場では、在学生からのビデオレターが放映されました。ビデオレターには福島県に実家があり、仙台の高校を卒業した渡邉翠さん(英語文化学科1年)が出演。現在の学院の様子をニュースキャスター風にリポートしました。ビデオの最後には、東北出身学生の集合写真も放映され=写真右はビデオレターの1シーン=、卒業生たちは懐かしい母校の様子に見入っていました=写真左=。
卒業生たちは「母校の『強さ』を感じました」「東北を応援していただき、ありがたい気持ちでいっぱいです」などと話していました。